KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(1月13日)

・高校の時、「あんぶ」という
 アダ名の同級生がいました。
 本名は「近藤さん」というのに
 なんでだろぅと思っていました。
 理由は、中学の英語の時間に
 "Umbrella"の発音が完璧すぎたからだそうです。
 (M)

・高校1年の時、
 『じいちゃん』と呼ばれてる3年生がいました。
 中学卒業後、高校に進学するも1年で退学し、
 翌年、別の高校(後に私が進学した学校)の
 1年生になったので、
 年齢が皆より1つ上で『じいちゃん』なのだとか。
 でも決定的な理由は、
 「学校の椅子に座布団をのせて使っていたから」
 と他の先輩が教えてくれました。
 確かに、考え方は年配者っぽい時もありました。
 でも頼りになる先輩でしたよ。
 (りおん)

・高校一年のとき、教育実習にみえた
 国語の先生についたあだなは、
 「ししおどし」。
 その音のイメージから推察するような
 厳つい風体の男性ではなく、
 どっちかっていうと優男なんですが。
 先生の選ばれた教材が日本庭園にある
 「鹿威し」について
 かかれていて、授業中、
 先生が「鹿威し」という単語を
 強調されていたために、
 そう呼ばれるようになってしまいました。
 先生は雑談中に「結婚とは妥協だ!」と発言をし、
 夢みがちな高校生達に衝撃をあたえました。
 あれから17年たちましたが、
 先生は当時の彼女と結婚されたのか
 気になります。
 (シマシマ子)

・授業中にどこかで爆竹、
 なんてのは日常茶飯事の中学時代。
 いつも以上の騒がしさに『?』と廊下を覗くと、
 走り去る生徒の後ろを制服の警官さんの団体が……
 などという荒れ果てた学校には、
 不良生徒にも一目置かれる
 強面・屈強の先生が数名いらっしゃいました。
 そのうちのおひとり、オールバックに
 天然の剃り込み(M字禿)のりりしい
 T先生は、あだなを「タイガー」とおっしゃいました。
 剃り込みのカタチからの連想と、怒ると恐ろしい、
 ということからであったと思われます。
 しかし、私達のクラスは、何故かそんな中で、
 妙に牧歌的な空気漂うクラスで、日々
 ぼんやり、のんびり、おちゃらけて過ごしており、
 先生も気抜けてらしたのか、授業中も
 かなりふざけておられ、中でも小学生気分の抜けない
 ひとりの男子生徒とは毎日のように
 掛け合い漫才のよーな会話を。
 ある日、彼らがいつものように言い合っていた時、
 先生にやりこめられそうになった
 生徒の口から飛び出したのは……。
 「なんやねん、先生なんかタイガーとちゃうわ!
  『ネコカット』や!!」
 以来、私達のクラスでのみ、
 T先生は『ネコカット』だったのでした。
 (kaie)

・私の中学時代の同級生に
 「教授」というあだなの女の子がいます。
 茶道好きで、「しくじったな」とか
 「こしゃくな」「笑止千万!」など
 彼女の趣味や発言がじじ臭かったので
 「じい」と呼ばれていたのですが、
 あるときクイズダービーごっこをしてからというもの
 彼女のあだなは「(篠澤)教授」へ。
 15年たった今でも呑み会の席では
 「教授〜!!元気ぃ〜!!」なんて・・・
 周囲の目が「えっこんなに若いのに教授!?」なのが
 すごく笑えますねぇ。
 今でも彼女は威風堂々としていて立派です。
 (m)

・中学の時、違うクラスだったけども委員が一緒で
 仲良くなった女の子のあだ名は、「えろすん」でした。
 そのあだ名になった理由は彼女の名前に
 「尋」という字が入っていたので……。
 バラしてみると、「ヨ・エ・ロ・寸(すん)」
 となるのが由来だとか。
 わざと廊下とかで
 「よっ!えろすぅーんっ!」と
 遠くから呼んだりしてました。
 真剣な話の時も「なぁ。えろすん」と
 普通に呼んでたし、
 彼女も普通に返事してくれてたけど、
 今から思うと、中学生の多感な女子に
 妙なあだ名ですよねぇ〜。
 (せん)

・中学校のときの担任の先生を
 みんな陰で「ちょーにょー」と呼んでいました。
 由来は、先生が怒って
 「なにやってるのよー」と言おうとして
 舌がもつれたのか、
 「なにやっちょーにょー」と言ってしまったとか。
 (さとこ)

・私には3つ年上の姉がいて、
 小中高とずっと同じ学校に通いました。
 3つ離れているのでちょうど
 姉が卒業する時に私が入学してました。
 姉とその友人の3人組は
 悪ガキだったらしく私が入学すると必ず
 「●●の妹か〜〜!」と
 先生に目をつけられていました。
 なんか放送室を乗っ取って
 好きな音楽をかけたり、先生に
 変なあだ名をつけていたようです。
 社会の先生には「カラス」、
 頭が大きくて歩く時に左右に振りながら
 歩いていた先生には「コブラ」。
 でも一番変なあだ名がついていたのは
 スケエという珍しい名前の先生
 でした。変な名前だし語感が
 「スケベ」に似てるので私だったら
 「スケベ」ってあだ名くらいしか
 思いつかないんですが、姉たちは先生を
 「ヘッドロックスケエゴリゴリ」と呼んでました……。
 悪さを見つかってヘッドロックでもされたんでしょうか。
 (匿名希望)

(ミニコメント)


ひきつづき、ガキんちょたちがつけた、
あだなを紹介してみました。
なんだか、小さい頃を思い出すような話ばかりですねぇ。

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2004-01-13-TUE

 

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