思えば、お国自慢の祭典じゃないか! おらが夏の甲子園。

どうやら、はじまってますよ、夏。
高校情報、お国自慢、続々届いてます。

♪く〜も〜は〜わ〜き〜、ほにゃららほ〜にゃ〜ら〜。
────キンッ!
『三遊間っ! 抜けるっ!
 三塁ランナーはいまゆっくりとホームイン。
 二塁ランナーはどうする、回す回す回すっ。
 バックホームはショートがカットして
 ホームには投げられないっ、同点っ。
 7回表、試合は振り出しに戻りましたっ』
やあ、みなさん、こんにちは。
ほぼ日刊イトイ新聞の永田です。

さあ、いよいよ本格的にはじめましょう。
夏の甲子園をいっしょにたのしんじゃいましょう。
思えば、お国自慢の祭典です。
全国都道府県対抗応援合戦です。

前回、みなさまからのメールを募集いたしましたところ
来ました。ビシビシ来ました。
さすがみなさん、勘がいい。ツボを心得てらっしゃる。
そうですそうです、そうなのです。
お寺にいるのは僧なのです。
そのようにして、今年の夏の甲子園を、
みんなでいっしょにたのしんでいこうじゃないですか。

地区代表校もぼちぼち決まり始めるころです。
まずは栄えある第1校目、沖縄尚学!
甲子園出場、おめでとうございます!
夏の甲子園の企画をゆっくりとはじめるには、
いまはまさにうってつけのタイミングです。
「甲子園、しばらく観てないなあ」なんていう方、
今年はひとつ、じっくり観てみませんか?
え? 昼間は仕事があるから無理?
大丈夫、大丈夫、そんなのぼくだっていっしょですよ。
このコーナーと、『熱闘甲子園』さえ観ていれば、
十分に第87回全国高校野球選手権大会がたのしめる!
そんなふうにしたいと思っています。

そうそう、コーナーのはじまりを
にぎやかにする意味で、
「おらが夏の甲子園」の特製バナーをつくってみました。
いや、ほんと、特別ですよ、このバナー。


自分のページをお持ちの方は、
ぜひペタペタとはりつけてくださいませ。
こちらのページからご覧いただけますが、
ちょっと表示に時間がかかるかもしれませんので、
コーナーを読み終わったあとにでもどうぞ。

さあ、みなさまから寄せられた情報の一部を
紹介していきましょう。
まずは、大分県のこの話題から!


大分南はスリッパ効果で初戦突破!
大分南高校は「スリッパ効果」で雨中の、
ぬかるんだ足場の中で行われたゲームを
みごと8回コールドで一回戦突破。
グラウンドコンディション最悪の中でも
見事な守備の秘密は、なんと捕球技術を高めるため、
守備練習ではグラブの代わりに校内用スリッパを
手にはめて練習していたそうな。
なんでスリッパかなあ‥‥。
でも、スリッパ効果は絶大で、
捕球ミスはまったくないそうですよ。
まじめな話、大分県大会では
選抜最高速の球速を誇る、怪腕山口擁する柳ヶ浦と、
夏に強い明豊高校、
4強常連になりつつある大分豊府と鶴崎工
(なんとこの2校が2回戦であたります)
大分工や中津工などシード組も見逃せません。
が、シード通りにいかぬのが夏の甲子園の常。
楽しみであり厳しいところでもあります。
(大分県・sasakid)
スリッパを手にはめて練習!
いきなりのおもしろ特訓の紹介、
ありがとうございます。
ていうか、学校の備品のスリッパを
そんなふうに使っちゃっていいんだろうか?



