KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(8月13日)

(※「ドライアイス遊び」が依然このコーナーに掲載され、
  「ほぼ日デリバリー版」というメールマガジンでも
  紹介したところ、ドライアイス談義が沸騰中なんです。
  メルマガ上では、「ドライアイス友の会」さえできて、
  止まらないその勢いを、昨日に続き、ご紹介しますね。
  ガキの頃だけではない話になりますけど、許して…!
  「ドライアイス友の会」に興味のある方は、
  無料メルマガ・デリバリー版に登録したら、
  ずいぶんたのしい話が、たくさん届きますよー)


うちの中学では先生が実験好きで、
 べっこうあめやカルメ焼きなど
 いろんな物を作って食べました。
 そして、ドライアイスはシャーベットにして
 食べていました。
 袋に入れてかなづちで叩き割り、
 ジュースを入れてまぜるだけ!
 とってもおいしかったんですが、
 砕けてなかったドライアイスの大きいカケラだけは
 食べる気になれませんでした。
 今思うと食べても大丈夫だったのかちょっと心配です。
 (MOKA)

ドライアイスの面白さを、教えてくれたのは母でした。
 わたしの母は、それはそれは厳しい人で
 普段はにこりとも笑ってくれない怖ーい人。
 甘えたこともなければ、じゃれた記憶もありません。
 ある日、そんな彼女が相変わらずの無表情で
 「来なさい」と言うので、
 今度は何を怒られるんだろうと
 内心びくびくしながら台所へ行くと、
 「見なさい」と言って、
 コップの水の中にドライアイスをポチャン。
 もくもくと白い煙が出るのを見たときは、
 確かに驚きましたが
 わくわくするよりも以前に、
 母の行動の意味が分からず
 「いつ怒られる?」「わたし何かした?」
 と思いながら
 無言で母の顔と煙を見比べていました。
 遂に、恐怖の絶頂でわたしは「これ・・・何?」と、
 おそるおそる聞きました。すると母は、
 「面白いでしょう」とやはり無表情。
 「う・・・うん」。
 あのとき、きっと母は
 「わー、何これ、すごーい!」
 という子どもらしい反応を期待していたのだろうと思うと
 とても悪いことをした気がしますが、それにしても
 普段とギャップがありすぎるんだもの!
 分からなかったー。
 意外にお茶目な一面もあり、本当は子どもとも仲良く
 したいと思っている人なんだ、
 ということに気づいたのは
 高校生くらいだったでしょうか。
 そんな母と、29になった私は、
 今では、待ち合わせしてランチするくらい、仲良しです。
 (トリス)

宅配の注文品
 (冷凍を買ったのでお目当てのドライアイスあり!)
 がとどいたのでさっそく
 バケツに水を入れた中へドライアイスを放りこみ
 5歳と7歳の子ども達に
 「大人がいない時はやるなよ」
 と、しばらく観察させていました。
 おおうけでした。
 あのもくもくはいいですねえ。
 私,理系なのですが、学生のときには
 物性実験にはいなかったので
 あまり液体窒素にはお目にかかりませんでした。
 そういえば学生実験の時
 みんな、なんでも凍らせて楽しんでましたね!
 (ぽよ)

忘れもしない高校の夏休みの部活のことです。
 こっそりアイスを買いに行った私は、
 みんなにアイスを配ると、
 大きいドライアイスをバケツにほうりこみました。
 煙と涼しさで、当時クーラーのなかった教室では
 夢のような涼しさでした。
 それでやめておけばよかったのに、
 すっかりドライアイスが溶けた水は
 バケツのまわりに汗をかくほどの冷たさで、
 手をいれて楽しんでいた私は、
 誘惑に抗いきれず、ざばっと顔を洗いました。
 あの時の強烈な痛みは、今でも忘れません……。
 (末)

ドライアイスばなし、盛りあがりまくりですね。
 私の体験もおひとつ。
 私が小学生の頃、母親が冷凍食品の
 共同購入をしていたため、
 週に1度はドライアイスデーでした。
 洗面器に水をはりドライアイスをどぼん!
 アイドルごっこもよくやりました。
 ある日、弟と2人で、当時流行っていた
 「きんけし」のキン肉マンを
 ドライアイスに座らせたところ、煙の中に、
 オレンジ色のキン肉マンがとってもかっこよくて、
 数体並べて眺めておりました。
 ふと、気がつくと、なんと、
 キン肉マンの下半身が溶けてなくなっていました。
 とてもショックを受けて、その後、
 ドライアイスに対する情熱は薄くなってしまいました。
 あ、でも、いまでも、ドライアイスがあると、
 水の中に入れるのは、お約束ですね。
 (26歳の女の子)

