KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百弐拾伍・・・方向指示器

きらっ

小林 「水たまりがあるな」
北小岩 「滑らないようにお気をつけください」
小林 「そんなこと言うとる場合やない。
 この上を
 ミニスカ女が通った時がチャンスや」
北小岩 「確かにそうでございます!
 あっ、向こうから
 もう少しでパンティうはうはな
 女性がいらっしゃいます」
小林 「犬を連れとるな。
 目ん玉おっぴろげてよ〜く見るんや」
北小岩 「もうすぐ水たまりの上を通ります」

とことことこ 

北小岩 「わんこが水たまりに入りました」

ぶりっ びちょ

北小岩 「うわっ!
 わんこのうんこ水が
 目に入ってしまいました!」
小林 「俺もや!」

どうでもいいことなので、話を先に進めよう。
ぶ〜〜〜 ぎゅい〜ん 

北小岩 「あの車、
 屋根の上に大きなおちんちんが
 載っており左に倒れました。
 何でしょうか」

「あれは方向指示器です」

北小岩 「あなた様は」

「私は『車の屋根の上の
 おちんちんに詳しい人』です」

北小岩 「そうでございますか。
 おちんちんが方向指示器に
 なっているということですが」
車の屋
根の上
のおち
んちん
に詳し
い人
「自分のおちんちんと
 屋根の上のおちんちんは
 連動しています。
 つまり自力でおちんちんを
 左に倒せば屋根の上のおちんちんも
 左に倒れ、右に倒せば
 屋根の上のおちんちんも右に倒れます」


むくむく ぎぎぎぎ

小林 「屋根の上のちんちんが
 膨張して青筋を立てとる」

ここで青筋を立てられてしまった
後続車の様子を見てみてよう。
後続車
の男
「あおったつもりないのに、
 前の車のドライバー怒っちゃったな」
後続車
の男の
彼女
「筋まで立てて怖いわ。
 どうしよう」


しゅ〜っ

後続車
の男
「あっ、
 ちんちんが小さくなっていく」

後続車
の男の
彼女

「それほど怒ってなかったのね!」
小林 「マックスから
 いきなり小さくなったが、
 どういうこっちゃ」
車の屋
根の上
のおち
んちん
に詳し
い人

「怒って最大になったのも
 つかの間、
 怒りは継続しているものの
 肝心なブツがすぐに
 萎えてしまったのですね。
 明らかに持続力不足です」

車の屋根の上のちんちん・・・。
必要なのかどうか、はなはだ疑問である。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2022-06-26-SUN

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