KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(10月19日)

・小学生の頃、ボクのアイドルは王選手で、
 そんな王選手はうんこをしない、
 なぜなら王選手だから、と本気で思ってました。
 で、
 「王選手はうんこしないのに、
  なんでボクはうんこするんだー!」と
 しょっちゅう母親に食ってかかってました。
 母はそのたびに
 「そんなことないわ。王選手もうんこするのよ」
 と答えてましたが、
 当時のボクは絶対に信じませんでした。
 そしてボクの地元福岡にまで来てくれた王選手は
 ダイエーを強ーいチームにしてくれました。
 やはりカンペキなマイアイドル、王選手。
 王選手に便器は必要ない。
 便器に入るなんてもってのほか。
 ダイエーが日本一になることを強く信じております。
 (いでみの)

・小学生の頃、選挙カーに向かって
 手を振るのが大ブームでした。
 公園で遊んでいて遠くからうぐいす嬢の声が
 聞こえてくるなり全員遊具を放棄して
 ダダッと道路沿いに集まり
 ぶんぶん手を振るのですが
 向こうも当然ノリよくレスポンスを返してくれるのが
 楽しくて仕方ありませんでした。
 選挙戦終盤になり、こちらも手を振るだけのパターンに
 飽きてくると、それに加えて
 「せーのっ、がーんばってねー!(全員)」
 ・・と呼びかけまでやるようになり、
 ますます選挙カーの
 皆さんの士気をあおっていました。
 そんなある日、某候補者のかたの
 「あっ、公園のチビッコたち、いつも
  ご声援ありがとうございますっ!!頑張りますっ!!
  わたくし○○、こどもが大好きでございますっ!!
  おとうさま おかあさまに 
  どうぞよろしくお伝えください!!」
 という言葉に大興奮。
 なんかすごい人に頼まれごとをされてしまった!
 はやく帰って家族によろしくお伝えしなくては!と
 幼心ながら使命感に燃え、
 たのむから子ども好きの
 ○○さんに投票してあげてくれ〜と
 選挙当日まで親にしつこく懇願し続け、
 相当困らせた思い出があります。
 (七色)

・サングラスかけてるひとは、
 全員ひとごろしだと思ってて
 幼稚園の友達のお父さん(常にサングラス)には、
 頑なに心を開きませんでした。
 (kitocha)

・わたし、中学生の頃まで、
 目眩の感覚が大好きでして、
 かといって健康だったため、
 そうそう目眩なんておこりません。
 そんなわけで、学習机のまわる椅子
 (すわるところがグルグルまわる)にこしかけて
 ひたすらまわっては世界がまわるのを楽しんでいました。
 今考えると吐きそうですが、
 あの頃はそれがすごい楽しかった。
 一度はやりすぎて、本当に倒れて
 椅子からおち、気絶してたところを親にみつかり
 病院にはこばれました。理由を話して
 親のみならず医者にもコッピどくしかられました。
 (すごく脳によくないことらしいです)
 それ以来やってませんが、遊園地の
 ティーカップにのると今だに不必要な程まわしてしまい
 降りれなくなったりしています。
 成長してないませんかね?
 (あと)

・中学生の頃までは、空気になりたくて、
 床に直にねて、天井をみつめ、自分の意識を放す訓練?
 をしてましたよ。左足からはじめて
 だんだんもう自分のものではないっておもいこむ。
 床と一体化したようなイメージをつくって
 意識を放すんです。
 誰にきいたわけでもないのに、
 なんであんなことしてたんでしょうね。
 大人になってからリラックスする方法みたいな本に、
 同じ様な方法が書いてあってビックリしました。
 中学生くらいまでの子供って
 いったいなにを考えてるんでしょうか?
 自分の事ながら、おもいだせませんが、不思議です。
 (ユウコ)

・長女が幼稚園の年長組の時、
 仲良しだった友達のTちゃんに弟が生まれました。
 Tちゃんがお母さんに、
 どうして赤ちゃんが生まれるのか何度も尋ねたので、
 お母さんは幼稚園児のTちゃんに
 何から何まで教え、
 「年頃になって男の人から何かされそうになっても、
  結婚するまでは絶対にそんなことしては駄目。
  男の人は自制できない時もあるのだから、
  女が毅然としていなければ」と
 言って聞かせたのだそうです。
 「ふーん」という感じで聞いていた
 Tちゃんの発した言葉は、
 「男って神様の失敗作なんだね」
 というものだったそうで……。
 (まるひ)

・「ガキの頃は」というか
 3年前のことなんですが、
 私は友達と2人で映画を見に行きました。
 その映画館は大型ショッピングセンターの中に
 あったので、上映時間まで
 その辺をぶらぶらしようと思い
 私たちは近くの楽器屋さんに行きました。
 そこで見つけた電子ピアノ?は
 ボタンを押して内蔵されている曲の中から
 好きな曲を選べばその曲が流れながら
 鍵盤が光るというものでした。
 別に当時珍しかったわけでもないのですが
 私たちは何を思ったか「大きな栗の木」を選び、
 歌いだしたのです!
 しかもノリノリで踊りまでつけて、
 そんな私たちを怪しく思った店員さんに
 「幼稚園の先生のかたですか?」
 と聞かれてしまいました!
 まだ12歳だったのに!
 その当時お互い高身長(小6で160を越えてた)
 だったので仕方ないのかもしれませんが
 その後しばらく2人で
 「うちらってそんなフケ顔?」と悩みました……。
 (凛)

・高3の頃、倫理の授業で教材に、
 三浦綾子さん原作の「氷点」という小説が
 使われていたのですが、
 何故か生徒全員がハマってしまい一躍大ブームに。
 倫理の授業をとっていない同級生までもが、
 「氷点、貸して」と大騒ぎ。
 果ては、教室の窓際に氷点が何冊か並べてあって、
 みんな勝手に借りて他の授業中にこそこそと読む始末。
 休み時間には、ラストシーンをめぐって大激論大会。
 夢中になったおかげで、
 倫理のテストの点数はよかったです。
 それにしても、ふだんは漫画しか
 読まなかった私たちの間で
 何故突然ブームになったのか、いまだに謎です。
 (あちゃ)

(ミニコメント)


なんだかわからないほど入りこむ経験、
ガキんちょたちんは、
うらやましいくらい、たくさん、あるんですよね!
「サングラスをかけた人は全員ひとごろし」
が、かわいらしかったです。

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2003-10-19-SUN
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