KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(1月9日)

・10才の頃、3っつ違いの妹と同じ部屋だった。
 夜遅く部屋の中で2人ではしゃいで息を殺して遊び、
 眠ったかどうか
 親が様子を見に部屋に入ってくる寸前に、
 ベッドにもぐり込むのがスリルだった。
 夏のある夜、隣の部屋から足音が近ずいたので、
 2人でサッとベッドに入って目をつむった。
 妹の所に行って眠ったか確かめたあと
 自分のベッドの横に立った気配がした。
 大分時間がたつのに、部屋を出て行く音もないし
 そばにいる息づかいもない。
 10分以上も経ったかと思ったが、
 用心してまだ目をつむっていた。
 もういいだろうとそっと薄目を開けると、
 ぼんやり頭の上に影が見える。
 よく見ようとさらに目を開けると、
 頭の上30センチ位の所に父の顔が見えた。
 驚いて一瞬目を見開いてしまったが
 すぐに目を閉じた。
 すぐに、なにごとも無かったように足音が遠ざかった。
 当時は、あんなに長いあいだ音も無く
 腰をかがめてベッドの横に居た父を、
 とても信じられないと思った。
 (惚茄子)

・以前、保育園の園長先生から聞いた話です。
 クラスの名前を子ども達に付けさせたところ、
 「強い名前がいい!」と ウルトラマンやら、
 ゴリラなどと言う名前が付いたそうです。
 ある日、保護者から欠席連絡の電話が入ったそうです。
 「ゴリラの熊ですけれど……」
 (tenko)
 
・うちの長男は幼稚園の年中さんの時
 大きくなったら何になりたい?と言う質問に、
 「キュウリ」と答えました。
 (ゆう)

・お風呂タイムが一番妄想大爆発していました。
 ある日
 「いじわるなまま母にしいたげられる不幸な娘」
 という設定で風呂に入りながら、
 なぜか風呂の壁を掃除していた。
 しかも結構それが楽しかったらしく、
 風呂の壁掃除は数日続いた。
 おかげで壁はすっかりきれいになったが、
 風呂の時間が以上に長いことを家族から抗議された。
 しかしそれがまた妄想の火種になり、
 壁をこすりながら「いつか王子様が…」と
 つぶやくのであった。
 (おん)

・小学生の頃、転校が多かったのですが、四年生の時
 川崎市から横浜市へ引っ越しました。
 川崎にいた頃はクラスメートに川崎さんや川崎君が
 2,3人はいたので、てっきり横浜には
 「横浜さん」「横浜君」が
 いると思っていたのですが、いませんでした。
 一人で不思議に思ってました。
 (いのかなえ)

・私もそうですが、世間のジュンコさんはきっと
 「ウンコ」って呼ばれてるだろうなと思っています。
 この間久しぶりに中学の友達に会ったら
 「久しぶりじゃなーウンコー」
 って言われて脱力しました。
 高校の時のあるひとりの先生も
 私のことを「ウンコ」と呼びます。
 ちょっとかわいく「ウンちゃん」。
 かわいくないけど。
 「おいウンちゃん」「はい」
 って普通に返事してたら、他の先生に、
 「返事するなよ……」とあきれられてました。
 ひとつ上の先輩にもジュンコさんがいて、その先輩は
 「ティンコ」と呼ばれていました。下経由で。
 大学に入ったら誰からも呼ばれなくなりました。
 ちょっとさびしい……かも。
 ウンコと呼ばれ続けてるけど、
 今までこんなに文字にしたことなかったです。
 (松)

・弟は小さい頃、地味なので
 ジミーと呼ばれていました。
 (さくら)

・なんていうか、
 どうにもこうにも困ったもんだと思いますが、
 ほぼ日に載せられないようなネタだったら
 ごめんなさいませね。中学のころ、
 「玉川さん」(たまがわ)という女の子がいて、
 その子のあだ名が
 何をどうなってそうなったのか、
 「たまげちゃん」でした。
 公衆の面前で「たまげー!!一緒に帰ろー!」だの、
 「たまげ、宿題やった?」だの、
 オイオイどうなってんだ的な会話が
 普通にされていました。
 あのころは誰も変に思わなかったんだなー・・・。
 (からあげ)

(ミニコメント)


「ジミー」をはじめ、あだ名の直接性と下品さが、
いかにも、ガキらしくていいよなぁと思いましたー!

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2004-01-09-FRI

 

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