KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百六拾四・・・何が出るか

ぽわわ〜ん

小林 「ええ陽気やな」
北小岩 「カラダもココロも
 ゆるみますね」

パッ パッ

小林 「花が咲き誇っとるな」
北小岩 「なんと可憐なことでしょう。
 しかし、名前がわかりません」
小林 「ハナミズキに
 マリーゴールド。
 クレマチスにアザレア」
北小岩 「わたくし、
 ラザニアは知っておりますが、
 アザレアは存じませんでした。
 先生はなぜそんなに
 お花に詳しいのですか」
小林 「俺が若い頃、
 パンティといえば
 花柄が花形やった」
北小岩 「はい」
小林 「パンティに
 何の花が描かれているか
 一発で当てて、
 モテる予定で
 必死に覚えたんや」

そんな場面は生涯一度もおとずれなかった。

小林 「それはそうとして、
 こんなところに
 自動販売機があったか?」
北小岩 「初めて拝見いたします」
小林 「商品が出とらんな」
北小岩 「何の販売機かわかりません。
 あっ、男性がお金を入れます」

チャリン

ぐい〜ん

モミモミ

「おお!」
北小岩 「イチモツをスケベハンドで
 もまれております!
 もう一人まいりました」

ちゃりん

ふわふわ〜

「うほほ〜!
 町一番の美女のパンティだ!!」
小林 「ええやないか!
 おっ、こんなところに
 100円落ちとる。
 次は俺の番や」

チャリン

ぐい〜ん

小林 「でへへへ。
 きたな」
北小岩 「スケベハンドではなく、
 杭が出て
 先生のイチモツを
 目指しております」

ぴたっ

ぐ〜 ぐぐぐ

北小岩 「自販機が傾いております」

ぐぐぐぐぐぐ ど〜ん

小林 「うお〜〜〜!」

自販機は倒れ、
先生のイチモツに杭がくいこんだ。

いったいこれは何なのか。
自販機の裏には
『最先端研究所 怒女子』の刻印があった。
 

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2021-04-25-SUN

BACK
戻る