その97 (2004-05-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの祖母は、近所にできたディスカウント・ショップを、「デスカウント・ショップ」と、真顔で言っていた。確かに身近な問題だったんだろうけど、幾らなんでも、死を数えるのは、如何なもんかと思った僕でした。(ひよ)


うちの母に買物を頼まれリストを渡された。スーパーについてリストを見てみると‥‥「人肉」‥‥と書いてあった。?恐くなった。本人的にはニンニクだったらしい。?(のんちゃん)


妹が何気なく口ずさんだ、矢野顕子の『中央線』。「♪ぼくはハミガキやめて〜電車にとびこ〜む〜」中央線なだけに、怖いです。(マヨエ)


大学の仲間たちと真面目な討論をしていた時、話が込み入って場が混乱しだしたので「頭を切り替えよう」と言おうとして「頭を切り離そう!」と元気に言いまつがってしまいました。すかさず仲間が「ギロチン!?」などと突っ込んでくれました。(NANAKO)


ラーメン屋で、隣に座ったほろ酔いのサラリーマン3人が仕事について熱く語り合っていました。「‥‥だからそれは、暗黒の了解がさあ」「暗黒」の了解って、「暗黙」の了解よりなんか深そう。(洋犬)


テレビで狂言師の野村萬斎さんのドキュメント番組を見ていたときのこと、舞台の後方に、特段の動きも発声もしない人がいて、それを見た父が、「この人の役割は何だろう?」とつぶやいたところ、うちの母が、「黒幕よ、黒幕」と答えていました。狂言のことをよく知らない父は、「ふ〜ん、狂言って監督的な人があからさまに舞台に出ているものなんだ」と、納得していました。母は「黒子」と言いたかったのだと思うのですが‥‥。(takaっちー)


写真撮影用の暗幕を探していた後輩が、「どっかで黒幕みかけませんでした?!」と騒いでいた。間違ってはいないと思うけど、それじゃあ悪者みたいだよ‥‥。(ぎんざえもん)


友人の母の話。テレビを見ながら、「宗次郎のオカルトはいつ聞いても素敵ね〜」オカリナだよ。それじゃあ、稲川淳二みたいだよ。(たぬきち)


文化祭で私は友達と一緒に飲食店の会計をやっておりました。簡単に言えば皆が買出しした際にもらって来た領収証をまとめる役です。ある1枚の領収証にこう書かれていました。「○○高等学校様スプーン…¥150×4フォーク…¥150×4紙コップ…¥240×3血…¥230×3」血が3つも購入されておりました。(いつか)


ウチのオットは、言葉をいい加減に覚えている。「脳死体験したひとってこんなにいるんだね‥‥」脳死体験したらたいへんだよ。アナタの見ているテレビは「臨死体験者」のコーナー。(しなもん)


先日一緒にフリマに出店した友人からのネタ。朝からご主人と共に出店品を山ほどかかえてたら同じマンションのおば様に会った。「あら?なにごと?」「フリーマーケットに出すんです」その後、再び会ったときに「どうでした?ブラックマーケット」日ごろ冷静なご主人も腹を抱えて笑ったそうです。(みっちゃき)


ワタシが銀行で働いていた時の課長さんは、「暗証番号」の事を必ず「暗号番号」と言います。一瞬気付かないキワドイまつがいです。(小龍包)


「俺に早死にしねって言うのか〜!」「早死しろって言うのか」と「死ねって言うのか」が混ざったのね‥‥。(PINOCO)


「霊感」と言おうとして「れいきゃん」と言ってしまいその時してた怖い話が全然怖くなくなってしまいました。(小林)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる