思えば、お国自慢の祭典じゃないか! おらが夏の甲子園。
 

大熱戦! ぜんぶ観たかった!
大会第3日目レポートなどなど。


♪くーもーはーわーきー、ほにゃららほにゃにゃ〜。
『さあ、セットポジションから第2球‥‥
 走ったぁあ! ダブルスチールッ!
 キャッチャー投げられない、二塁三塁!
 これは驚きました。
 9回ツーアウトからダブルスチールです!』

こんにちは、永田です!
いやあ、すごかった、昨日。大会3日目。
熱戦につぐ熱戦! なのに!
ぼくときたら社会人なんですよ。
しかも昨日は打ち合わせで終日外出。
なんとか会社出る前に20分だけ観たけど‥‥。
もっと観たい! そんな人、多いでしょう?
大丈夫大丈夫。
このページと、朝日新聞のページと、
テレビの『熱闘甲子園』だけ観てるだけでも
十分おもしろいです!

さて、昨日は熱戦続きということもあって、
過去にないほどメールが届きました。
試合のレポートをお送りするまえに、
まずは、「どうでもいい情報」をお伝えしましょう。
「おらが夏の甲子園。」は、
「どうでもいい情報」を大切にするのです。
否、「どうでもいい情報」こそが、
このページの神髄なのです。


甲子園、どうでも情報

甲子園とはぜんぜん関係ないんですけど、
どうしても気になってしまって‥‥。
私の故郷の福井県。
私の母校でもある福井商業高校が出場するのですが、
「おらが夏の甲子園」の
日本地図あるじゃないですか。
その地図のちょうど真ん中あたりに
福井県が来ているんですけど、
前日までに惜しくも敗戦してしまった
滋賀、奈良、三重、和歌山が水色になっていて、
11日に登場する福井が負けてしまったら、
なんとなく、「ビンゴ!!」
って感じがしてどうしようもありません…。
今は「リーチ!」状態なんですけど。
これは福商ナインに頑張ってもらって
「ビンゴ!」をなるべく
後にしてもらうことを願いましょう。
以上。どうでもいい感想でした。
(福井県・にゃおこ)
まったくもって、どうでもいい!
けど、そうかあ、たしかにいまリーチですね。
あと、九州もなんだか青が多いぞ。
角っこの長崎が青になると
ぜんぶひっくり返りそうな‥‥。
いかんいかん、縁起でもなかったですね。
さあ、つぎの「どうでも情報」は?



今、教育テレビで中継をやっているんですが、
アナウンサーの方から、
「この時間に放送予定だった、
 高校講座『生物』は13日の〜」
と、放送時間変更のお知らせがありました。
なんだか、
「今日はもう勉強はいいから
 みんなで応援しよう!」
っていわれたみたいで
ちょっと得した気分になりました。
(主婦だけど)
わははははははは。どうでもいい!
しかもあなた、主婦の方じゃないですか。
高校の「生物」、関係ないじゃないですか。



静岡の「せいせいこうぎょうこうこう」
(静清工業高校)の
読みかたが話題に上ってましたが、
熊本には「せいせいこうこうこう」
という学校があります。
字は「済々黌高校」。
県下でも有数の進学校でスポーツも盛ん。
甲子園出場経験もあります。
広島や大洋で監督を務められた
古葉竹識さんの出身校です。
(くりぃむしちゅ〜の
 上田・有田のおふたりもここの出身)
当然、静清工業とは関係なし。
(ユズ)
「せいせいこうこうこう」!
なんだそりゃ! 早口言葉か!
かっぱかっぱのかっぱかっぱらった!
「せいせいこうこうこう」!
つまり「せい×2+こう×3」!
しかも、甲子園にぜんぜん関係ない!
こりゃまたほんとにどうでもいい。



どうでもいいことなんですが、
前に紹介されていた、
錦織健さんの『栄冠は君に輝く』を視聴しながら、
「おらが夏の甲子園」のページを開くと楽しいです。
曲のいい感じのところで
「おらが夏の〜」を更新すると
「カキーン! わ〜!!!!」が
錦織健さんの歌声とあいまって泣きそうになります。
「夏が‥‥、一度きりの夏が‥‥、終わる‥‥」
そんなかんじです。
そして野球とか甲子園とかよくわかんないけど
誰でもいいからがんばってくれ!
そう思わずにはいられません。
(こじ)
こらこらこら、
なにをひとりで感極まっているんだ。
「夏が‥‥終わる‥‥」って、
まだはじまったばっかりだっつーの。
けど、あれですね、
「誰でもいいからがんばってくれ!」は
ちょびっとだけ、共感。