ドライアイスが好きな人って
 こんなにもいたんだぁといつも思ってます。
 以前、沖縄の某有名アイスクリーム屋から
 自宅にアイスクリームを送ると、
 まな板のような超巨大なドライアイスが!
 早速煙を作ろうと水を用意したのですが、
 煙が出てしばらくすると氷のような状態に。
 しぶしぶ諦めました。
 しかし、あれほど大きな
 ドライアイスをみたのは初めてでした。
 (ほ)

やっと、私の頭にも
 記憶が蘇ってきました。
 10年以上前、高校生のとき
 “ サーティワンアイスクリーム ” で
 バイトをしていたのですが、
 やはり業者さんが、
 『ドライアイスでーす』といって持ってきました。
 私のお店では、20キロ配達してもらっていて、
 それは、茶紙で包まれているのですが、
 厚さ3〜4センチくらいの板状で
 大きさは40センチの正方形程度のものが
 数枚重なっているのです。
 一枚出しては、木槌を使って、
 素手で割っていましたが、
 倉庫から出したばかりのものは、
 さすがに大きく、軍手をして割っていました。
 素手でドライアイスを割っていると、
 お客さんからも注目されているのが分かったし、
 大きな塊を割るときは
 ちょっと得意げになっていた気がします。
 (ラッキー)

ドライアイス友の会、読んでいて、
 誰も私と同じことをした人がいないのに驚きました。
 それはそう、煙の中に頭を入れる!
 はじめてぶくぶくさせたとき、
 あの粉っぽい泡に惹かれて
 どんどん顔を近づけていったら、
 「ウッ、苦しい…」
 自分で息を止めても
 途中で苦しくなってしまいここまで苦しくはならないぞ、
 のレベルまでいってしまい、驚きました。
 頭のどこかでそりゃあ
 二酸化炭素だけじゃ苦しいよね、と思っていたら、
 案の定、母親に見つかりやめさせられました。
 今考えると本当に危ないですよね〜。
 やったことない人、真似しないでください。
 でもぶくぶくのほうはいまだにやめられません。
 (ライス)

もちろん今でもやっています。
 トイレに入れたり洗剤加えるお話はとてもたのしそうで、
 ぜひやってみたくなりました。
 私が実践して一番面白かったのは、海です。
 花火大会に出かけた際、
 買ったお惣菜にドライアイスがついていたので
 試しに海に放り込んでみました。
 ぼこぼこしながら水面をたゆたう様は、
 なかなか楽しかったです。
 ただ、人の集まる場所でやると
 周りの人達に迷惑をかけかねないので
 あくまでこっそりと行いましょう(笑)。
 (てぶくろ)

私も32歳ですがいまだに
 ドライアイスで遊ぶのが大好きです。
 でもドライアイスには
 子どもの頃のちょっと悲しい思い出も。
 私、ドライアイスは何でも冷やしてくれる
 万能のアイスだと思っていました。
 うだるような暑さの日、
 わが家で飼っていたタナゴと
 金魚の水槽にふと目がとまりました。
 こいつらもさぞかし暑かろう…と思い
 ドライアイスを投げ込むと
 水槽からはいつものようにもくもくと白煙が流れてくる。
 あ〜、私ってなんて親切。魚たちも涼しかろう。
 とうっとりしていた翌日、水槽の中の魚たちは全滅。
 …そりゃそうですよね、二酸化炭素ですもん。
 (らっこ)

みなさん意外に無邪気なので少し驚いてます。
 私はドライアイスは二酸化炭素、というのを
 知ってから、部屋の中で水につけたりして
 あんなに煙出したら窒息してしまう!と心配して
 外に投げ捨てるようになりました。
 あと、蚊は二酸化炭素を出すものに寄ってくる
 らしいので、ドライアイスに寄ってきて凍り付いて
 くれるかも、少なくとも植物のえさになるだろう、
 と、自分では科学的なつもりでした。
 (まりこ)

兄とテーブルの上でホッケーをしてました。
 ゲームセンターさながらです。
 中学の先生に、等速直線運動に近い動きを
 見られると教えてもらったので、その実験もしました。
 (nob)

