[糸井]
おたくにご飯を食べにいくメンバーは、みんなぼくは好きだなぁ。
[清水]
ほんとですか?
[糸井]
うん。
[飯島]
どんどんつくっては、ざぁーって、なくなりそうですね。
[清水]
うん。
すごく気持ちいいです。
だから、わたしもつくっててストレス解消になります。
大量につくると気持ちいいんです。
[糸井]
ふーん。
[飯島]
ちょっとした給食のおばちゃんみたいな?
[清水]
そんな感じ。
ただね、そのとき痛感したんだけど、ほめてくれると、ものすごくいい人になって、おもしろい言葉がぜんぜん出てこない!
[一同]
(笑)
[清水]
なんか、笑わせよう‥‥と思いつつ、ありがとうございます、みたいな。
[糸井]
やっぱり悪意だったんだ。
[清水]
ってことは(笑)!
[糸井]
「おもしろ」っていうのは、ちょっとまた、ヘンな場所にある雑物だよね。
[清水]
そうですね。
うんうん。
だから、すごくおもしろい家庭ってありえないと思うし、あったらやっぱりヘンですよね、ほんとはね。
[糸井]
ああー。
落語家のうちとか、すごくむっすりしてるらしいもんね。
うちでは一言もしゃべんないとかね。
[清水]
わかる、わかる。
[糸井]
清水さんがいい人になると、商売あがったりなんですか。
[清水]
うん、ぜんぜん。
だから褒めると、番組中でもそうですよ。
「今日若いですね」とか言われるとなんか、ちょっとこう‥‥上目づかいしてるぞ(笑)。
[糸井]
っていうことはさ、芸人同士がちょっとからかいあってるのは、ブルペンでこう投げてるみたいなもんなんだ。
[清水]
そうです、そうです。
[糸井]
いいね、似合わなくて、みたいな。
[清水]
そうそうそう。
そしたら、そんなことないわよ、って言えるんですけど、やっぱり褒められると人間ちっちゃくなるから。
(つづきます)
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