このページを見たあとは、頭の中が、
♪くーもーはーわーきー、ほにゃららほにゃにゃ〜
になってしまいます。そしてさらに
♪てーんたーかーくー、
 らーららららららーらーららららー
と続きます。
♪わーこおどよ、いーざー、
 ちゃーららららら、ちゃーららららー
(中略)
♪ああー、えーいかーんーは、きみにかがーやーくー
ですよ。ところで、この歌、
カラオケにあるのはご存知ですか?
大勢でカラオケに行って、
最後の〆に歌うと盛り上がります。
間は結構ほにゃららなんですが、
最後だけは皆さんばっちり歌えますので、
歌い終わると感動すら覚えます。
是非、お試しください。
(Lee)
カラオケにあるとは知らなかった。
この投稿、なにかに似てると思ったら、あれだ。
去年、『新選組!』の記事をさんざんやったときに
読者の方から来た、
「ジョン・健・ヌッツォさんの
『新選組!』のテーマ
 カラオケで歌うと盛り上がりますよ!」
っていうのと似てるんだな。
ああ、ますます甲子園と関係ない話をしてしまった。
さ、「どうでも情報」はこのくらいにして、
昨日の試合を振り返っていきましょう!。



京都外大西(京都府)4−1菰野(三重県)

こんにちは京都在住の野球好きです。
京都外大西のゴローちゃん、頑張ってました!
あの子、大物じゃないですか?
ほよーんとした顔してやるんです彼は。
(haco)
試合は観られませんでしたが、
『熱闘甲子園』でばっちりチェックしました。
あの11番、1年生なんですね!
以前、情報の寄せられた
本田拓人(ホンダタクト)投手。
ゴローちゃんなんて呼ばれているから、
勝手に、背のちっちゃい、
細い選手を想像していたのですが、
どうしてどうして、1年生ながら、
体もしっかりできている感じで、
フォームもビタっと安定してました。
どちらかというと、メジャーリーガーっぽい、
上半身の強さを使って投げおろすタイプ。
球も重そうだったなあ。あれで1年生とは‥‥。
え? 15歳!? ショック!



関西(岡山県)6−5高岡商(富山県)

とつぜんですが、自分は富山県の受験生です。
受験生なので、夏休みも学校で勉強しています。
でも、待ちに待った高岡商業×関西の試合。
これはどうしても見逃したくなかったので、
自宅でテレビを付けて勉強することにしました。
勉強に集中し始めたと思うと
「関西、2ランホームランです! 先制しました!」
えぇっ! 大変だ! とテレビにくぎ付け。
いかんいかん。勉強に集中しなきゃと思うと
「高岡商業2アウト満塁のチャンス!」
ガンバレ! とテレビにくぎ付け。
そんなこんなで、試合は7回。
数々のチャンスがあったのですが活かせず、
高岡商業は0−5で負けていました。
「もうダメかな。このままだと集中できないし、
 学校に行って勉強しよう」と思って、
 電源を切るためにリモコンを探していたら
 突然テレビから大きな歓声が。
「また点差が開いたのかな」なんて
ふとテレビをみると高岡商業が1点返していました!
「いや、でもまだ4点差。
 学校へ行かなくては‥‥えーっと、リモコンは‥‥」
なんてリモコンを探しているうちに
またもや二死満塁のチャンス。
3点追加!! 4−5でついに1点差!
リモコンを探すのも
学校へ行くのも忘れて喜びましたっ。
その後、あのダース選手が登場したり、
同点になったりと目が離せない状態。
もうそのころには勉強の二文字は
すっかり頭から消えておりました。
結果はサヨナラで負けてしまいましたが、
かなりいい試合でした。
そして勉強のことを思い出し学校へ。
着いて教室に入ったとたんに
「試合終わった?
 4−5までは見てたけどその後俺しらんのよ」
「高岡商業どうやった、勝った? 負けた?」
「キャプテンの久恵、活躍した!?
 私、あの人と知り合いなんやぜ」と質問攻め。
 そういえばいつもより教室が空いているような。
やっぱりみんな甲子園、気になって仕方なかったんだ。
(富山県・しお)
いいメールだなあ、これ。
夏が勝負の受験生、
夏が勝負の球児に受験を忘れるの巻。
そして、この試合はほんとにいい試合でした!
ぼくが外出前に20分だけ観たのは
この試合だったのですが、
とんでもない場面を観ることができましたよ。
9回表、5−5の同点で高岡商の攻撃。
5点差から同点に追いついて、
試合は明らかに高岡商のペース。
ツーアウトから内野安打で出た選手が
すかさず盗塁成功!
こりゃ勝ち越すかも、と思って観てたら、
案の定、続く3番バッターがジャストミート!
一二塁間、真っ二つ! ライト前ヒット!
ツーアウトなので当然二塁ランナー、ホームへ!
ついに勝ち越しか、と思いきや、
関西、ライトの石口選手が、猛然とダッシュ、
そしてバックホーム!
ワンバウンドで、どんぴしゃストライク返球!
クロスプレイ! タッチアウト!
いやーーー、しびれた。
だってあれ、1メートルでもずれてたら、
完全にセーフですよ。すごいわ。尊敬するわ。
なぜ、あんな緊張する場面で、
あんなすごいプレイができるのか、わかります?
ぼくはわかりますよ。お教えしましょう。エヘン。
‥‥練習してるからですよ!
いや、これ、ほんと。
さあ、続く第3試合もすごい試合でした!
先制、逆転、逆転、同点‥‥。