甲子園といえば我が母校、
岡山県の関西高校でしょうか。
今年の春の選抜にも出て、
慶應高校に惜しくも負けましたが
打力はなかなか見所があったものでした。
しかし、これではただの母校自慢。
ほぼ日の読者に申し訳ないです。
なので、もし甲子園に出たら注目な
ふたりを挙げておきます。
ひとりは永遠の野球小僧、江浦監督です。
本人も関西高校出身、
主将として甲子園出場を果たし、
大学卒業後は世界史の教諭として
先生を務められてます。
県下唯一の男子校という
非常にむさい環境にありながら、
キュートな印象を保ち続ける
愛すべき35歳です。
もうひとりは2年生投手、
ダース・ローマシュ・匡君です。
身長190センチの成長期、インド人ハーフ。
魅惑のカルカッタ投法を駆使する
将来のエース候補です。
角度のあるスライダーは
ガンジス=モンスーンとでも名づけましょうか。
恵まれた身体を活かした今後に期待大です。
あ、ちなみに匡は「たすく」と呼びます。
(岡山県・佐藤)
愛すべき35歳監督はさておき、
インド人ハーフ! 190センチ!
これはたのしみな選手です。
ていうか、ぜひ甲子園で見てみたい!
え? ダース? ローマシュ?
よくわからないけど、魅力的。
ダルビッシュくんに続け。



陽 仲寿(ヨウ・チョンソ) 
福岡第一 高校通算38本塁打!
彼は台湾からの留学生。
二つ上の兄も福岡第一の野球部で、
ドラフト候補にあがったほどの逸材。
その兄を超えるといわれています。
今年の福岡地区は、
投手よりも野手のレベルが高いようで、
そのなかでも随一の長打力を誇っています。
順当に行けば昨年夏の福岡代表、
西日本短大付属校と二回戦で当たります。
昨年夏は、決勝で西短付に負けているので、
雪辱を晴らし順調に
甲子園デビューしてもらいたいものです。
(福岡県・潤)
こういう、「高校通算38本塁打」とかって、
妙にわくわくしちゃいますね。
いや、厳密にその記録がどのくらいすごいか
ちゃんとわかっているのかと問われると
自信がないんですけれど、
とにかくすごいんでしょう。
だって高校通算38本塁打ですからね。
ちなみに別格として紹介しておくと、
あの清原選手は高校通算64本塁打!
ていうか、清原さん、
甲子園だけで13本塁打ですよ!
そんでピッチャーが桑田さんだったんですよ!
それは、強いわ。かなわないわ。
いつの間にかPLの話になってるわ。
ともあれ、福岡第一、たのしみ!
前田投手の母校ですね。



全国高等学校野球大会の歌
『栄冠は君に輝く』を作詞したのは
石川県の旧根上町(現能美市)出身の
故加賀大介氏です。
ちなみにヤンキースの松井秀喜もここの出身です。
今夏のキャッチフレーズ
『君に見せたい夏がある』は
石川県立金沢錦丘高校2年の
福田玲花さんの作品です。
同じフレーズで応募した人がもう一人いて、
二人に最優秀作賞が贈られました。
(石川県・Woods)
おお、甲子園情報をからめた、
見事なお国自慢!
ていうか石川県根上町は
自慢しがいのある町だなあ。
松井選手だけでなく、
『栄冠は君に輝く』の
作詞をなさった方も根上町の出身とは。
あの歌、いいよなあ。
ほんと、いいよなあ。
で、今年のキャッチフレーズは
『君に見せたい夏がある』!
覚えておきます。



私は茨城県で高校生活を送ったのですが、
茨城県の高校は、ほとんどが地区大会予選から
授業を休んで球場に応援にいけるのです。
私立の進学校などは3年生はいないようでしたが、
1、2年生、県立高校に至っては
全学年、学校を上げての応援合戦を繰り広げます。
どこの県もそうだと思っていたので、
「地区予選からこんなに応援するのは茨城くらいだよ」
と学校の先生にいわれた時はちょっと驚きました。
なんでも、以前はどこの高校も
地区予選の応援には行かなかったらしいのですが、
ある高校が試合のとき、
地元新聞紙に「応援が全然いないさみしい試合」
の様なことを書かれて以来、
みんな応援に行くようになった、ということです。
きっかけはどうあれ、
各校の愉快な振り付けの応援や、授業の休講、
なにより、野球部のがんばりが観られて、
楽しい観戦でした。
(茨城県・きまこ)
えっ、1回戦から全校をあげて応援?
茨城はどこもそうなの?
いや、ほんと、こういうの、
県によってばらばらですよ。
ちなみにぼくの話をすると、
ズバリ! 
母校には硬式野球部がありませんでした!
これ、かえすがえすも残念。
いまだに残念。ほんと残念。
そんなオレが、なんの因果か、
いまごろこんなところで
甲子園と深く関わることになろうとはなあ。
田舎のあの娘は元気かなあ。



