その152 (2004-07-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友達に「私は京女になる!」と断言していました。そこで、なにか京言葉を言おうと思って、「京女どぇす」と言ってしまいました。「どすえ」なのに‥‥。(caba)


学校を卒業して小さな会社で働き始めた頃の話。電話の受け取りからお茶、事務まですべてをこなしていました。電話を受ける時は、とても長い会社名を毎回言わなければいけなかったのですが、そのことばかりに気持ちがとらわれていて、「○○社長はいらっしゃいますか?」という質問に対して、「はい、いるでござる!」と思いっきり言ってしまった思い出があります。はずかしかったぁ!(あさ)


友達と話していたとき、ナイスバディだと言おうとして「それはもう、キュッ、ボン、キュッって感じだね」と言ってしまいました。ハンプティダンプティですか‥‥?(RUN)


母と喋っていたら「もう本当にその日は疲れちゃって、ドタンバタン、ピュ―よ」と言った。「バタンキュー」と言いたかったらしい。お母さん、「ピュー」ってなんですか。(ペリーニョ)


息子と2人でファミレスに行ったときのこと。それぞれメニューを見ながら、息子が一言。「ここのハンバーグっておもしろい?」う〜ん。おいしいとは思うんだけど、おもしろいかどうかまでは母にはわからない。(ずみっとさん)


ものすごーくよくしゃべるタレントさんが2人共演した番組を見た後。夫「よくしゃべるキャラがかぶるとお互いなんとか相手を喰ってやれ!とゆー主導権争いがスゴイよねー」私「なんかもう、ヘビとマングースだよねー」言ってから自分で気づきました。そりゃヘビが負け。せめて毒を。(なぼちん)


あれはまだ初々しさの残る、思春期真っ只中の中学生の頃。学級新聞を作るために、男女2人ずつで放課後に作業していたときのこと。ふと日付がわからなくなった私は「今日何日だっけ、九日(ここのか)?」と訊こうとして、「今日何日だっけ、ここのケ?」一瞬、みんなの手が止まった‥‥。(ぴない)


友達の家にはじめて遊びに行きやや緊張していた時の事。その友達のお母さんに「うち、ちらかってるでしょう?」と聞かれた僕は「とんでもない、とてもきれいです」と言おうとして「はい!とんでもなく!」と答えてしまいました。笑顔だった友達のお母さんの表情が一変したのは言うまでもありません。(圭)


お酒を底なしに飲み、体型もビア樽のようにご立派な先輩に対し、「先輩、ほんとザルですね」と言いたかったろうに、「先輩、ほんとタルですね〜」としみじみ言ってしまった友人。(Tomoko)


昔、お酒が全く飲めない友人に「○○ちゃんってザコなんだ〜」と言ってしまいました。下戸って言いたかったの。ごめんなさい。(めぐみ)


入社まもない新人のころ、同じ系列会社から内線電話でかかってくる電話の声がよく聞こえない。なんど名前をたずねても、とても聞き取りにくい。相手に失礼のないように、丁寧に応対したい!「すみません、お耳が遠いようですけれども‥‥」(しづ)


高校の化学の時間のこと。教科書音読をあてられた友人は、一生懸命はきはきと読みました。「物質をつくる元になるものは、がんそで‥‥」確かに元祖っちゃー元祖だけどね。(そんな彼女は今は内科医)


かわいい子犬を見て、私の友人が「でも、チャウチャウって実はモウドウなんだよね」チャウチャウは盲導犬ではないはずだから、あ、獰猛、かー。(はたらくいぬ)


母とふたりで、どんな服が一番女らしいかを話しあってたとき。「ロングスカート」という私の主張に、興奮してきた母が、「スカいみじかートもいい!」と。‥‥それを言うなら短いスカートでは?(haruka)


病院で仕事をしていて。「カルテ拝見しまーす」と言おうとして「ハル‥‥」と始めてしまい、アタマの中は「しまった、このままでは逆転現象だ!止めなきゃ!やり直し!」と思っているのに口はしっかり「ハルテ会見しまーす」と言いきっておりました。逆転現象は取り返しがつかない、ということを学びました。(なぼちん)


私が高校の時、担任のY先生はつい「すまん!ごめん!みんなに言い忘れてた!」のことを「ごまん!すめん!いんなにみい忘れてた!」と言った。(優)

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