大阪桐蔭(大阪府)9−7春日部共栄(埼玉県)

今は四回表、春日部共栄の攻撃中です。
仕事中なので携帯でスコアチェックしか出来ませんが。
本塁打の文字を見ただけで、
号泣しています(仕事中なので心の中で)。
魔物の存在を信じます。
(埼玉県民・ピロ)
大会屈指の好投手、辻内投手が先発とあって、
これは投手戦になるのではと予想されましたが、
なんとなんと、点の取り合い、乱打戦。
1回裏に大阪桐蔭が2点を先取すると、
2回表に春日部共栄がすかさず逆転。
その後もものすごいシーソーゲーム。
魔物の存在を信じたくなるのもわかります。
ラヴィン・スプーンフル風にいうと、
『DO YOU BELIEVE IN MONSTER?
 〜魔物を信じるかい?〜』です。
そうです。甲子園には魔物が棲んでいるのです。
一説によると、それはこんなような魔物です。



なんか埼玉の情報がぜんぜんなくって寂しいです。
やはり対戦相手の大阪桐蔭、
辻内くんや平田くんが注目を集めていて
日陰になっているんでしょうか。
悔しいので私も新聞とか見てみたんですが、
春日部共栄は埼玉大会7試合のうち
4試合コールド勝ちしてるみたいです。
これってけっこうすごくないですか?
それくらいしかネタがないのかなあ。
‥‥っと書いているうちに
大阪桐蔭に逆転されてしまいました。
やっぱり最後まで何があるかわからない。
目が離せません!
あーどきどきするなあ。がんばれー!!
(ぺんぎん)
メールを書いているうちにも
刻一刻と展開の変わる乱打戦。
どっちが勝つかほんとにわからない展開!



心の動機・息切れが激しくて
ご挨拶もままならなくてスミマセン。
辻内くん、交替しているのですね。
彼の強気の言葉も、マスコミの大げさな扱いによって、
彼自身のプレッシャーになってはいないかと心配です。
九回表、春日部共栄が二点を追う形になっていますが、
埼玉大会の決勝で九回2アウトから逆転勝利した底力、
信じてます。頑張れ! 春日部共栄ナイン!
(埼玉県民・ピロ)
大阪桐蔭2点リードのまま、9回表へ!
そしてやはり春日部共栄は底力を見せ、
なんと、ツーアウト満塁!
一打同点どころか、逆転もある!



埼玉県に生まれたときから住んでる、なおです。
わが県の代表の春日部共栄、
先ほど負けてしまいました。
今日は仕事でテレビは見れなかったのですが、
ネットで状況を逐一チェックしていました。
(はらはらし通しで仕事の手が
 止まりそうになったこともしばしば‥‥)
9回表、2点のリードを許しながらも
ツーアウト満塁まで持っていったのは
さすがだと思います。
埼玉県の決勝戦のように最後に逆転できるかも!
と最後までずっと期待させてくれたチームでした。
(埼玉県・なお)
ナイスゲーム、春日部共栄ナイン!
ほんとうにすばらしい試合でした。



たびたびのメール、失礼いたします。
春日部共栄、惜しくも負けてしまいました。
本当に本当にお疲れさまでした。
負けてしまった事は残念なのですが、
あんな接戦・熱戦・超激戦の惜敗なので、
応援していた身としては悔いは残りません。
悔しいのは生中継が見れなかった事くらいです
(いや、これ、かなり残念なのですが)。
最後の最後まで大阪桐蔭を追い詰める様は、
本当に素晴らしかったです。
思わず盛大な拍手を送りました!
(仕事中なので心の中で)
埼玉が負けてしまう度に
祖母が言い聞かせてくれた
「勝つ人がいれば、負ける人もいるの」
という言葉を思い出します。
当たり前といえば当たり前なのですが、
一回戦で出場校は半分負ける訳で、
一生懸命戦って負けた事は
悔やむ事ではないんですよね。
感動的な試合、ありがとうございました!
今後は近所の都県の応援にうつります!
(埼玉は隣接都県が7もあるので★)
(埼玉県民・ピロ)
仕事中にずっとメールを送ってくださった
ピロさん、どうもありがとうございました。
上司にばれてなきゃいいんですけど。
ところで、「埼玉は隣接県が7つもある」
っていうのは、いい考え方ですねー。
負けたら、近隣の県を応援するのは
高校野球の基本スタイルです。
あと、お祖母ちゃんの名言、覚えておきます。
「勝つ人がいれば、負ける人もいるの」
さあ、そして、第4試合!
「ほぼ日」のアイドル校、藤代の登場です!
初出場です! ビール工場です!
パチンコ大学です! 地盤沈下です!



