KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(1月10日)

・私が最初になりたいと言った将来の職業
 「ジャスコ屋さん」
 私は一体何をしたかったのでしょう。
 (ぱろ)

・小さい頃、足が痺れているのは、
 感電しているからだと思っていました。
 今、自分がどんなに、命がけで、
 電流に耐えているかを認めてもらいたくて、
 「ちょっと足に触って。ビリビリするから!」
 といって、人につま先を触らせてました。
 けれども、ぜんぜん平気そうなので
 「この危機を止められるのはオレだけなんだ!」
 さらには、なぜか、
 「地球を救うには、これに耐えなくては!」
 と想像を身勝手に飛躍させて、
 孤独なヒーローを演じていました。
 (とよ)

・小学校からの帰り道に、
 雨が降り出して傘を持っていないときのこと。
 走って帰ろうとする私にともだちから、
 「走ると、一秒間に受ける雨の量が
  歩いているときより多くなるから、
  出来るだけゆっくり歩いた方が濡れない」
 と言われて納得してしまい、
 二人でゆっくり、ゆっくり歩いて帰りました。
 走れば早く帰れることに
 想像が及んでいませんでした。
 当然びしょ濡れになりました。
 (ハニー)

・4歳になる娘の将来なりたい職業は、
 少し前までは『「ぞうさん」やさん』でした。
 何でも、一頭、\1,200だそうです。
 いまはこれが、『「キリン」やさん』になっています。
 ぞうさん好きだったのが、
 キリン好きになったのでしょうね。
 ちなみに、値段は\2,500になりました。
 まけてくれと言ったら、\100にしてくれました。
 (鯛三)

・高校の同級生のゆりちゃんは
 みんなにげりちゃんと呼ばれていました。
 本人も気に入っていたらしく、
 「あのねげりねー」などと言っていました。
 時折げりぴーと変化することもありました。
 げりちゃんはその後コスタリカに留学していきました。
 スペイン語を話すのに巻舌ができないと心配する
 げりちゃんに、誰かが、
 「サッポロラーメンって言うと練習できるよ」と助言し
 壮行会の席上みんなで練習しました。
 私もそれで巻舌を習得しました。
 (たった)

・寝ついたかどうか親が確認にくる、
 という話を読んで思い出したことがあります。
 小学生の頃、3歳違いの従妹と
 よくお互いの家で泊まり合っていました。
 お喋りしたり騒いだりしていないか、
 ちゃんと寝ているか、という確認は
 ウチでもやっぱりありました。
 度々確認されるので、従妹に「練習しよう」と提案し、
 確認に来られたつもりになって「来た!」と言っては
 突然寝たフリを二人でしていました。
 そのうち、うなりながら寝返りをうったり、
 寝言を言ったりと
 迫真の演技になっていきましたが、
 演技の成果は発揮されることはありませんでした。
 (ペリーニョ)

・図書館に通って童話を読むのが好きだった私。
 将来の夢は、お姫様か図書館のお姉さんでした。
 しかも、お姫様にはなりたい、ではなく、
 なるつもりでした。
 現実的なのか、夢見がちなのか…
 ちなみに、先日三歳の甥に将来の夢を聞いたら、
 「大きなお月様になるの!」とのことでした。
 (匿名希望)

・子どものころ、近所の空き地に立った
 「モータープール予定地」という看板を見て、
 当時流行していた流れるプールが建設されるのだと
 勘違いした私。
 家族、友人にも触れ回り、
 私同様に無知な友人と、
 ウキウキして完成を待っていました。
 (ちい)

・母の記憶より……。
 私が小さいころ、ロバのパン屋がやってくると
 メロディにあわせて、楽しそうに踊っていたそうです。
 前を通りすぎ、角をまがって見えなくなったところで 
 はたと気がつき
 「パン買ってー!」と、毎回泣いていたそうです。
 母は、なつかしそうに話しますが、
 一回くらい、買ってやれー……。
 (今じゃ、母によく似た私)

(ミニコメント)


いかにも、ガキんちょたちのしそうな行動や、
将来の夢を、ひきつづき、紹介しました。
「私同様に無知な友人と、ウキウキして待ちました」
ってのが、いいですよねぇ。

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2004-01-10-SAT

 

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