その40 (2004-03-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の父はスヌーピーのことを「スニーピー」と言いました。いまだに父は「スニーピー」と言っています。(人間)


友達が「かわいいイヌーピーの便箋でお手紙ありがとう」と返事をくれた。(みつえもん)


友達のテニススクール仲間で、ご主人の転勤で20年ぶりに帰国した奥様。当然、日本語がゆるくなって帰国。先日テニスの後、ランチをしていて「夕べ、テニスのドラマ見たのよ、え〜と、え〜と、あ、『コートに入れ!!』だっけ?」その話を母にして笑っていたら、「あはは、『エースに任せろ!』よねぇ」と母。一人称にしてるし‥‥。(みーすけ)


父を交えて、友人とご飯を食べていた時のこと。ウケないギャグを言った後、父がこう一言。「いや〜、こんな親父ギャル、おもしろくないよね」(りょー)


私の母は、クロネコヤマトのことを「あそこ‥‥あそこ‥‥とらねこたぬきに行きたい」と、言いました。どうしたらそんなに言いまつがいができるのか不思議でたまりません。(ちゅん)


雑誌編集の仕事場で、以前バイトの子が大量のコピー中、編集長が「1枚だけ先にとらせて」と来ました。その子は緊張からか「いいですよ」と「どうぞ、どうぞ」を混ぜてしまって「いいぞ、いいぞ!」と言ってしまい、お互い笑ってました。(はしお)


セミナーの報告書を作るために残業していました。「‥‥ということである。」と入力中に、上司が「悪いけど先に帰るね」と言ったので、つい「お疲れ様である!」と言ってしまいました。(まき)


仕事が暇な時期に、「あー。体動かすおケイコでも始めようかな〜」とインターネットで「ダンス」を検索中に電話が。思いっきり「はい、ジャズダンスです!」って言って出ちゃいました。そのあとのことは覚えてないです。(よしこ)


スーパーのレジで一万円を出したら、「一万円ござります」と言われた。私は吹き出しそうだったが、おばさんは平気な顔をしてお釣りをくれた。(ゆうこ)


昨日、お店にきたおじいちゃまの集団が酔っておっきな声で叫んだ。「あそこのすし屋はバーベキュー方式なんだ。だからなんでも食えるんだよ」「そうそうバーベキューは楽だよな。量も食べたい分だし‥‥」思わず「バイキングだぞ!!」と心の中で突っ込みながら笑って接客しました。(昼下がりの日本酒)


お互いの職場の様子について友だちと語り合っていたとき、彼女は窓のところによく掛かっているものの名前が咄嗟に出てこなかったらしく、「あの、シャーッ、シャーッて、ほら、あの‥‥シャレード?」と言った。むろん「ブラインド」と言いたかったのだろうが「ド」しか合っていなかった。(煮豆)


古代遺跡もののテレビ番組を見ていた時。父が自慢げに言った。「昔は粘土板とかピクルスに字を書いてたんだよな」どうやらパピルスと言いたかったらしい。父よ、キュウリに字は書けないと思うぞ。(一切れでご飯2杯)


高校の推薦入試を控えて、面接試験の練習が行なわれた。本番さながらの緊張感の中、試験官役の先生がした質問は「最近ほんだよんは?」(今、ほみたいのは『言いまつがい』)


高校生の頃、部活からの帰り道。友達と人生について熱く語っていました。別れ際、私は気合が入りすぎていたのか、「私、ガル!」‥‥ガンバル!と言いたかったのに鼻息荒過ぎたせいか、短くし過ぎちゃいました。(優優)

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