藤代(茨城県)3−2柳川(福岡県)

私の会社の先輩が、藤代高校出身です。
部長の娘さんが、藤代高校在籍中です。
数年前退社された方は、藤代さんという名前でした。
あとちょっとで試合開始なのですね(現在14:20)。
がんばれ藤代高校!!!
(ちゃいろ)
「数年前退社したのが藤代さん」っていうのは
まったく応援する理由になってませんが、
試合開始前からドキドキしていたのですね。



いよいよ「柳川VS藤代」が始まります!
こちらのコーナーでは大人気の藤代ですが、
私は福岡県民。
もちろん柳川を応援します!
なんだか全国的に藤代びいきが
多いような気がしてしかたなくなって。
がんばれ! 柳川!!
福岡は強豪といつも言われるんですが、
ここのところあたりが悪いこともあって
ぱっとしません。
今回も「死のブロック」です。
でもなんとか勝ち抜けて欲しいです。
がんばってくれ〜〜〜。
(さら)
いや、ぼくも、いつもは柳川ファンなんです。
でも、今回ばかりは藤代を応援してたんです。
と、いうのも、ぶっちゃけ、
柳川はそうとう強いだろうと思ってたんです。
だって、エースの渡辺くん、
強豪ぞろいの福岡大会で、
41イニング連続無失点記録ですよ?
こりゃ藤代は厳しいなあ、という感じで、
じゃあ、がんばれ、藤代! と思ってたんです。
で、いよいよ試合開始!
あ、その前に、両校を紹介する
VTRが流れたようです。



NHKの中継で試合前に流れる地元紹介VTRに
「ビール工場」や「パチンコ大学」、
「カップラーメン工場」が
うつらないかなーと思ってみていましたが、
残念ながら見つけられませんでした。
(なす)
試合に集中しろ、試合に。



今柳川と人気の藤代高校が試合をしています。
柳川高校はご存知の通り野球以外のスポーツも
盛んで、今年はテニスの全国大会だかなんだかでも
優勝したみたいです。
テニスといえば松岡修造さんの母校でもありますね。
とりあえず今日も暑そうな甲子園で藤代ともども
ベストをつくしてほしいと思います。
(ま)
試合は1回裏に柳川が2点を先取したあと、
両軍ともにゼロ行進!
ものすごい投手戦となりました。
結果は、みなさん、ご存じのとおり‥‥。



藤代、勝ちました!! 勝ちました!!
まさにうなぎのぼり!!
単なる喜びメールにならないように、
藤代情報をひとつ。
卒業生にヤクルトの野口祥順さんがいて、
奥様も藤代野球部のマネージャーだった。
(イソベ)
試合の結果に喜びながらも、
そんな小ネタを拾ってくれるあなたが大好きです。
しかし、それにしても行き詰まる試合だった。
生で観られず、結果を知ったうえで
『熱闘甲子園』を観たのに、ドキドキした。



今日の第4試合。ほぼ日のアイドル・藤代高校対、
我が故郷・福岡県代表の伝統校・柳川の対戦でした。
延長12回の一歩も譲らぬ戦い、
両エースともに完投で、
双方ともに最後まで本当によく頑張りました!
終盤はどちらをひいきするでもなく、
再試合の可能性もある中で
両方に勝ち残って欲しいという
かなわぬ願いばかりが頭の中をよぎっていました。
泣きそうでした。
負けた柳川高校、残念だったけれど、
あれだけの戦いを繰り広げられたのだから、
満足して福岡に帰れるのではないかと思います。
九州勢はこれで3校が甲子園を去り、
かなり淋しくなりましたが
勝ったチームには負けたチームの心意気を汲んで
行けるところまで
目一杯のぼっていってほしいものです。
藤代、次は大阪桐蔭との対戦ですが
臆することなく挑んでほしいと思います。
五十六がんばれ!
(Yukiko)
湯本投手、渡辺投手、
ほんとうにナイスピッチングでした。
ともに延長12回をひとりで投げ抜いたわけですが、
すばらしいと思うのは、四死球の少なさ。
湯本投手が2。渡辺投手が3。すげーーー。
渡辺投手は、スクイズをグラブトスで刺すなど、
フィールディングもすばらしかった。
ピンチのときのちょっとぼんやりとした視線は、
柳川の先輩、香月投手を思い起こさせました。
おつかれさまでした。ゆっくり休んでください。
さあ、最後に、
大会3日目を象徴するメールを紹介しましょう。



今日は見るともなく
第2試合から第4試合までを見た。
接戦に合わせて、
魔物があっちへ行き、こっちへ行き、
忙しそうに動き回るのが見えた。
時々、分裂して、殖えた。
(掘)
言い得て妙です。
しかし、その言い回しは、私たちに対する
「ネタふり」ととらえることもできます。
あなたが言いたいのは、
ひょっとしてこういうことですか?