鹿児島は大会10日目が終わりました。
2回戦で春の甲子園準優勝校「神村学園」を、
喜界島の喜界高校が5−4と、
あと一歩まで追い詰めるなど、
離島勢の頑張りが目立ちます。
個人的には、先日、
うちの子が大泣きしながら歩いてたとこを、
声かけていろいろお世話してくれた、
近所の「加治木工業高校野球部」の
ナイスガイな皆さんを応援していたのですが、
残念ながら負けてしまいました。
応援にいっとけばよかったと、後悔です。
(鹿児島県・ユーザブロー)
「離島勢のがんばりが目立ちます」
っていうのは、なんだかいい解説ですねえ。
ていうか、春の「神村学園」は強かった。
なんか、しゅしゅっと決勝までいったもんな。
あと、加治木工業高校野球部のナイスガイたち。
どうぞそのままで。



神奈川県は昔から言われてますが、
高校の数がとーてーもー多いのです。
それなのにそれなのに、
西東京・東東京のようにしないのはなぜだろう?
なぜかしら? とずっと疑問です。
予選で他県よりもたくさん戦わなくてはいけないのは
ちょっとかわいそうじゃないですか?
本選までに疲れちゃうし。
特にピッチャーなんて。
分けてやってくれ。頼む。
(ちゅーちゃん)
「神奈川を制すものは、全国を制す!」
「打倒松坂大輔! 打倒山田太郎!」
‥‥神奈川県の話となると、
どうしても若干の『ドカベン』ネタが
まじってしまうことを、
どうぞお許しくださいませ。
  万年一回戦負けの我が母校のように、
どう頑張っても決勝や準決勝の
横浜スタジアムに残れないチームにとって、
テレビに映るチャンスを与えてくれる数少ない場所、
その名を保土ヶ谷球場と言います。
保土ヶ谷球場はどこにでもあるような、
それほど特徴のない地方球場ですが、
大会期間中、この球場の試合は準々決勝くらいまで
ずーっとテレビ神奈川で中継され、
それも1回戦からほぼ毎日中継があるので、
ここの球場にエントリーされれば、
ブラウン管に映る事は
約束されたようなものなのです。
私が高3の夏、我が母校は、
雨天順延会場変更というミラクルを引き起こし、
見事保土ヶ谷の切符をゲットしました。
試合は7回でサクっとコールドされてしまいましたが、
試合後の部員達は
「テレビ映ったからOK!」って感じで、
一部をのぞき、皆晴れやかな顔で
帰りのバスに乗り込んでいきました。
(神奈川県・ぺい)
保土ヶ谷球場!
知ってますよ、『ドカベン』で!
たしか横浜学院との2年夏の地区予選決勝は
保土ヶ谷球場じゃなかったかな?
え? 横浜学院、知らない? 土門の?



