その159 (2004-07-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


4歳の孫が遠く離れたごみ箱へ紙くずを投げ、見事に入りました。それを見ていた祖母、手をたたきながら「スットラ〜イキ!」(Keeko)


最近会社でパソコンを使い始めた父。「お父さんの使ってるパソコンってノート型?」と聞くと、「いや、タンクトップ」と答えました。(kuwa)


親友と遊んだときです。「トランプやろうよ!」と言うのですが、私はあまり色々な遊び方を知らないのでこう話し掛けました。「ねえ、何かいい遊び方知ってる?私ネコババぐらいしか知らなくて」‥‥言ってから、なんだか違うことに気付きました。ネコババじゃないです。ババ抜きです。(Na2)


明日は月末日だから残業がある、夕飯は申し訳ないけどレトルトのカレーかパスタでいいか、とダンナに聞こうと思い、「レンタルのカレーかパスタでいい?」と聞いてしまった。(友子)


私の会社の先輩がお菓子のおまけを集めていて、そのおまけを見た私は「レトロな感じですね」と言いたかったのですが、「レトルトな感じですね」と間違って言ってしまい、大爆笑。恥ずかしかった〜。(emi)


若いオンナノコたちがはしゃいでいました。「あ、その傘おニュー!」「うん!でもちょっとハデかな」「そんなことないよ!ちょっとレトルトなカンジ?」それはレトロではないでしょうか。レトルト気分で大正マロンを満喫。(なぼちん)


私が高校生の頃、友達が言いました。「野球のチームに、おもしろい名前のがあるよね、えーとえーと、なんだっけ、そうだ、ヨーグルト!」それを言うなら「ヤクルト」でしょ。(クラムボン)


私の母は、使い捨てカメラ「写ルンです」を買おうとコンビニへ行き、「捨てるんです、下さい」と言っていました。本人は、言いまつがいだとは思っていません。(shizuko)


バイトをしていた時。考え事をしながら、レジを打っていたら‥‥。「お会計645円だと思います」と無意識に言っていたおいら。そんなあやふやでいいのか会計。(和吉)


以前うちの父はすべてのアイスキャンディのことを「うまか棒」と言っていました(プリキ)


うちの母は「ギョウザ」を「クッキー」と言いまつがえました。(バード☆マン)


包装紙を買いに来てくれたお客様ラッピングのことを「トッピング」と言っていました。旦那さんのツッコミもなしでした。(はるか)


言いまつがいをした友達をしつこくからかっていたらその友達が「あしあげばっかりとって!」っとのたまいました。もちろんさらにしつこく「あげあし」をとってあげました。(びーたん)


「3LDKのLDKってなんのこと?」と友人に問題を出され、「リビング・台所・キッチン」と答えた私。「台所2つあるじゃん!」って確かに‥‥。(まつを)


2本の大きな永久歯が生えてきて他の歯より目立つ孫を見て、母がしみじみ。「2本だけ大きくってバービーみたいね」母さん、そんなバービー売れません。(ましい)


編集のHさんは、とある店の店長代理を務める人物を取材した後に、こう言った。「あの方は、店長の二の腕なんでしょうね」それだと、なんか足手まといな人みたいじゃん。(同行したSさん)


私が通っていた中学校は整髪料が一切禁止でした。それでも休み時間にジェルで前髪を立ち上げていたら担任が教室に入ってきました。「整髪料使っちゃダメでしょ。」「使ってませーん」「匂いがするよ」「無修正やもん!」無香料と言いたかったんですが言えたら言えたで頭弱いと思う。(タガ)


田舎から東京に出てきて一人暮しをしています。実家に久しぶりに電話をした時人のいいおばあちゃんが心配で「あるある詐欺に気を付けてね」って言っちゃいました。一体何があるんだか。(たけこ)


以前、職場の先輩とシチューの残りをどうすればおいしく食べられるか話していた時「ドリアが簡単でいいよね」と話がまとまった。私「チーズのっけてねー」先輩「そうそう、あとパン粉ちらつかせてー」ちらつかせて何を興奮させるんだろう。(うたえもん)