その他の高校情報

ガンバレ酒田南(さかなん)!
甲子園も高校野球も、
いや、野球そのもの全然サッパリわからないけど
酒田市は私の地元だ!
私は酒田市が大好きなんだ!
「さかなん」、母校じゃないけど、
私立だからきっと県外出身者ばっかりなんだろうけど
野球をしたくて、たった15歳やそこらで
生まれた街を離れて、この街に来てくれた子たち。
おめがだは、ん〜な「さがだの子どびら」だ、
キトキトでゅわねでしっかりやれの!
ちゃーんと見でっぞ。
(りょうこ)
とにかく酒田市が好きだという
熱意あふれるメール、ありがとうございます。
そして、翻訳のないお国言葉、新鮮です。
ところで、このメールを
送ってくださった方は違うんですけど、
「県外出身者が多い」ってことを
気にする人、意外に多いですねえ。
ぼくは、個人的なスタンスとしては、
ほとんど気にしません。
だって、それ、その高校を応援するかどうかに、
「知識が必要になる」ってことでしょ?
いちいち調べるの、面倒だもん。
あと、自分が子どものころ、
転校をくり返していたっていうのも
大きいのかもしれません。
転校生だって、2ヵ月も経てば、そこが地元さ!
とはいえ、「地元生え抜き」が
妙にうれしいという人の気持ちも
それはそれで、よくわかります。
おつぎはそんな方からのメール。



情報の少ない「静岡県代表」についてひとこと。
存知のとおり静岡県は
野球よりもサッカーが盛んな土地です。
静清工業は私立の男子校、
選手たちも県内外からのいわゆる
「野球留学」選手が多いそうです。
しかし、投手の前川雄生くんは、
隣町焼津市から通う地元っ子。
出身中学は、焼津市立小川(こがわ、と読みます)中。
やったね、私の後輩だ!
明日はテレビの前でこっそりと、
懐かしの「小川中学校校歌」歌いながら
応援したいと思います。
「焼津の衆んみ〜んな応援してるだで、
 頑張って来るさよ!」
(のーしゅか)
出身中学で応援するっていうのもあるのかあ。
たしかに、調べればわかりますもんね。
あ、そうそう。
週刊朝日増刊の『甲子園』っていう本は、
手元に置いておくとたいへん便利ですよ。
コンビニとか本屋さんで売ってます。
毎年恒例のデータブックです。
選手の個人データから地区予選の戦績まで
ばっちりわかります。
「地盤沈下」とか「パチンコ大学」とか
「甲子園に棲んでる魔物の絵」は載ってないです。



我が母校日大三高の情報がまだない!
ということで必死に考えてみましたが、
これといって浮かびませんでした‥‥。
とりあえず、卒業生が
多方面にわたって活躍なさっておられる
(関根潤三さん、根津甚八さん、
 片山右京さん、Dr.コパさんなど)
という感じでしょうか‥‥。
ちなみに、硬式野球のほかにもアメフト、
軟式野球なども強く、軟式野球は今同じく
全国大会に出場しているところだったと思います。
あ、そうそう、どうでもいい話なんですが
東京都といっても、
神奈川県に隣接する町田市にある日大三高は、
新幹線に乗るとき、実は、
東京駅に行くよりも新横浜駅に行くほうが、
ずっと近いのです。
でも毎回甲子園に行くときは、
当たり前のようにわざわざ東京駅から出発‥‥。
「東京代表」としてのプライド&アピール?
と、生徒たちは影で言ってました。
明日水曜日は待ちに待った初戦!
対戦相手が変わるなどアクシデントもありましたが
動じず、いつもどおり三高らしい
元気な試合を見せてもらいたいです。
(ふく)
卒業生の豆知識よりも、
新幹線の話がたいへん愉快です。
気持ち、わかるなあ。
ぼくが日大三の野球部部長だとしても、
東京駅から出発したいと思うもん。
日大三は、水曜日に高知と対戦。
どうかのびのびといつもの野球を!



やっと宇部商の情報が掲載されてうれしいです。
宇部商は夏は3年ぶり12回目の出場ですが、
この春の選抜にも出ており、春夏連続出場です。
春は2回戦で愛工大名電に敗れており、
雪辱を誓っているとのことです。
宇部といえば、数年前、
幼稚園にやってくることで有名になった
モモイロペリカンのカッタくんが
住んでいる遊園地常盤公園があります。
ここのジェットコースターは、
ある意味怖いので有名です。
(いつ壊れるんだ、という‥‥)
(ちょび)
モモイロペリカンのニュース、あったなあ。
けっこうペリカンって、間近で見ると怖いんだよね。
あと、ジェットコースター?
あいかわらず、
野球に関係ない情報満載でお届けしております。



宇部商。男子バレーボール部は
全国大会26年連続出場らしい。
(大ちゃん)
26年連続出場! すげえ!
あいかわらず、
野球に関係ない情報満載でお届けしております。



