KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百七拾・・・五種競技

じと〜

小林 「梅雨は好きか?」
北小岩 「梅雨よりも
 つゆだくの方が
 好きでございます。
 泉のようにおつゆだくだく」
小林 「お前ももう
 いっぱしの変態やな」
北小岩 「ありがとうございます!」

ありがたくもなんともないであろう。

「ハッ、ハッ、タ〜!」

ボン

小林 「女性用グランドで
 強烈なトレーニングを
 しとるようやな」
北小岩 「見に行きましょう」
小林 「敵の領域や。
 細心の注意を払わんとな」

ぱかっ びゅ〜ん

北小岩 「さっそく仕掛けられた網に
 捕らえられてしまいました!」

網に捕らえられただけではなく、
筋肉隆々の女性たちが現れ
お約束のように全裸にされた。

女性
アスリ
ートA
「あんたたち
 いつも役に立たないけど、
 今日は珍しく役に立つわよ」
北小岩 「どういうことでしょうか」
女性
アスリ
ートB
「町の女性アスリートたちで、
 日本すっぽん陸上連盟に
 新五種競技を提案するのよ」
女性
アスリ
ートA
「あんたたちで
 実験させてもらうわ」

逆らうと玉を失うことにもなりかねず、
逃亡もできない。
先生が連れていかれた場所には、
円が描かれていた。

小林 「砲丸投げか」
女性
アスリ
ートB
「甘い。
 『睾丸投げ』よ!」

いつの間にか
巨体女子レスラーのようなアスリートが
先生の睾丸をつかみ、
極限まで引っ張りそのまま投げ飛ばした。

小林 「金玉が
 飛び出すやないか〜〜〜」

どたっ

女性
睾丸投げ
アスリ
ート
「ちっ!
 玉が小さすぎて
 記録が伸びないじゃない!!」


弟子はハードルの上部に括り付けられていた。
ハードルが微妙に振動するように
設計されているため、
股間が屹立を余儀なくされていた。

女性
ハードル
アスリ
ート
「『ちんハードル』行くわよ!」

タッタッタッ

き〜ん ぐさっ

北小岩 「スパイクのピンが
 わたくしのイチモツに
 刺さりました!」
女性
ハードル
アスリ
ート
「ちっ!
 思ったよりも
でかかったわ!!」

その後先生は
三段跳びの三跳び目でちんちんを両足で踏まれ、
宙づりにされた弟子は
棒高跳びのポールでポールを突かれた。

師弟は悶絶してしまい
後の一種目は何かわからない。
それにしても日本すっぽん陸上連盟って何だろう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2021-06-06-SUN

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