その95 (2004-05-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場で商品のパンをポロッと床に落とした母は、同僚に「あっ」と言われて「見たことにして!」とお願いしたそうです。(だから見てます)


高校の入学式。隣の席の子とけっこう仲良くなって、お互いの家族のことをしゃべってました。「ねえ、兄弟いるの?」と聞かれたので、「うん、いとうとがいるよ」‥‥数秒の沈黙の後、「えっ、今ちょっと聞き取れなかったんだけど」と、再確認されました。(ジャスミン)


見知らぬ場所を散歩してたら息子が突然。「あ、前にも同じコトがあった気がする!ここ、お母さんと歩いたよ!」と。そこで落ち着いて一言。「それはね、じゅげむって言ってね‥‥」おお!「デジャヴ」だったー。(ナゲヤリ)


本屋で、ある雑誌を散々探したにも関わらず、全然見つからなかったので、諦めて他の本でも見ようと思ったそのときに、さっき見たばかりのコーナーにその雑誌を見つけた。そのとき友達は「おれらの目は、ぷすあな?」と。それは「ふしあな」では‥‥。(ぷり)


友達と3人で遊んでたとき、自分だけ会話についていけず「なんか俺おきものやん」のけ者と言いたかったのに置いていかれてる切なさを抑えきれませんでした。(6340)


実家に子連れで帰省したときのことです。父が、幼稚園児だった娘にむかって、「今、中年組かい?」と尋ねていました。(ちー)


昔大ブレイクして歌まで作られた「ウーパールーパー」を最近テレビで見かけて思い出した事。大ブレイクしてた頃のクイズ番組で「これはなんという生き物でしょう」と写真が出ました。父は声高らかに「ピープルパープルだ!!」と自信満々。正解発表後、やり場のない空気が漂い私達は無言‥‥。(ヒューストン)


私の父は3歳の孫娘に「おじいちゃん、おばけの歌うたって〜」と可愛くせがまれ「え?えーっと、おじいちゃんおばけの歌知らないんだけど‥‥えーっと、♪げ、げ、げげげのQたろう〜」と世にも奇妙なメロディーで歌っていました。お父さん、おばけがふたつ混ざってるって。(まみすけ)


デパートで買い物をしたら店員さんが「ビニールの袋にお入れしましょうか?それともナイロンの袋にお入れしますか?」「え???」違いがわからないまま「‥‥どちらでも」と答えると「まだ雨が止んでいないようですからビニールの袋にお入れしておきますね」とニッコリ。ナイロンよりビニールの方が雨に強いのか。知らんかった‥‥。(ナナ)


バイトをしていた17歳のとき、私は領収書の常識をよくしらなかったので、宛名を「上様で‥‥」と言われて、「中国の人なのかな‥‥?」と思っておもいっきし「ウェイ様」と書いてしまいました。(ふしぶしが痛い18歳)


僕は「ベリエ」という名のライブハウスで働いています。買い物をして領収書を書いてもらうときに、「デリエ」「ペリエ」などと書かれますが、シートベルト違反で警察に捕まったとき、違反キップに「ベイビー、イェー」と書かれた事があります。そっちのほうがかっこいい‥‥。(しょー5)


わたし謙三って名前なんですけど、同族会社の2代目なので、いつも名字ではなく、名前で呼ばれています。ある日、外注先からのファックスの宛先が「鎌三様」になっていたので、やんわり指摘したところ、次はしっかり「嫌三様」になっていました。(そんなにキライか)


私の名前は「トオル」なのですが、むかし、札幌行きの飛行機のチケットを買ったときのことです、チケットの名前のところになんだか違和感を感じてよくよく見てみると、「タオル」って書いてありました。しかたないので「タオル」という設定のまま飛行機に乗りました。ちょっと切なかったです。(とおる)


元同僚のコンさん。ファックスを送りたいという取引先に苗字の漢字を聞かれ「昆虫の昆です」その後送られてきたファックスには大きく「虫様」の文字が‥‥。(わたし)


猛(たけし)という名の漢字を電話で説明しようとしていた隣の課の課長は必死で、「猛獣(もうじゅう)の(じゅう)、です、」と「獣」を連呼していた。(う〜ぴょん)


会社の所在地を電話で説明しようとして、「紙屋町」を、「ペーパーの『紙』に八百屋の『や』です」と言いきってしまいました。当然背後からは、「どっちや」というツッコミが。新人OL時代のことでした。(Aikawa)


前に、私が夜中に急な激しい腹痛(結石だった‥‥)で救急車に運ばれたとき、付き添いとして一緒に救急車に乗り込んでくれた彼と救急隊員さんの会話。「患者さんのお名前は?」「丸山です」「どういう字ですか?」「普通の丸いに、ヤマ・タニの谷!」「え、まるや、さんですか?」「だからー!普通の丸に山谷の谷!」「だから、まるや、さんですね?!」「あー、もう、まるやま!丸に谷!!」おいおい、おちつけよ‥‥。こらえきれずに、もがき苦しみながらも救急隊員さんの手元から紙を奪い取って自分で書きました。(丸山)

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