宇部商は伝統で
試合前のジャンケンで勝てば
必ず「後攻」を取ります。
(ケビン)
おお! これは野球と関係ある!
ジャンケンだけど。



済美の上甲監督の采配が気になります。
と言っても、野球の詳しい事はわからないので、
あくまでも見た目の問題ですが、
常にニヤニヤ笑っていて、まゆ毛にツバつけたり、
素人目にも変なサイン出してるのが気になります。
ナインは違和感ないんだろうか?
(momoichi)
「いいか、おまえら、サインの確認をするぞ!」
「ハイッ!」
「まゆ毛にツバをつけたらスクイズ!
 ケツをかいたら盗塁!
 鼻歌を歌ったらヒットエンドランだ!」
「そんなサインはイヤです!」
てなやり取りがあったとか、なかったとか‥‥。
続いても、済美の上甲監督情報。



済美高校の上甲監督のほほえみにご注目!
チャンスはもちろん、どんなピンチに陥っても
決してその顔から消えないほほえみは、
地元では「上甲スマイル」と有名です。
宇和島東高校で春の甲子園に初出場初優勝を果たした
17年前からテレビに映る上甲監督は
常にほほえんでました。
でも地方大会初日、
坊ちゃん球場でお見かけしたときは
普通のお顔で通路を歩いていました‥‥。
(愛媛県・コジヤン)
グランドとふだんの印象が
まったく違う監督さんっていますよね!
この大会でぼくが驚いたのは、
神奈川の「いったんもめん」こと桐光学園の、
野呂雅之監督です。
試合中、ベンチ前で仁王立ちする姿を観て、
「うっわ、この監督、怖そうだなあ」
と思ったのですが、試合後の
勝利監督インタビューでは
別人のようにゆったりとした表情。
ほんとうに違う人かと思いました。



銚子商、現監督の斎藤俊之監督は、
昭和51年(1976年)夏千葉県大会決勝で
サヨナラホームランを放ち、
銚子商の甲子園出場を決めた。
当時9歳の僕は、スタンドで観ていました。
あのときの歓声、感動は忘れません。
(162)
へえ、その銚子商をいまは
自分が率いて甲子園に来ているんですね。
ドラマだなあ、と思って調べていたら、
さらなるドラマが発覚!
その、斉藤監督が選手として
甲子園に出場した1976年、
チームを率いていた監督は、
なんと斉藤監督のお父さんの、
斉藤一之さんだったそうです!
(お亡くなりになったとのこと)
これ、ちょっとすごい話だなあ。



ほぼにちは。千葉県人として銚子商について。
前回出場の1995年は春・夏とも出場していました
(春は準優勝!!)。
この時の中心選手は澤井良輔選手。
高校全日本にも選ばれ、
全日本の3番を打っていました。
その活躍ぶりは
「西の福留、東の澤井」と称されるほど。
福留選手は当時PL学園、現在は中日ドラゴンズ。
アテネ五輪代表にもなり、
まさに日本を代表する選手に。
一方の澤井選手は、その年ドラフト1位で
千葉ロッテマリーンズに入団しましたが、
1軍での活躍は今ひとつ‥‥。
オープン戦で首位打者だった事もあるんですけどね。
きっと今年の後輩を見て、
澤井選手も奮起してくれることでしょう。
以上、千葉ロッテマリーンズファンのすあまでした。
(すあま)
甲子園で活躍したプロ野球選手は
夏場に調子を上げる人が多いですから、
きっとこれから上り調子ですよ。
ロッテの澤井選手、覚えておこうっと。
続いてもプロ野球関連の話。



いきなりですが、問題です!
「済美高校・東北高校・菰野高校」
の3つに共通することは??
答えは、
日本ハムファイターズの
高卒ルーキートリオの出身校なんです!
済美:鵜久森くん
東北:ダルビッシュ
菰野:市川くん
菰野は負けちゃったけど、
「もし母校同士が当たったら?」
という質問に、
「済美が勝ちますよ!」
と鵜久森くんは答えたらしいです。
もし済美と東北が対戦したら、
日ハムルーキー母校対決です!
去年は、済美が神宮大会・センバツと、
2戦全勝してます。
明日はいよいよ済美の登場です!
私は、去年の済美を見て、高校野球にはまり、
プロ野球も見るようになりました。
(兵庫県・でもやっぱり社が見たかった!)
そうそう、
甲子園で応援していた選手がプロ入りすると、
まるで自分の親戚のように
その選手を気にかけてしまうんですよねえ。
ぼくにとっては日ハムの正田投手(桐生一)、
以前も書いたオリックスの香月投手(柳川)、
中日の森岡選手(明徳義塾)、
同じく中日の瀬間仲選手(日章学園)などが
「気になる、あのときの子」なのです。



