KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(10月6日)

・小学生の頃『アタックNo.1』を再放送していて、
 にわかバレーボールブームが起こりました。
 とりあえずアタックやサーブにはなんでも名前を付けて
 その名前(バナナサーブとか)を
 叫びながら打つのが基本。
 もちろんみんな鮎川こずえ気分で。
 だいたい、知る限りの果物(子供なので少ない)を
 網羅した後は、
 「スペシャル」+「スーパー」+「ミラクル」など
 「すごそうな」冠を付けていました。
 その後、バレーボールに代わって、
 バドミントンブームが来たのですが、
 そっちでもとりあえずサーブには名前を付けてました。
 毎日、公園が暗くなって、
 ボールや羽根が見えなくなるまで遊んだなあ。
 またあんな風に遊びたいですねー。
 (ジャム)

・私ハ高3の受験生です。
 といっても、受けるのは美大なので
 毎日勉強の代わりにアトリエに行って
 デッサンとか色彩とかをしています。
 かといってぜんぜん
 勉強しなくっていいってわけじゃなくって、
 国公立だからセンター試験の勉強も
 しなくちゃいけないので大変です。
 休みの日を勉強にあてています。
 でもやっぱりそれでも足りなくって、
 定期テストの時なんてあっぷあっぷです。
 でも私は絵が好きだから、ただそれだけで
 頑張れるのです。それに将来の夢だってあるし。
 たぶん今受験生の人も大勢いるでしょう。
 勉強つらい!って思った時、
 自分の目指す姿や大学に入って
 したいことを思い浮かべてみています。
 私も何度かスランプになったけど
 それで立ち直ったんです。
 自分の目標は自分を元気にするために
 持つものだと私は思います。
 (oriya)

・私は学生の頃、経済学者のアダム・スミスを、
 ずっと「アダム」じゃなくて「マダム」だと思いこみ、
 キュリー夫人とだぶらせ、
 女性経済学者だと思っていました。
 教科書にアダム・スミスの
 顔写真が載っていなかったのと、
 私は思いこみが激しいので、
 読み違えたのをそのまま思いこんだのですね。
 その後、社会科テストや受験のときもずっと、
 「国富論の著者は?」という問には、
 自信をもって「マダム・スミス」と書き、
 ちゃんと○をもらってました。
 先生は、「マ」と「ア」が似ているので
 急いで書いて字が崩れたのだろう、と
 思ってたんじゃないかな。
 出題されるたび、
 何度も○をもらってたのが、今考えると不思議です。
 マダムじゃなくてアダムだと気付いたのは、
 35才過ぎてからでした。うううう〜
 (マダム・白井)

・高校受験のとき、地理が苦手だった私は
 トイレの壁に貼った縦40センチ横60センチくらいの
 世界地図に、地理の勉強のたびに得た
 新しい知識(特産物やら気候やら)を
 ボールペンでがんがん書き込んでいました。
 場所が場所だけに勉強時間以外にも眺められるし、
 日を追うごとに世界地図が文字で埋まっていくのが
 楽しかったです。
 本番もかなりうまくいきました。お薦め勉強法です!
 (なゆた)

・幼稚園に入るか入らないかの頃の私。
 石鹸を体に付けたまま乾かしてしまうと
 がい骨になってしまうと固く信じており、
 親に体を洗ってもらうときに
 「早く洗い流してー」と
 毎回まじで泣きを入れていました。
 そして何故親はこんな重要なことを
 てきぱきやってくれないのだろう、
 などと苛立っていました。
 …でも、毎回真剣に泣きを入れながらも、
 その理由については
 「笑われそうな気がするから」という理由で
 一度も親には伝えたことはなかったように思います。
 子供って不思議な世界に住んでいますよね。
 (ういろう)

・子供の頃は、なぜかとても鼻の穴に執着してて、
 自分を鼻研究家の鼻博士だと自負していました。
 あの人の鼻の穴は肉が薄くて涼しげだ、とか、
 この人のは漆黒で中身は異次元って感じ・・・とか。
 北島三郎さんとそっくりの鼻を持っている祖父とは、
 会話の度に吸い込まれるような錯覚に陥り、
 そっとこたつの足を握ったりしていました。
 初対面の人にも鼻チェックを無意識のうちにしていて、
 最初の会話はいつも気がそぞろ、
 鼻毛が出ていようものならもう目は釘付けで、
 (これ以上見つめては失礼だ)と思いつつ、
 その動きを克明に目で追っている自分がいたりしました。
 そんなある日、友達に鼻博士の秘密をそっともらしたら、
 予想以上にビビられて、
 「鼻ばっかり見ている人ってエッチなんだって。
  あんたってむちゃくちゃエッチなんだー!」
 うそ・・・私って隠れエッチだったの・・・?!
 その日限りで鼻稼業からあしをあらいました。
 (kimi)

・チビッ子の頃、本気で魔法使いになりたかった私は
 12月になると
 “どんな種類でもいいので魔法をください”
 という内容の手紙を
 何通もサンタ宛に書き、夜寝る前に窓を少し開け、
 サンタが手紙を見つけてくれることを祈りつつ
 クッキーなどのおまけをつけて、
 クリスマスに備えていました。
 そしてクリスマスイブには夜中に窓を全開し、
 「サンタさ〜んッ!!魔法をくださぁ〜いッ!!」
 と叫んだものでした。
 しかしながら毎年リカちゃん人形が届き
 “まだまだ私は未熟なのか”と反省し、
 そしてそれなりにリカちゃんで満足する。
 そんなチビッ子でした。
 (ぽねい)

(ミニコメント)


高校3年生の時期に、将来のことを夢みながら
毎日デッサンしたりセンター試験に備えたりする、とか、
高校3年生特有の感慨って、
なんか、かつて通った道であったとしても、
特別な懐かしさがありますよね。
受験についてのさまざまなエピソードも、待ってます!

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2003-10-06-MON
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