好きです甲子園!
何と言っても、
『ドカベン』の水島先生の故郷ですから!
不知火のいた白新中学はもちろん、
明訓高校、実在しますしね。
明訓高校は現実でも何度か甲子園へ行っていますが、
その度に新潟の民放テレビでは
水島先生が解説。豪華〜。
がんばれ、新潟ナイン!!
(新潟県・しだ)
新潟明訓! 当然、ぼくも応援しています。
水島先生が解説とは、なんてうらやましい。
そういえば、読み切りマンガかなにかで、
新潟明訓と明訓が練習試合する話、
ありましたよね?
たしか、山田がものすごい高さの
内野フライを打ち上げるっていうやつ。
‥‥え? なになに?
『ドカベン』ネタが過ぎる?
こりゃまた失礼しました。
  始まりました。新潟県予選。
7月17日付けの読売新聞の社会面に
「逆境ナイン対決」の見出し。
見ると震災の被害を受けた
小千谷高校対川西高校の
対戦について書いてありました。
石拾いで上級生の練習に貢献した
1年生のエピソードなど、
涙腺の緩い私はボロボロ泣きましたが‥‥。
毎年代表校の変わるある意味激戦区、
ある意味どんぐりの背比べの新潟、
冬場の練習不足がよく言われますが、
県代表になるだけでなく、
甲子園をかき回す存在になってほしいと
思っています。
特に私は中越出身なので、
「逆境ナイン」たちに
頑張ってほしいと思います。
もちろん出身校の長岡高校も。
君たちの存在が新潟県の宝物です。
(新潟県・サバオ)
おいおい、突然泣かせないでくれよ。
なんだか、俄然、新潟代表を
応援したくなってきたぞ。



今も母校(千葉・千葉経済大学附属)が
予選の真っ最中で、
実家からの速報メールを気にしつつ、
仕事をしています。
※現在6回が終了、同点!!
去年、雨の中、現日ハムのダルビッシュ選手率いる
東北高校を破ったときは
会社のモニタの前で涙しました。
会社帰りに、母校まで行って
学校からの夜行バスに乗って甲子園、
勝ったら皆で校歌合唱!
終わったら即 バス帰り!
という、ハードだったけど、
林間学校みたいな過ごし方をして
すっごく楽しかったです。
甲子園に行ってみてわかったんですが
ピッチャーがマウンドに立ってる時の
そびえるようなアルプススタンドからの視線や
相手チームの応援の気迫のすさまじいこと。
味方である私達がびびるぐらい、
見えない大きな圧力と戦ってるんだと思うと、
それだけで胸が詰まりそうでした。
勝ち負けは着いちゃうけど、誰も悪くないんだもの。
切なくって切なくって。
今年もまた、みんなで甲子園に行きたくて
心の中で必死に応援している今です。
うーーーまだ同点かーー。
ハラハラする‥‥。
(千葉県・ゆき)
まさに地区予選をチェックしながらのレポート、
どうもありがとうございます。
いやあ、夏はもうはじまってるなあ。
ていうか、千葉経済大付属、どうなったんだろ?
結果を調べてみようかなと思っていたら‥‥。
  現在、3回戦の途中です。
母校も負けました。弟の通っている高校も負けました。
住んでいる市内にある高校も全滅しました。
応援するあてがなくなってしまいました。
あとは弟の幼〜中学校時代の同級生が
スタメン入りしている、
千葉日大第一ぐらいしかないです。
去年甲子園でダルビッシュ君を破り、
ベスト4に輝いた
千葉経済大付も涙をのみました。
結構波乱の千葉大会です。
(千葉県・くらげ)
と、いうことで、
千葉大会は波乱がおこっているようです。
スタジオにマイクをお返しいたします。



一昨年は、降雨ノーゲームによる敗北。
昨年は、一回も負けないで勝ち残った。
駒大苫小牧高校の試合っぷりは、
今でも鮮烈に記憶してます。
北海道勢初の優勝をテレビで見たときは、
感激しました。
親父と一緒に、テレビを見ていた記憶があります。
異常に道民が盛上がっていたような気がします。
甲子園の決勝戦の再放送までされていましたから。
今年も南北北海道代表校を応援したいと思います。
(北海道・よこhm)
そうだそうだ、
去年の夏の覇者は駒大苫小牧だった。
よみがなをきちんと記すなら、
「こまだいとまこまい」だった。
北海道の人たちのみならず、
全国のファンを魅了した北の代表校、
全員で優勝旗を持ってこれるのでしょうか?
期待してます。