8月9日の第二試合、長崎代表清峰高校ナインは
試合が始まる直後の11時2分に黙祷するそうです。
応援してくださるみなさんも
ちょっとだけ手を止めて目を閉じてくださると
嬉しいなと思う長崎人です。
ちなみに8月9日は県内の全ての公立学校は登校日!
(平和祈念集会、平和学習のため)
というわけで、ほとんどの子供達が
テレビの前で観戦できませんが、
野球ができる平和を感じる日になると思います。
そんなわけで頑張ってね、清峰!
小中学生にも試合を見てもらいたいから、
ぜひ二回戦に進出しましょー!
清峰なんて聞いたことないと思ってる長崎のみなさん、
「北松」のことですよ! 名前変わったんですよー。
(さてらいと)
今年は60回目の原爆忌だそうです。
たしか、終戦記念日にも、
試合を止めての黙祷がありますよね。
正午ごろに、サイレンが鳴って。
さて、清峰の初戦は、優勝候補の愛工大名電。
もと「北松」、清峰の名を定着させるためにも
まずは1勝したいところです。



我が家では国士舘の俊足・双子の高橋兄弟のことを、
某走り屋マンガ『頭文字D』の高橋兄弟にちなんで
「関東最速プロジェクト」と呼んでいます。
(他にもいるはずだ!)
ちょっとキャラが違う気も‥‥。
それにしても、あの俊足ツインズは
ほんとうにキャッチーですよね。
欲をいえば、二遊間とか、
センターとライトとか、
似たようなポジションを守っててくれると
さらにマンガっぽくていいんだけどなー。
打順も一、二番で。
ダメか。大きなお世話か。



島根県代表、江の川高校のユニフォームの胸には
「GOGAWA」と書かれています。
なぜ「GOHNOKAWA」にしなかったのか、
毎年疑問に思っていますが、いまだに分かりません。
よく学校の名前が長いところは、
略称とかで書かれているのは理解できるのですが、
島根県民(少なくとも私のまわりに)は
「GOGAWA(ゴーガワ)」と呼ぶ人はいません。
普通にみんなフルネームで呼んでいます。
江の川高校の場合、あと「HNO」が入っても
文字数的には全然無理じゃないと思うのですが。
(島根県・よねR)
なんとなく、「GOGAWA(ゴーガワ)」のほうが
かっこいい感じもしますけどね。
「ゴーガワ!!」って感じで。
ちょっとアメコミの効果音みたいで。
「GooooGaWaaaaan!!!」みたいな。
ところで、このページで
ユニフォームといえばこの人ですよ。
偶然ですが、
「GOGAWA」についての情報もあります。



こんにちは。ユニフォームおたくです。
遊学館マーク情報、感動とともにメモリーです。
さて、開会式を終えて気付いたことを。
去年くらいから、
帽子のツバをグンニャリ曲げてかぶるのが
流行ってるみたいですが、
あれは前面のマーク部分が立ってない
オールドスタイルの丸いタイプの帽子でのみ
さまになる「かぶりこなし」なので、
私は感心しません。
しかし唯一、愛工大名電だけはこの夏から
そのオールドスタイルの帽子を採用していますので、
他校との違いにご注目ください。
またAとMのモノグラムに影のデコレートがついて、
解読不能になっている点も見逃せません。
選抜優勝時の映像が出たときに
今回との違いをご確認ください。
あとは小ネタをいくつか。
・プルオーバータイプが急増している。
・プロでは復古流行中のラケットライン
(首まわりから前面センターのライン)は
 清静工が唯一採用。
・江の川はしばらく水色地に
 「江の川」の胸マークだったが、
 谷繁選手(横浜→中日)時代の
 ものに近いデザインの
 GOGAWA(ごうがわ)マークに戻っている。
・旧丸亀商業(丸亀城西)は
 伝統のユニフォームのままで、
 新校名を袖にいれただけ。感心感心。
・菰野はなぜヨメナ校名を
 そのまま胸マークに使うのか。
 ローマ字で全国区に名前を売ればいいのに。
・京都外大西が京都西だったときは、
 左胸に縦に京都西と入っていたのを思い出しました。
 当時は左袖に京都外大と入っていた。
・日本航空の帽子「JAA」の最後のAは何の頭文字?
(ユズ)
ほんとにこの人はユニフォームが好きなんだなあ。
感心しながら大笑いです。すごい!
あと、だんだん批評が入ってるのもおかしい。
「ローマ字にすればいいのに」って。
ちなみに「プルオーバータイプ」っていうのは、
前ボタンじゃなくて、頭からかぶるタイプのやつです。
あの、昔っぽいラインのことは
「ラケットライン」って言うんですね。
勉強になるなあ。
これからもよろしくお願いします。



不運な秋田商高ですが、県大会決勝のように、
最後まであきらめずに頑張ってくれましたね。
その県大会決勝で、
秋田商高に逆転負けをした金足農高の選手たちは、
試合後、なんと
相手の秋田商高の監督を胴上げしたのです。
お互いに悔いなく試合をした後の
選手たちの素直な行動だったようです。
金足農高ナインの激励を受けた秋田商高
せめて一勝して欲しかったな〜。
(ナナ)
これ、ものすごくいい話だ。
どうしてこういうことができちゃうんだろう。
感動しました。すごいと思う。



