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（11月24日）
・私は子どもの頃、お腹が極限まで減ると、
白い砂漠が目の前にあらわれていました。
上下左右真っ白砂漠。砂あるいは霧の嵐。
その中でただ一人。
そして、謎のバス停が見えたりすることもありました。
あまりに気持ち悪いので、
机にかじりついて我慢したものです。
この状態も間食（おかし）を覚えてからは、
やってこなくなりましたけど、
今でも、お腹が減り過ぎるのがこわいです。
（コヤマ、25才、A型、蠍座）
・高校生の時、４〜５日休むような熱を出しました。
治りかけの頃に中耳炎になってしまい、
夜寝ている最中、膿が鼓膜をやぶって
出てくるまでの音を聞きました。
「ぐじょ〜じょわじょわじょわ〜バリバリ！」
という大音量で、はじめは
ムカデが頭の中を暴れているのかと思った。
その時は耳だけでなく頭全体が痛いので
脳が沸騰して出て来るんじゃないかと心配でした。
発熱中に耳そうじをしたのが悪かったかなー。
（おいも）
・小学校３年の時に「臨死体験」しました。
母子水泳教室でおぼれて気を失ったのです。
闇の中に背中に羽の生えた天使のような人がきて、
「一緒に行く？」と聞かれましたが、断りました。
その人が羽ばたいて行ってしまったとたん
意識が戻り、気がついたらプールサイドで
介抱されているところでした。
（ひんたこら）
・中学時代から20代後半まで、３年に一度くらい
お腹にものすごい差し込みが来て、
気を失うということが続きました。
そのときに必ず現れる光景というのがあって、
ものすごく青い空と白い建物が建ち並ぶ、
人っ子ひとりいない道を一生懸命歩いている、
というものです。
建物群の向こう側からは人々の声がして、
たぶん海なのです。
理由はわからないけれど
私はそこへ急ごうとして歩いている。
でも全然、着けない。
ちょっと焦ってる…というところが気がつきます。
きっと時間にすると数分のことなのだろうけれど、
いつも同じ光景。
そして、道や廊下やトイレなどで
倒れている自分を発見するのです。
あれってもしかしたら
彼岸かもしれない、と思って以来、
倒れなくなってしまったのですが、
そうかもしれない。
（ちえこ）
・私が小学５年生の時に熱を出して、
学校を休んでいたのですが、
熱が下がり、もう明日は休まずに
済むだろうと母とこたつで話していたら、
いきなり悪寒が走り、
寒くてしょうがなくなってきて、
布団にくるまり、
寝ようとしても寒さは収まらず。
母に布団を掛けてと何度もいい、
家にある布団という布団を
全部掛けてもらっても収まらないので、
最後には母が上に乗っかってました。
何故かそれで寒けが収まったんです。
熱を計ったら、４０℃近くありました。
熱が上がる前の前兆なんですね、悪寒は。
後にも先にもあんな悪寒は初めてでした。
（匿名希望）
・小さい頃高熱が出ると、
部屋の中で電車がひっきりなしに走る
幻想をみていました。うるさかったです。
（ぴゃ〜）
・偏頭痛がひどい私は高校生のころ、
そのいつもの頭痛で横になっていました。
試験が直前だったもので、早く治さなきゃと
気が焦り市販の頭痛薬を少し多めに
飲んで眠りにつきました。
「ぶーん、ぶーん」という音で目が覚めた私が
見たものは・・・たくさんの蜂が私の目の前で
「８の字」に飛んでいる光景。
幻想でしょうが、ちゃんと音まできこえました。
不思議と心地良かったことを覚えています。
（iron）
・小さいころ限定ですが、熱の時には
やっぱり大きいものが小さく、
小さいものが大きく見えたことがあります。
最近になってこの症状が
「不思議の国のアリス症候群」って
名前がついていることを知りました。納得。
今でも熱が出たときとかに近い状態になります。
今でも電車の中で目をつぶって下向いたりしたときに
自分の感覚がその車両の隅々にまで広がったような、
自分の頭が大きくなって
天井から見下ろしてるような感覚になります。
逆に言うと、壁が近づいてきてるイメージかな。
でもそうなったら一瞬で普通に戻るんですけどね。
でもその瞬間がすごく長くかんじるんです。
（匿名希望）
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| （ミニコメント）
子どもなりの、それぞれの極限体験というか、
熱を出したりしたときの幻想を、おとどけしました。
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