小林秀雄のあはれといふこと

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。

其の参拾参・・・夏の魚貝

まだまだ暑い日が続きますが、
みなさま夏バテなどされていないでしょうか。
こんな時には水中メガネを片手に、
海に出かけてみましょう。
かわいい生き物たちが、こぞってあなたを
迎えてくれますよ。

 
(1)エロちんあんこう
ちょうちんあんこうの仲間ですが、
浅い海に住んでいます。
頭にエロ本を吊るし、それで小魚をおびき寄せ
食べてしまいます。
いいエロ本を吊るしたあんこうに、
多くの獲物が寄ってくるようです。
(2)盆やどかり
磯を歩いていると、
岩影から小さな太鼓の音が
聞こえてくることがあります。
そんな時にはそっと覗いてみてください。
そこではやどかりたちが輪になって
盆踊りをしていることでしょう。
祭りの日には特別にひじきの手拭いを
おでこに巻いています。
(3)尺八
波のまにまに巨大な
タツノオトシゴのように
漂っているのがこの尺八です。
泳ぎ疲れた女性たちが、
そっと口に含みます。
(4)イカくさいイカ
イカといえばイカくさいと
相場がきまっていますが、
特にこの時期イカくさくなっているのが
イカくさいイカです。
なぜかですって? 
それはイカくさい男たちが
金玉を海水で洗うので、
ただでさえイカくさいイカに
イカくさい匂いがついてしまうからです。
(5)潮吹き夫人
秋の虫でもお伝えしましたが、
かまきり夫人の親友が潮吹き夫人です。
ちょっと興奮するとすぐに潮を吹いてしまいます。
でも、潮を吹いた後は
ふてぶてしくタバコをふかします。
侮れません。
(6)ガリレオ・ガレイ
物理学を専攻しているカレイです。
「それでも海は動いている」
とわけのわからないことを
ぶつぶついいながら、
海底を回っています。
(7)腰ぎんちゃく
最も情けない海の生き物です。
イソギンチャクそっくりですが、
人やクジラなどの腰にくっつき、
触手をすりすりしながら
近づいてきます。
(8)スッポンポン
ぶらぶらさせながら泳いでいて無害ですが、
うっとうしい時には女の人が「おそまつね」
というと股間を隠して
逃げていってしまいます。
(9)海の二宮金次郎
海の中にも二宮金次郎はいます。
本を読みながら、
はまぐりを拾っています。
本に熱中するあまり
深い所まで行ってしまい、
サメに襲われることもあるようです。
(10)あそこに飛び魚
エッチな虫の代表といえば
女の人のあそこにくっついて
「おいしいつくつく」と鳴く
あそこにつくつくぼうしですが、
さらに輪をかけてエッチなのが
あそこに飛び魚です。
気にいった女の人を見るとあそこ目がけて
一気に300m飛び、
すきあらば中に入ろうとします。
防御策としては、
あそこに七輪をぶら下げておくのが

さて、海にはいろいろな
魚貝が棲息しているものですね。
次の日曜日には海まで足をのばして、
愛しい生き物たちと語り合ってみてはいかがでしょうか。
きっと、素敵なことがありますよ。

1999-07-25-SUN

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