私は酔って、「ジントニック」を作っていて
 ジンの瓶にドライアイスを入れ、
 無理矢理ふたを閉め爆発してしまい、
 救急車で病院に運ばれた事があります。
 (うつつ)

ガキ話じゃなくて、現在の話なんですが、
 生協の宅配を利用しているため、
 毎週冷凍品にドライアイスがついてきます。
 最初は嬉しくて、流しにいれて
 モクモク煙を出して遊んでたんですが、
 狭い流しを占領されるのも困るので、
 さらに狭い洗面所の流しに入れてみたら、
 凍ってしまって余計面倒なことに。
 そんなこともあって、
 最近はアパートの窓についている
 フラワーボックスに、
 バサーっと捨てていたのですが、
 通り雨のせいで今日はずいぶん煙がたくさん。
 外出していた主人が、火事と勘違いして、
 大慌てで部屋に入ってきました。
 今後、どう処分したものか、悩んでいます。
 子どもの頃の私にとっては、
 こんな贅沢な悩みはなかったでしょうね。
 (ド)

私もやりました、
 ドライアイスの二酸化炭素を「吸う」こと。
 けっこう大量のドライアイスを仕入れたので
 お風呂でブクブクやっていたとき
 「そうか、これは二酸化炭素なんだっけ。
  吸ってみたら面白いかなぁ」と
 なんの疑いもなく顔をつっこみました。
 吸うもなにも、ある程度の深さまで
 顔を下げた瞬間、「!!!!!」。
 とても苦しくなって体を引き離しました。
 「二酸化炭素の中では生きられない」ということを
 身をもって学んだ瞬間でした。
 (およよ)

勿論ずーっと、今でもやってます。
 すみません、57歳ですが・・・
 (うっ!なんで謝る?)
 もうガキじゃないから
 今はやらないとおっしゃる貴方、そうあなたに、
 じゃあ、あのドライアイス
 どういう風に処分してらっしゃるんですか?
 と聞きたい!
 あのほわぁーとした白い煙の流れを見ながら
 だんだん小さく消していく他にえー方法がある?
 あったら教えてほしいわ!
 って、なんでだんだん大阪弁やねん!?
 (みっちー姉)

60歳になった今でも
 ケーキの箱にドライアイスが入って いると
 得をした気分になります。
 どうやったら煙を長く、たくさん出せるか
 いろいろ ためします。
 子どもが大人びた分、高齢の私達が
 子どもになればいいのです(あほか)。
 (て)

ワタシは43ですが
 生協さんの冷凍食品の配達に入ってくる
 ドライアイスで毎回楽しんでます。
 子どもももちろん白い霧にはまりましたが
 今度近居する父は
 配達の場に居合わせたなら
 即座に「水とバケツ!」と命令し
 多分孫たちよりももっとたのしげに
 水にドライアイスを落とすことでしょう。
 元科学者、当年とって80ン歳です。
 (純)

おはようございます。
 ドライアイスの話を読んで思い出しました。
 ドライアイスを水の中に入れて煙を出すのは勿論の事、
 水よりお湯を使ったほうが煙がよく出ると聞いてからは、
 わざわざお湯を沸かしてドライアイスを入れていました。
 そして、その次ぎにする事があります。
 それは、
 ドライアイスの煙を吸って、
 タバコを吸った気分になろう!です。
 煙を吸ってすぐに、ふぅ〜 と吐き出す。
 小学生の頃にあみだした技で、
 大人になった気分でしたね。
 でも、吸うと鼻がツゥゥンとして息苦しくなります。
 それもそうですよね(笑)
 ドライアイスって確か二酸化炭素?
 当時、これは何か変なモノで、
 もしかして吸ったら死んじゃうのかも
 と勝手に思いながらも、スパスパ吸っていました。
 煙を出す行為よりも、
 ツゥゥンとなるのが快感に変わっていましたね。
 そして先日電車の中で小耳に挟んだ情報ですが、
 ジュースの中にドライアイスを入れると
 炭酸飲料になるらしいのです!
 今度ドライアイスが家に来たらやってみようと思います。
 (mas)

(ミニコメント)

昨日にひきつづき、真夏にこそ旬の、
ドライアイスばなしを、たっぷりおとどけしましたー!
危険な要素も、ずいぶんあるようですが、
やっぱり、「身近な不思議物質」には、
ガキもオトナも、目がないようですね・・・。

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2003-08-13-WED
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