[星野]
「こんな音がするんだぁ」と、まずそれにビックリした。

[ほぼ日]
それは、出番ぎりぎりのことですか?

[星野]
もうね、一瞬で拭いて舞台に出ました。
パンツまではきかえて。

[ほぼ日]
はあーーー。

[星野]
ああいうとき、人間っていうのは、早く動けるものですねえ。
最高の合理性、最高の速度で処理。
まるで寝坊をした朝のように。

[ほぼ日]
すごい(笑)。
じゃあ相変わらず、はらよわで。

[星野]
そうですねえ。
だからぜひともハラマキをつくりたいと思ってます。

[ほぼ日]
ありがとうございます。
動機は十分ですね。
──ハマケンさんは?

[ハマケン]
ぼくはボーズさんがこの前言ってたことが、最近すごく理解できましたね。

[ほぼ日]
ええと、それは何についてでしょう?

[ハマケン]
ラッパーは、おなかを冷やすということ。



[ほぼ日]
ああ、はい、はい。

[ハマケン]
やっぱ、ぼくも年々、おしゃれに気を遣うようになってきたので、Tシャツをズボンに入れるのは何かちがうなと思って。

[星野]
ハマケンは別にどっちでもいいよ(笑)。
ボーズさんは変わってくるけど、ハマケンはシャツを入れようが出そうが変わんないでしょう。

[ハマケン]
いやいや。

[星野]
顔が魅力的だから。

[ほぼ日]
たしかに(笑)。

[星野]
みんな、顔を見るでしょう。

[ハマケン]
ちがう、ちがう。
おれもちゃんと、ヒップホップシーンに入っていきたいから。

[星野]
入っていきたいんだ(笑)。



[ハマケン]
入って行きたい。

[星野]
うーん‥‥入っていきたい気持ちはわかる(笑)。

[ハマケン]
わかるでしょ。

[星野]
まあ、わかるけどさ、
「シャツをズボンに入れるか入れないか」
っていうのは、ふつう中学生くらいで考えるよ?
今、気づいた?
今、思ったわけ?

[ハマケン]
そうそう。
最近、おしゃれデビューしてきたから。

[ほぼ日]
‥‥あの、おしゃれの話になってますが、おなかの具合はどうでしょうか?

[ハマケン]
あ、おなか、そうですね。
やっぱりシャツを出してると壊しやすいです。
けっこう自炊とかして健康的な食事なんですけど、冷えるとやっぱだめっすね。

[ほぼ日]
冷えはね、きついですよね。

[ハマケン]
だからやっぱり、ハラマキはいいです。

[ほぼ日]
ありがとうございます。
では、ぼちぼち本題に戻りましょう。
えー、あらためまして、今回はですね、はらよわのみなさんにほぼ日ハラマキのデザインを考えてもらおうと、そういう企画になります。

[星野]
男性向けのデザインでいいんですか?



[ほぼ日]
はい、基本的には。
でも、女性でも巻けるものにするのは自由です。
そこも含めてプロデュースしていただければ。

[星野]
なるほど。

[ほぼ日]
それでですね‥‥。
ん? あ、ちょっとすみません、タナカカツキさんからメールがきました。
(メールを開く)
‥‥‥‥こ、これは‥‥。

[星野]
なになに?

[ハマケン]
みせてみせて?

[ほぼ日]
今、こんな感じだそうです。

すいませ〜ん。
〈タナカカツキ〉


[一同]
わははははははは!!

(つづきまーす)


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