| 小林 |
「現れたな」
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しゅっしゅしゅしゅっ
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| 北小岩 |
「見たことのない
凄まじい動きでございます」
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| 小林 |
「近頃頻繁に姿を見せるんや」
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| 北小岩 |
「そうなのでございますか。
いったいなんなのでしょうか」
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「あれはＵＨＤです」
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| 北小岩 |
「どなた様でございますか」
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「未確認専門家です」
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| 北小岩 |
「ＵＨＤとおっしゃいましたが、
ＵＦＯの間違いではないですか」
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未確認
専門家 |
「ＵＨＤはＵＦＯとは
目的が違います」
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| 北小岩 |
「存じませんでした。
先生はご存知でしたか」
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| 小林 |
「当然知っとるな。
ＵＨＤとは
『ＵＮＤＥＲ ＨＡＩＲ
ＤＥＳＵＮＥ！
(アンダーヘアですね！）』
の略や」
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| 北小岩 |
「初めて聞きました。
どういうことでしょうか」
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きゅい〜ん きゅい〜ん きゅうきゅう
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| 小林 |
「お前には
あの動きが見えんのか」
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| 北小岩 |
「速過ぎて全く見えません。
先生はなぜあれほどの
高速移動体を見ることが
できるのでしょうか」
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| 小林 |
「人生をかけて
磨き上げてきたからな」
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| 北小岩 |
「どのように
習得したのですか」
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| 小林 |
「若い頃、
丘の上で遠くを眺めながら、
風で小股の割れ上がった女の
スカートがめくれた瞬間に、
パンティのデリケートゾーンを
見る練習を千日続けたんや」
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| 北小岩 |
「さすが先生でございます！
千日修行ですね」
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そんなことに千日修行という言葉を
使うべきではない。
び〜〜〜〜！
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未確認
専門家 |
「私たちの
スーパーコンピューターで
ＵＨＤの動きを解析しました。
今、データが
送られてきました」
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| 北小岩 |
「拝見させてください！」
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未確認専門家「これです」
専門家のパソコンをのぞき込むと。
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| 北小岩 |
「あっ！
飛行物体は
いやらしい動きで
大きなＹの字を描いております！」
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くいっくいっくいっ
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| 北小岩 |
「むっ！
Ｙの字のＶゾーンを
行ったり来たりしております！
これは女性の陰の毛を
描いているに違いございません」
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| 小林 |
「お前、
男なら正々堂々と言わんかい！」
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| 北小岩 |
「申し訳ございません。
むっ！
Ｙの字のＶゾーンを
行ったり来たりしております！
これはおマン毛を
描いているに違いございません」
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| 小林 |
「うむ。
脚の部分に移動したな」
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未確認
専門家 |
「別名宇宙メスライオンと
呼ばれています。
男の場合、ちんちんを
お尻側に引っ張って股を閉じると、
女性のその部分みたいに
見えますよね。
だからです」
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どうでもいいことだが、
ＵＮＤＥＲ ＨＡＩＲは和製英語であり、
正しくはＰＵＢＩＣ ＨＡＩＲである。 |
