その102 (2004-05-26)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


忘れっぽく、3つ以上の用事は覚えていられない母。ある日、外出の際に必要なものをちゃんと持ってきたので自ら一言。「私にしちゃ、おできでしょ」「上出来」のことだと思います。(カルシウム)


丸ビルのエレベーターでのこと。若いコのグループが乗ってきて「お腹空いたね、でも、こんな高い店で食べたら着ぐるみはがされちゃうよ」と言った。苦しかったけど、こらえた。(y)


私の友人(男)は同じ職場の女の子と付き合っています。先日、彼女のほうに異動辞令が出て、遠くの部署に移る事になったそうです。悩む彼女に、友人は思い切ってプロポーズすることにしたそうです。しかし、いざとなるとすごく緊張してしまい、「結婚してください!」と言うところを、「結婚してきてください!」とまるで突き放すような言葉を勢いよく言ってしまい、彼女に泣かれそうになったそうです。(この秋無事挙式予定)


中学の時、友達の委員長は日頃がんばっているみんなにごほうびのつもりで「今日はみんなでバドミントンをやりたいと思いたい!」と言って大爆笑された。(みんと)


先日、母がドラマのタイトルを思い出そうとして、「ほら、ほら、あのー、トヨエツが出てた‥‥『愛してくれと言ってくれ』!」と。要求を要求!?複雑なドラマだなー。(しー)


カフェでのバイト中、「アイスカフェテラスください」惜しいけど、なんのことかさっぱりわからない。(hara)


友人Sは、電動ハブラシのことを「全自動ハブラシ」と言っていました。あったら便利そうだけど‥‥。(ゆしば)


独特の言い回しと数々の迷言で有名だった、高校の英語のS先生。前置詞の穴埋め問題に苦労する友人に、2択のチャンスを与えてくれました。「ofかonか、五分の一の確率だ!」五分五分と二分の一が混ざってしまったんですね。(くらだし)


小学生の時の担任の先生は「校長先生に突撃インタビュー」と言うべきところで「校長先生に激突インタビュー」とおっしゃいました。(ジェイド)


ある日母が夕飯の支度をしながら五輪真弓さんの『恋人よ』を口ずさんでいた。「♪そして一言〜その笑い話は冗談だよと笑って欲しい〜」笑い話は冗談、ある意味まつがっていない。正解は「別れ話」。(ぽち太)


キッチンで洗い物をしながら鼻歌で『別れても好きな人』を歌ってたら、やってしまいました。「♪恋人同士にかえって、グラス片付けた〜」だって、グラス片付けてたんだもん。(ミチのトモ)


ある日、ご機嫌な彼女の歌声が風呂場から聞こえてきました。「♪またたび担いだ〜金太郎〜」と。いやいや、またたびは担がんやろ。(和貴)


私のいとこの女の子がまだ3才ぐらいのころ、「ぼくらのクラブのリーダーは〜♪ミッキーマウス・ミッキーマウス・ミッキー・ミッキーマウス♪」というミッキーマウス・マーチをいったいどこをどうまつがえたのかわからないのですが、「ぼくらのぐりぐり冷えだんご〜♪ミッキーマウス・ミッキーマウス・ミッキー・ミッキーマウス♪」と朗らかに歌っていて、私はそれを聞くたびにぐりぐりこねられて冷やされたねずみの肉団子を連想してしまって切なかったです。(ノド飴)


父親がTVで「日本のお菓子、中国で大流行」というニュースを見て、製品名の発音練習をしていた。「ハイッチュウッ、ハイッチュウッ」やる気があるのは認めるけど、気合入りすぎ。(あゆ)


向かい合わせの机の人が、電話でやりとりをしています。「施工のコウは‥‥工業高校のコウ!」どのコウでしょうかねぇ。(ちゃにま。)


大衆スパゲティ屋に行った時のことです。注文は「ペスカトーレの大盛り」と決めていました。あまり滑舌の良くない私は「ペスカトーレ」を言いまつがいしないよう、頭で反復しながら席につきました。店員「ご注文はお決まりでしょうか?」私「ペスカトーレ、おおもれで」‥‥そっちかよ!自分に虚を突かれた様な複雑な気分でした。(さとす)


前の職場にいた時、部長に仕事の相談をしようと思い、話を切り出そうとして「‥‥父さん」と言ってしまいました。会議室で二人きりというシチュエーションもあり、見つめあったまま固まってしまったのをよく覚えています。(にく)


先日、新聞の折り込みチラシの不動産広告には「築2分、徒歩5年」と書いてありました。私は住みたくありませんっ!(buchi)

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