KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(3月1日)

・うちの実家のお雛様は
 高さ1m50cmくらいの豪華雛壇でした。
 しかも2セットあったので幅も広く、
 いわば巨大な階段が部屋に出現したようなもの。
 当然、雛壇の裏側は巨大な暗闇になるわけで、
 ガキだった私は、当時、
 少年雑誌に載っていたミイラ男が出てきそうな気がして、
 決してひとりではお雛様の部屋に入りませんでした。
 あの頃は、ヘビ女とかミイラとか、
 じわ〜っと怖いキャラクターが、たくさんいました。
 実は、いまもコワイです。
 (マサユキ)

・子どもの頃、頭を打って馬鹿になるのがコワくて、
 頭を打つたびに、九九の中で一番難しいと思っていた
 7×8=56を、
 「ヒチハゴジュウロク、
  ヒチハゴジュウロク、ヒチハゴジュウロク…」と、
 呪文のように唱えて、言えることを確認していました。
 40を過ぎた今では、ボケが始まっていないか、
 「ヒチハゴジュウロク」を、時々頭の中で唱えています。
 ・・・そして、小さい頃、「すうどん」は
 酢の味がすると思って食べませんでした。
 酸っぱいものが苦手な私は、大きくなってからも、
 「そんな酸っぱいもの食べる奴の気が知れん!」
 と、密かに思っていました。
 でも、大学2年の時、お金がなくて
 「学食のすうどん160円也」
 を、一大決心して食べました。
 その日から、無理して高い天ぷらうどんをたのまなくても
 よいと言うことを密かに知りました。
 (柴犬ちゃちゃ)

・じいちゃんの膝の上で毎週みていた「水戸黄門」。
 黄門様が自らの正体を偽って
 「越後のちりめん問屋です」というのをきいて、いつも
 「あの背中にしょっているカゴには、
  ちりめんじゃこがいっぱいはいってるんだなあ。
  いいなあ、わたし大好き」と想像していました。
 (みなこ)

・母が、知人の見合いの話で、
 「その人けっこうな面食いだそうやからだめだねぇ」
 と話しているのを聞いた。当時の私は
 「そうか。その人はラーメンやうどんを
  食べ荒らす人だからだめなのかぁ」と思っていた。
 (はひ)

・確か幼稚園児くらいの時の話です。
 私がTVのウルトラマンを見ていると叔父
 「おい、○○(私の名前)、
  ウルトラマンなんて本当はいないんだぞ」
 「そんなの知ってるよ」
 「なんだ、知ってるのか。
  ウルトラマンの中身は男の人が入ってるんだ」
 「ウソだ。ビルよりも大きな男の人がいるわけないもん」
 分かってるのか分かってないのか・・・。
 (akt)

・私は小さい頃、
 手の指に「毛」のある女の人は、
 男に変身すると信じていました。
 まあ、男女を問わず手には
 「毛」があるとおもうのですが・・・。
 たぶんその頃、私の手には今以上に
 「毛」があったのではないかと推察しているのですが、
 毎晩お風呂に入る度に、
 チンチンが生えてきてはいまいかと
 確認した記憶があります。
 なんとなく、親にも
 相談してはいけないことと思っていて、
 モンモンとした不安な日々を過ごしていました。
 (oba)

・一人っ子にして、夫婦共働き家庭で育った私は、
 一人で悩むことが多かった。
 小2のある日ふと、こんなかっこうでうんこしてるのは、
 世界で私一人かも、という考えが脳裏を掠めた。
 それからいつも気にしているわけではないけれど、
 なんとなくひっかかったまま悩むこと3年。
 5年生のとき読んだ
 「こまわり君」が解決してくれました。
 それでいいんだよって。
 (匿名希望)

・私が小学生の時、
 学校で「おうと下痢症」が流行りました。
 私はオートマチック(自動的)に
 下痢が続くものだと思っていました。
 しかし最近、何気なく気付いたのですが、
 オートは、嘔吐だったのです。
 嘔吐とわかってからも頭に浮かぶのは
 オートマチックです!
 (ゆうゆ)

(ミニコメント)


親にも相談できないまま、
変な理解をしていることがらって、多いんですね。


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2004-03-01-MON

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