KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(10月1日)

・私にとって効果的だった勉強法は、
 「気になってる事は思いきってやっちゃう」
 ということです!
 試験前になると急に掃除したくなったり、
 アップルパイとか餃子とか、
 手のかかるものを無性に作りたくなりました。
 買物したいとか映画みたいとか
 気にしながらいやいや勉強するよりも
 「遊ぶ」を満足させると
 意外とすんなり勉強に集中できます。
 実はこれ仕事にもいえるんです、私の場合。
 時間をかけるより集中の濃度を高めるって感じです。
 (hana)

・何でも形から入る私です。
 苦手な数学のノートは1冊400円とかする
 美しい柄のものを使っていました。
 教科書は選べなくても、せめてノートがよければ
 ちょとは勉強がはかどるんじゃないかと。
 ところが、実際は、美しいノートが私の
 アホな数学の解き方で汚されていくのが惜しくて
 美しいまま1年が過ぎました。
 それでも次の年には懲りずに高いノートを求め
 デパートをさまよっていた私って・・・・。
 (かよこ)

・中1の頃、どうしてもある科目まで
 試験勉強が及ばなかったワタシは、
 思い切ってカンニングペーパーを作ることにしました。
 生まれて始めてのカンニングペーパー作成。
 ドキドキしつつ、まずは試作品を作ってみました。
 しかし、それでは大きすぎてバレバレ。
 一回り小さいのを作成。またもや大きすぎる。
 更に一回り小さいのを作成。やはり大きすぎる。
 もう一回り小さいのを……と一連の作業を数回繰り返し、
 ついに消しゴム大のカンニングペーパーが完成。
 しかし、よーく考えたら、途中から
 カンニング内容の見本なしで、
 カンニングペーパーを作れている自分に気付きました。
 結局、何回でも書いて覚えろよっつうことですね。
 当然、翌日のテストにはズルなしで挑みました。
 (M)

・中学の社会科の暗記もの。
 音読しないと覚えられないクセがあったのですが、
 教科書をただ読むだけではダメで、
 なぜか自分で「大阪弁」に変換すると
 すっと覚えられました。しかも口語じゃないとダメ。
 どんなにエライ歴史上の人物も、近所のおっさんみたいな
 奇妙な親しみが湧いて、暗記も楽しくできました。
 (り)

・高校1年の時一番後ろの席だった私は、
 いつも皆を見渡していました。
 ある日、大きな鏡を一生懸命覗き込んでいる
 一人の彼がつい気になり見ていたら、
 視線に気付いたらしく、静かな授業中、
 鏡越しに数秒間目が合ってしまいました。
 あの気まずさは 何とも言えません。
 甘酸っぱい高校の思い出です。 
 (いたち)

・なぜか、仕事に就いてから
 自分で勉強しはじめると、
 学校で習った時は分からなかったり、
 授業で眠ってしまったような内容が良く分かる。
 本を読みながら
 「なーんだ。あの先生が話していたのは、
  案外簡単なことだったんだー」
 とかいうことが割とあります。
 仕事で必要なことを学ぶときは、
 学生時代の
 「単位とれれば成績悪くてもいいや」
 という心構えでは済まない分、
 真剣だし、最初ちょっと分かりにくい時でも
 粘りが違ってきます。
 仕事の中で自分の専門に近い分野を
 学び続けて三年。
 大学時代は「ムリ」と思って受けなかった
 大学院の試験、今なら「挑戦できそう」です。
 今の仕事が大事なので受ける必要ありませんが。
 (や)

・勉強にまるわるエピソードですが、
 今でもはっきり思い出せるのは
 テストに「左手の法則」を用いて答えよ、
 という問いが出たときのこと。
 ひそかに教室中を見渡せばみんな左手で
 「左手の法則」を形作っていました。
 たぶんそのときそういう様子を見ていたのは
 私だけだとは思いますが
 「やっぱり・・・」という安心感と
 みんなとの一体感を
 自分ひとりで感じていました。
 (ふー)

・ありました、独自の暗記法。
 暗記物が苦手だった私は、地理も大の苦手。
 都道府県が覚えれなくて苦しんだ挙句に
 編み出したのが「頭文字暗記」。
 たとえば九州なら「ふさなお くみか」
 →福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島
 たとえば北陸なら「にといふぎ なやしあ」
 →新潟・富山・石川・福井・
  岐阜・長野・山梨・静岡・愛知」
 といった具合。(こっちの方が難しいという話も)
 これで私は日本全国を制覇しました。
 ・・・ただしこれには大きな欠点がありまして。
 名前は覚えられたんですが、
 実は位置関係がいまいちなんです。
 ま、大体この辺にあるってことだけ
 分かってれば、大人になった今となっては
 困らないんですけどねー。
 役に立ってそうで立ってない知識のひとつです。
 (のん)

・勉強方法と聞いて思い出すのは「睡眠学習」です!
 友人は「春の七草」を睡眠学習で覚えようとし、
 カセットに「せり、なずな、はこ・・・間違えた」
 「せり、なずな、へこ・・・間違えた」・・・と
 何回もとり直しをしていたら睡眠学習をせずとも
 覚えられたと言っておりました。
 (まろ)

(ミニコメント)


今日は、ガキの頃の勉強法を中心に、おとどけしました。
フレミングの法則が試験に出たときの
教室の一体感、目に浮かぶようで、たのしかったです!
いまになってふりかえってみると、
あの勉強内容は……というメール、なんだかいいですね。

あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!


あなたや、あなたのまわりのガキばなしを、
件名に「ガキ」と書いて、
postman@1101.comに送ってくださいね!

2003-10-01-WED
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