夏は春とは違う格別の思いがあります。
それは、わが母校が
毎年プラカード持ちを担当しているからです。
今日ふらっと母校に行ってみたら、
どうもプラカード持ちの選考会だったようです。
2年生の後輩が「緊張した〜」と言っておりました。
そう、毎年この時期には
非常にローカルに甲子園を目指す女子高生の戦いが
繰り広げられているのです。
我々男子には噂で様子がもれ伝わってくるだけですが、
なかなか大変なようです。
甲子園球場のある西宮市では
毎年小中と連合体育大会が
甲子園球場で開かれるので
みんなグラウンドに下りたことはあるのですが、
それでも甲子園はみんなの憧れです。
ちなみに、わが母校は今日予選で
強豪神戸弘陵と当たり、
しかも7−3で勝ったようです。
卒業してから早7年、
いつの間にそんな強くなったんだ、うちの高校!
というわけで市立西宮高校を
よろしくおねがいいたします。
プラカード持ちの女の子たちにもご声援を。
(兵庫県・まる)
ああ、そうなんだよなあ。
プラカードは市立西宮なんだよなあ。
『ドカベン』の続編、『大甲子園』でも
明訓のプラカードを持つ市立西宮の
女の子のエピソードが‥‥。
  甲子園の時期がやってきたのですね。
兵庫県代表、しかも西宮市出身の私としては、
全国の人に甲子園は大阪にあるのではなく
兵庫県西宮市にあるのだと言いたいです。
甲子園が地元にあるものだから、
中学、高校の行事で一年に一度は
甲子園の土を踏んできました。
ブラバンで開会式、閉会式で
演奏したこともあります!
今では母校のブラバンは遠いところからやってくる
代表校の応援にも行っているそうです。
甲子園が地元って、じま〜ん!!
(兵庫県・せいこ)
いえてるわ。
甲子園とお国自慢がテーマの
このコーナーにおいては、
兵庫県西宮市はかなり有利!
ていうか、あらかじめ聖地?
  私は高校に勤めていますので、
まわりはすっかり
「目指せ甲子園!」モードで熱くなっています。
甲子園出場経験もある高校なので、
毎年「今年こそは、また‥‥」と
淡い期待を抱いて野球部を応援してます。
先日は、試合開始前に
応援部の太鼓が破れてしまうというハプニングがあり、
前の試合に出場して惜しくも敗退されていた
高校から太鼓を譲り受け、
応援の後押しもあってシード校に見事打ち勝ちました。
甲子園もドラマたっぷりですけれど、
そこに辿りつくまでにも、色んな高校で、
ナインにも応援する人達にも
色んなドラマがあるんでしょうね。
ちなみに、母校にいるので私自身は
前の甲子園出場の時に応援に行っています。
応援する側もすごい一体感です!
(兵庫県・姫路工業高校を応援!)
「応援部の太鼓が破れてしまうハプニング」に
なんというか、ものすごく、
現場の空気のようなものを感じました。



なにやらこちら大阪は
大阪桐蔭高校を中心にまわってるみたいですよ。
そして、その大阪桐蔭のエースがすごいらしい!
江夏の再来とか言われてる左腕です。
(大阪府・ジャンボ)
あっ、ニュースで読んだよ、それ!
なんか、4イニング投げて、
12個のアウトをぜんぶ三振でとったっていう
すごいピッチャーでしょ?



長野県の長野日大高校の中原英孝監督は、
去年まで松商学園高校で監督をしていました。
私は松商野球部のOBですが、
中原監督のご恩があるので、
長野日大を応援します!
(futagami)
ほんとに高校野球は、
いい指導者が入ることによって
強さも雰囲気もガラッと変わってしまうといいます。
こういう、指導者を追う
応援のしかたもおもしろいですね。
もうひとつ、指導者ネタを。



