その1691 (2008-10-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


そのむかし出張でアメリカへ行ったときのことです。サンキュウと言われて返す言葉なんですが「ユーアーウェルカム」と「ノープロブレム」が混乱して「ユーアープロブレム」と言ってしまって、現地人と爆笑になりました。ユーモアのあるアメリカ人でよかった!(ひま太郎)


英検の面接で言いまつがえました。終わりに面接官が「Thankyou.」って言ったとき、私も「Thankyou.」と言わなきゃいけないのに、「You'rewelcome.」(どういたしまして)と言ってしまいました。自分が面接してもらったのにそんなこと言ってどうする。(英検2級はステータス?)


アメリカに住んでます。定期健診のため病院に行き、採血した時のことです。番号を呼ばれて検査室の中に入り、椅子に座ると、本人確認のため、生年月日を言うように言われました。朝食ぬきで、頭がかなりぼ〜っとしていた私は、「1969年(ナインティーンシックスティナイン)X月X日」と言おうとして、「1699年(シックスティーンナインティナイン)X月X日」と言ってしまい、「とっても若く見えるねっ!」と検査技師の兄ちゃんに大笑いされました。1699年って‥‥ざっと300歳越えてるし‥‥。(300歳で定期健診を受けた女)


中学1年の英語の授業中。先生が絵の描いてあるカードを見せながら「Whatisthis?」と質問し、席順にどんどん答えていく、というのをやっていました。自分の番に何の絵が出るか分からないし、だんだんテンポアップしてくるしで、みんなドキドキしていたのです。そして順番は、内気なMちゃんに。出た絵は「牛」。あせったためか、Mちゃんはいつになく力強くハッキリ大きな声で「イッツ・ア・モウ!」と。20年以上たった今でも、牛を見るとこのかわいい答えを思い出してニンマリしています。(ちょび吉)


以前、外資系の会社で営業事務として勤めていた時のことです。外資系ということもあり、ごく稀に海外から電話がかかってくることがありました。その日も、隣で電話を取った同僚が困り果て、その電話が、たらいまわし状態に。辛うじてリスニング出来る程度の英語力しかない私でしたが、仕方なく出ることにしました。電話の向こうで流暢にしゃべる外人さんは、どうやらうちの部署のボスに連絡が取りたいとのこと。拙い英語で、ボスは不在であり、連絡先も教えられない旨を伝えると、相手は了解してくれました。ホッとして、気が緩んだのでしょう。相手が「Thankyou.(ありがとう)」と言ったのに対し、自信たっぷりに「No,Thankyou!(結構です!)と言ってしまいました‥‥。本当は「You'rewelcome.(どういたしまして)」って返したかったのに。でもニュアンスは伝わったよね‥‥?(英語恐怖症)


ロンドンに住んでいた名古屋出身の方の話です。彼が赴任後初めてロンドンの地下鉄に乗ったとき、電車が近づくと同時に「満員だぎゃあ」というアナウンスがありました。実際電車は満員でした。彼は「ロンドンでは、日本語で、しかも名古屋弁で、アナウンスしてくれるんだ」と感心しました。しかしその後何度地下鉄に乗っても「満員だぎゃあ」が繰り返されるし、時には満員でなくてもアナウンスされるので、数ヶ月経って知り合いの日本人に「どうして地下鉄では満員のアナウンスが日本語で流れるのでしょう?」と質問して大笑いされたそうです。「満員だぎゃあ」と聞こえたのは、「mindthegap」(ホームと電車の隙間にご注意)だったのです。(よしくに)


韓国出身の同僚と話していた時のことです。私「3年前に韓国に旅行したんだよ」同僚「そうなんだ。韓国の中でどこに行ったの?」私「ソウルに、春川(チュンチョン)に、竜平(ヨンピョン)」そう言おうとして、「ソウルに、春川(チュンチョン)に、平壌!(ピョンヤン)」と。うっかり一線を越えてしまいました。(ポラリス)

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