ちっくしょー、一気にがらがらかよ、
と多分うちの近所の
「伊丹シティホテル」のスタッフさんは
残念がっていると思います。
埼玉県代表&三重県代表の宿泊があるからです。
‥‥ということは
明日からはバイトくんの人数は減らされるのか?
(兵庫県伊丹市・ぽよ)
ああ、宿舎の人は、そういう問題があるのかなあ。
いや、もっとファン心理に近い
「がんばれ!」じゃないですかね?
あ、でも、ひとりくらいはかならず
ソロバン弾いてる人がいるか。



私の甲子園

兵庫県の高校は、クジ運がよければ、
甲子園で県予選を戦うことができます。
僕が高2のとき、我が母校も見事、
甲子園出場を果たしました。
ブラバンに所属していた僕は、
当然ながら応援へ行きました。
県予選ではアルプスには入れてもらえず、
オレンジシート(三塁側内野席)からの応援です。
それでも音を出せば、
すり鉢状のスタンドに乱反射して、
響くこと響くこと。
オレってこんなにええ音しとったんか〜、
とちょっと得意げになりました。
当時うちの学校のトランペットパートは僕ひとり。
最初は盛大に演奏していたのですが、
回を追うごとに唇がジンジンしてきます。
ヒッティングマーチの
「かっとばせ〜、だ〜れっそれ!」の部分は、
ラッパ吹きにとっては
唇を休める貴重な2小節でした。
(とらちゃん)
「ラッパ吹きにとって唇を休める貴重な2小節」って
なんだか、いいフレーズですね。
「かっとばせ〜、だ〜れっそれ!」を聞くときは
思い出すようにします。
連日、暑いですが、吹奏楽部もがんばれ! 吹け!



勝利校の校歌を、球児たちが歌っていると、
「野球の上手い子は歌も上手いのだなぁ」
と長年思い込んでいた。
(tapi)
コーヒー吹き出しちゃったよ、これ。



みなさんからの投稿を
お待ちしております!
投稿はこちらからどうぞ!

甲子園球場へいらっしゃるなら。
byぬばたまの

古くから続くコーナー
「今日のダンナ」の常連投稿者として
一般の読者にもファンの多い「ぬばたまの」さん。
なんでも、甲子園球場のすぐそばに
住んでいらっしゃるということで、
甲子園球場周辺のレポートをお願いしちゃいました。

第11回「熱戦の日の夜の描写」

永田様、みなさま、こんにちは。
大会3日目もアツイ日でしたね。

大会3日目の夜、20時10分。
西の空にかかる細い月は
甲子園球場を照らす明かりに
かき消されていました。
土をならしたり芝を整えたり
明日の試合に備えて
グラウンドを整える作業はまだ
続いているのでしょう。
観客席の清掃もまだ続いているのでしょう。

甲子園筋の東側の歩道では
そろいの卵色のTシャツを着た係員が
3人ほど、清掃作業をしていました。
手に長いゴミ挟みを持ち
台車の上に載せた四角いかごへ
歩道のゴミを拾っては入れていました。

球場北側の道路の通行規制は
この時間もまだ続いていました。
国道43号線の高架下には
大型バスが2台とまっていました。
サイン帳らしき四角いノートを
胸に抱えている女の子、
手に持った鏡を覗き込んで
しきりに前髪を整えている女の子、
ざっと20人ほどの女の子達が
そのバスを遠巻きにしていました。
側道を挟んだ球場側には
男の子達がやはり同じくらいの人数
並んで集まっていました。
延長12回を戦い抜いた球児たちを
見送ろうというのでしょう。

球場の柵の内側をぐるっと回っていくと
1塁側アルプス席への入り口付近で
そろいの白地のTシャツを着た女性達が
笑顔で集まっていました。
背中の文字から察するに
藤代高校の野球部の保護者の方々でしょう。
たくましい高校球児たちも
親から見れば「かわいいこども」に
なってしまうのでしょうね。

外野席側へ回っていくと
大きな三脚をつけた撮影機材を抱え
数人の男性が歩いてきました。
ABCと看板のかかったブースでは
何人もの人が行ったりきたりして
片づけをしている最中でした。
アツイ戦いを伝える人たちの
アツイ一日が終わろうとしています。

球場の南側では
清掃作業が行なわれていました。
清掃車が柵の内側に2台、
球場の建物に1台。
北側に回っていくと
そこにも清掃車が3台とまっていました。
ここでの一日はまだ終わっていません。

再び国道43号線の高架下に戻ってきたときには
バスは2台とも出発していました。
高架下にはまだ立ち去りがたいように
数人の女の子が立っていました。

熱戦を繰り広げる球児たち。
声援を送る応援の方々。
球場整備の方々。
報道関係の方々。
それぞれのアツイ日々は続きます。

それではまた。
(ぬばたまの)
Illustration:澤田 圭
2005-08-09-TUE
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