私は福岡出身で、
もちろんわがお国の高校は応援しますが、
それよりも力を入れて応援していたのが、
徳島の池田高校、それも故蔦監督です。
両親も福岡出身ですが、
一家揃って監督のファンだったので、
予選の段階から新聞欄に一喜一憂していました。
甲子園に出場が決まると、
監督に会える(実際はTVで見るだけ)と
我が家は大喜び。試合に勝って
校歌を一緒に歌うのが何より楽しみでした。
自分が卒業した校歌は全く忘れたのに、
この前何の気なしに
池田高校の校歌が口ずさめたのには正直驚きました。
監督が代わり、蔦監督がお亡くなりになられてからも、
池田高校はずっと気になっています。
今年も一緒に校歌を歌いたいなー。がんばれ池田高校!
(yoko)
同感! がんばれ池田高校!
じつは、ぼく、小学校のときに
徳島に住んでいたことがあって、
池田高校には特別な思い入れがあります。
あのときの印象は強烈でした。
やまびこ打線のときもすごかったけど、
ぼくがいちばん覚えているのは、
東洋大姫路との雨のなかの熱戦!
最終回1点差まで詰め寄るも届かず‥‥。
あの試合はほんとすごかったなあ。
あ、やばい。ちょっと泣けてきた。



我が愛媛県は、
ベースボールに「野球」という字を当てた
正岡子規の出身地。
最近で有名なのは、やっぱり済美高校です。
「やればできる、は魔法の合い言葉♪」です!
春の選抜初出場、創部3年目で優勝。
そしてその年の夏は準優勝。
あのとき投げた福井投手は、
キャプテンとして今年の夏も頑張っています。
まだ1回戦しか終わっていませんが、勝っています。
我が母校、松山東高校。勝ってます。
夏将軍、松山商業高校。
ミラクル新田、新田高校。
牛鬼打線、宇和島東高校。
愛媛県がんばれ!!!
(愛媛県・きち)
そして、この夏の優勝候補のひとつが、
春の選抜を制した愛媛の済美高校でしょう。
まずは地区予選、波乱なく突破できるか?
ええ、そうです。夏ははじまっているのです。
今日の情報は、このあたりで。




甲子園球場へいらっしゃるなら。
byぬばたまの

古くから続くコーナー
「今日のダンナ」の常連投稿者として
一般の読者にもファンの多い「ぬばたまの」さん。
なんでも、甲子園球場のすぐそばに
住んでいらっしゃるということで、
甲子園球場周辺のレポートをお願いしちゃいました。

第1回「郵便局と、自販機と、そのほか」

阪神甲子園球場の東側を南北に走る道路、
「甲子園筋」沿いには、
小さな郵便局があります。
阪神電車の甲子園駅東口改札を出て、
甲子園球場とは反対の北側へ
甲子園筋を歩いていくこと約100メートル。
いや、もうちょっと近いかもしれません。
そこに、『甲子園郵便局』があります。
この郵便局の外壁には
大きなボールとバットの看板がかかっています。
応援の合間に球場周辺を散策される折にでも
ちょこっと足を伸ばしてご覧ください。

また、阪神甲子園球場の南東側の門を出て
甲子園筋を渡ったすぐのところに
ちょっと嬉しい自動販売機があります。
一般的な清涼飲料水は通常
自動販売機では一本120円で販売されていますが
この自動販売機では一本100円で販売されています。
すぐに見つかると思いますので
探してみてくださいね。

ただし、阪神甲子園球場内へは
カンやビンの類を持ち込むことができませんので
その点くれぐれもご注意ください。

今朝の朝刊に、
西宮市立西宮高校のプラカード嬢の合格発表が
19日に同校で行なわれたことが載っていました。
無事65人が甲子園決定とのことです。

選考会の時には
プラカードに見立てた竹の棒を持って
体育館を2周歩いたそうですよ。

阪神甲子園球場のグラウンドには
私も一度立ったことがあるのですが、
映像で見ているよりも、スタンドで見ているよりも、
ずっとずっと広い球場でした。

あの広い球場を
暑い中、プラカードを持ったまま
背筋を伸ばして美しく歩くのは
とても大変なことだと思います。
どうかどうか怪我のないように
貧血などで倒れることのないように
無事に大役を果たしてほしいと願っております。

今日も暑くなりそうです。
みなさまおからだたいせつに。ではまた。
(ぬばたまの)


Illustration:澤田 圭
2005-07-20-WED
もどる
©2005 HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN All rights reserved.