家庭料理ってそうじゃないですか。
これがないからつくれない、っていうのも、いやなので。
もしきのこがなかったら、たけのこでもとか、そんなふうに進化してほしいんです。
きっちりわたしの通りにやってください、って言うのは、なんとなく、ちょっと‥‥抵抗があるんです。
[糸井]
ものすごく丁寧だなと思ったのは、いなりずしの中に、
「わたしは桜の塩漬けを入れましたけど」。
[ばなな]
うん。
[糸井]
「かわりに、何々でもいいです」って、いくつも並べてた(笑)。
[ばなな]
「秋ならきのこを」って。
[糸井]
甘酢しょうがでも、ちりめん山椒でも、あさりの佃煮でもって。
[ほぼ日]
あれ、訊いていくと、きりがないんです、飯島さん。
[飯島]
そうです。
[糸井]
あそこまで書くとやっぱり、広がるよね。
(飯島さんはキッチンとテーブルを 行ったり来たりです。
そのわりに、ちゃんと参加してるなぁ。
次回に、つづきます!)
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