ある年の夏。
福岡県の能古の島で
音楽イベント(ノコノコロック)があり、
東京からのツアーに参加しました。
二泊三日で、イベント以外の時間はフリーです。
「ひとり古墳部」の時間は充分ありそうです。












 
博多に着きました。さっそく...
ホテルにチェックインして、
地下鉄で「貝塚駅」へ。

貝塚‥‥この駅で降りたい!

でも今日は我慢!
西鉄貝塚線に乗り換えて「香椎宮前」で降りました。

香椎宮へ向かいます。

もちろん一緒
 
みこちゃんも、もちろん一緒でーす。
博多についたスソさんは、
音楽イベントに来たのにも関わらず、
とんこつラーメンも目もくれず、
香椎宮に向かったのよー。




 
参道を歩いています。
7~8分ぐらい歩くと、
だんだん大きな森のようなものが近づき
小さな神社もあったりします。

古墳っぽい雰囲気!
 
ここに?
ここに古墳があるの?




 
案内板です。
ここから境内でしょうか。
弁天池がある広場にいます。

香椎宮は川と石垣で
何重にも囲まれているんですね。

えーと、えーと‥‥
 
案内版のなかに、
「古墳」の文字はないみたいだわ‥‥。
でも、歴史の匂いは感じる!








 
いよいよ本殿へ
鳥居をくぐって太鼓橋を渡り、
楼門から入ります。

しめ縄は細めで〆子(しめのこ)は、
二つ組なんですね。
あ、祭神が二人だからかな~。

神紋(社紋)は菊花。

これは、『十六八重表菊』。
俗に『菊の御紋』といって、
天皇や皇室を表す紋章だそうです。




 
由緒
祭神は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と
神功皇后(じんぐうこうごう)のご夫婦です。

このお二人のことを簡単に説明しますと‥‥

『日本書紀』によれば、
仲哀天皇は熊襲討伐のため
筑紫に夫婦でやってきましたたが、
皇后が神から新羅を授かるという夢をみたので、
天皇に伝えたものの
天皇は信じなかったため香椎宮で急死しました。
その後、神功皇后は妊娠したまま自ら出兵し
新羅国を攻め、新羅国は戦わずして降伏し、
高句麗・百済も朝貢を約したとされています。
(三韓征伐)

北九州には、神功皇后にまつわる
不思議な出来事や神社が数多くあります。

神功皇后ミステリーツアーができそうだなぁ~。




 
狛犬
顔ちっちゃー!!
すごいプロポーションの狛犬です。
モデル体型ですね~。

いきなり狛犬!
 
歴史のお話をふむふむと聞いていたら、
いきなりの狛犬登場!
しかもモデル体型!
スソさんのレポートは予断を許さないわ!






 
本殿前に
巨木の綾杉です。

なんと大きな!

曲がった幹が
コンクリートの柱で支えられています。

西暦200年?とすると現在1814歳ですね。

これは、神功皇后が
三韓征伐から帰ってきたときに
三種の宝を埋め、
「永遠に本朝を鎮護すべし」と言って
鎧の袖の杉枝を挿したものが
大木になったと伝わるそうです。

やっぱりマジカル!




 
その脇に
鶏石神社と稲荷神社が並んでいます。

にわとりいし? とりいし?

鶏石というのは、
鶏の足跡が残った石でもあるのでしょうか?

ご利益は子どもの夜泣きに聞くということ。

さて、あの一段と高いところに
本殿がありそうです。


 
中門から
ここから入って正面が拝殿と幣殿です。


 
本殿
こちらが奥の本殿を横から見たところです。

本殿は『香椎造り』と呼ばれる
オリジナルな様式のもので、
1801年に造られたものだそうです。

たしかに、神社でよく見る屋根の上の
千木や魚堅木(かつおぎ)がないですねー。

ところで、みこちゃんへお知らせ。
香椎宮には巫女ちゃんの日誌サイトがありますよ!

またもやいきなり!
 
わわわ、びっくり!
いきなりスソさんに話しかけられた!
ここのところ多いのよねー。

教えてくれたのは‥‥
なんと本物の巫女さんの日記!?
‥‥ま、みこちゃんだって、
本物の巫女ですけどね!
埴輪だけど!

ところで現代の巫女さんたちの日記、
とってもおもしろいわ!
巫女として千年以上先輩のわたしからもオススメ!






 
お待ちかね!
ここに訪れた最大の目的は
実は武内宿禰(たけのうちのすくね)‥‥

本殿の脇に摂社として武内神社がありますが
少し離れた場所に屋敷跡と
不老水の湧き出る場所があるんです。

武内宿禰(たけのうちのすくね)は、
『日本書紀』では、
景行・成務・仲哀・応神・仁徳天皇の
5代の天皇に仕えていたと伝わる人物で、
そうするとなんと280~360歳まで生きていた
ということになる謎の人物です。

わたしが古墳部を始めるきっかけにもなった
愛読書『暗黒神話』にも登場する、最重要人物!

その武内宿禰が住んでいたお屋敷のあと!
そして、長生きの理由はこの不老水に…?

不老水?!
 
またもやミステリアスなキーワードが。
ドキドキ‥‥。






 
香椎宮を離れて
7~8分歩いたところに。。。

ありました!

でも鍵がかかっています!

飲めなくていいんです。
だって武内宿禰はまだ死んでいないのかも‥‥
(by『暗黒神話』)

そうなったらとても困ります。

鍵‥‥。
 
うーん、ちょっと残念。
みこちゃん、飲みたかったから。




 
見上げると
こんもりとした小山が。。。
ここはもしかしたら古墳があるのかも?

古墳!!
 
あるのかもーー!
ていうか、ある! ぜったいあるわ!
だからスソさん、小山に登りましょう!




 
最後に
香椎宮の本殿の裏手の
摂社古宮大明神の址というところにいます。

ここは、仲哀天皇が
まさに亡くなった場所だそうです。

亡くなった天皇の棺を
椎の木に立て掛けたら薫香が漂ってきた、
ということから香椎という名前になったとか。

これもマジカル!

さ、夕方になりました。
「ひとり古墳部」は終わりにして前夜祭へ。

わーーーん
 
「小山に登るーーー!」と、
スソさんのカバンのなかで
ごろんごろん暴れたのに
スソさんは気づいてくれなかったわ‥‥。

しょうがない‥‥次の日に期待だわ!
翌日は「ノコノコロック」という催しの
当日だけど、
きっとスソさんはその前に、
早朝から「ひとり古墳部」すると思うのよ!
だからみんなで、たのしみに待ちましょう!

来週に続きまーーす!

 
2014-08-03-SUN
 
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