ある日のこと、父が一言。「最近は宝くじもいろいろあるよな〜、この前ミニトロやってみたんだけど、ああいうのはお前たちのほうが得意かもな」おいしそうです。(いっちー)


昔、主人にご馳走してもらったシャンパンの事を言いたくて、「あれ、美味しかったなぁ、ボン・ジョビみたいなやつ」としか言えなかった。ドンペリが思い出せなかったんだよ〜。(あひる3)


私の友達は大学生の頃、私に言った。「これが三好だよねぇ〜」「それって誰?」という私に、友達は「誰じゃなくてぇ〜、これがみよし!って言うでしょ?」それってもしかして‥‥これみよがしでは。(ぽち)


昔、ワンレンボディコンハイレグが流行っていた時代に義理の兄さんは「今日プールにワンレグがおったでえ」と言ってました。鶴か!っちゅうねん。(ナオミ)


ショッピングの話題に花を咲かせていた時、友人が発した言葉。「それってさー、かなりおてがろんだよね!!」「お手頃」?「お手軽」?「テンガロン」?(satoe)


学生の時、クラスメイトが「平将門」を「へいしょうもん」と読み、「us」を「ウス」と読みました。(kita)


ある部会でのこと元々漢字が苦手な部長は文章を読み上げている際に「虎視眈々と(こしたんたんと)」を「こしたんちんと」と呼んだらしい。「なぜ耽(たん)は読めたのに次はたんと読めなかったのだ!」と部員達は心の中で突っ込んでいたそうです。(ムキュ)


私のいとこのYちゃんは「小僧寿し」の看板を見て「こにくらずし」と読み上げました。なんか可愛いので許す。(猫丸)


女学生になりたての夏。天花粉を買いに行った化粧品店で少し気取って「ベーキングパウダーください」と言ってしまった。(ねーこ)


友だちのMちゃんは、すこしぽっちゃり気味で気前と面倒見がいい女の子です。あるとき仲良し6人で旅行に行った時もみんなにおやつを大盤振る舞いしてくれました。「うわあ、ありがとう」とみんながお礼を言うなか、細身美人で評判のJちゃんが、にこやかに「ほんとにMちゃんって恰幅がいいよねえ!」‥‥一瞬笑顔のまま固まった私達、ええっと、「ふとっぱら」かな‥‥。Mちゃん、言いまつがいとわかっちゃいてもすこしだけオカンムリでした。(加藤)


母は夜よく眠れなかったらしく、睡眠不足でドロドロになりながら、「あぁ〜早く眠い!」とつぶやきました。眠すぎて変なテンションになってる母よ、早く寝なさい。(まじぽ)


家族で出かける予定があった日のこと。朝から家事に忙しい母は、モタモタとしてなかなか用意しない兄に「早く洗濯物出して、パジャマを着替えて、歯も磨いて、準備しなさい」と言いたかったらしいのだが、口から出てきたのは「早くパンツ磨きなさい!」(ペリーニョ)


友達に「『言いまつがい』っていうおもしろいのがあってさぁ〜」と説明をしていたら、「それなら、私もあるよ!」って言うので聞いてみたら、「ビーフコーンってあるじゃん?」‥‥ん?何?聞いたことないけどそういうものがあるのかと思って聞いていたら、「あっ、違う、コーンビーフだ!」‥‥まだ違うような。「もしかして、コンビーフのこと?」と言うと、「そうそう、それ言えないんだよね、コンブビーフ」まだ間違ってるし‥‥。(ゆみぞう)


ウチの父は「カタカナに弱い世代」です。ワタシも長年のつきあいで彼が何を言いまつがっているのか、すぐにわかります。「冷蔵庫にキールリーあるよ」(キウイね)「スキップのケンゴ」(SMAPのシンゴか)「ズボンのジステンパー」(サスペンダーだ)でも「アメリカのみかん」という発言がグレープフルーツを意味するとはさすがの私もわかりませんでした‥‥。(リョ―コ)


私は彼と一緒に暮らしていて、オナラも平気でしちゃえるような仲です。でも一応謝ろうと「おならしてごめん」と言うつもりが、「おめん」とかなりの省略形になってしまいました。(ひろみん)

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