KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百拾九・・・絨毯

ちゅんちゅん

北小岩 「小鳥さんたちも楽しげでございます。
 木々の緑もモリモリしております」
小林 「一番生命力に
 あふれた季節かもしれんな」

ゴロン

北小岩 「むっ?
 まったく生命力のない方が
 横たわっております」
小林 「なぜかちんちんを
 握っとるな」
北小岩 「まさかこんなところで
 いやらしいことを」
生命力

ない方
「そんなわけないじゃ
 ないですか・・・」

うすばかげろうのように儚い声がもれた。

小林 「お前は最先端研究所のヤツやな。
 どうしたんや」
生命力

ない方
「ついに成功したんです」
北小岩 「性交しただなんて
 エッチな方でございますね」
生命力

ない方
「そっちのせいこうは、
 もうできなくなってしまうかも
 しれません」
小林 「さては
 金玉空手の女有段者の蹴りを
 モロに食らったな」
生命力

ない方
「そうなんです。
 玉が二つとも
 つぶれてしまったようです」
小林 「話してみい」
生命力

ない方
「私は研究所の女たちに
 いいように扱われてきました。
 それが悔しくて
 秘密裏に男たちを楽しませる
 未来乗り物を開発していたのです」
北小岩 「どのような乗り物でございますか」
生命力

ない方
「空飛ぶ絨毯なんですよ」
小林 「ただの絨毯やないな」
生命力

ない方
「はい。
 私が開発したのは
 『空飛ぶエッチな絨毯』です」
北小岩 「詳細をお聞かせください!!」
生命力

ない方
「事のなりゆきも
 合わせてお話します。
 ついに完成した絨毯を
 倉庫に隠そうとしていたその時、
 研究所のミニスカ主任が
 通りかかったのです」
北小岩 「そんな夢のような方が
 いらっしゃるのですか」
生命力

ない方
「いつもパンティが見えそうな
 ミニスカを履いているのです。
 しかし、見たが最後、
 確実に金玉をつぶされます。
 絨毯が見つかってしまい、
 一番に私を乗せろと脅されました」
北小岩 「嫌な予感しかしませんね」
生命力

ない方
「ミニスカ主任は
 脚をMの形にし
 お尻をペタッとついて座りました。
 絨毯が飛び始めたのですが、
 実は男の上に来ると透明になって
 下からパンティを
 拝めるつくりになっており」
北小岩 「あなた様は
 恐怖の主任のパンティを
 見てしまったのですか」
生命力

ない方
「それどころではなくて。
 主任のミニスカの中は
 ノーパンだったのです」
北小岩 「なんと!」
生命力

ない方
「私は彼女の具まで
 拝んでしまったのです。
 気づいた主任は
 絨毯を引き裂き着地すると
 金玉空手で
 私の玉を百八回蹴り上げました」

小林 「なるほどな。
 お前のブツは再起不能やと思うが、
 二つの金玉が絨毯に乗って
 天に昇って幸せに暮らしていると
 考えた方がええな」
生命力

ない方
「・・・」


先生の慰めが失われた金玉の心まで届いたか。
届くはずはありませんね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2022-05-15-SUN

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