KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百伍拾七・・・リフト

ひゅ〜

北小岩 「風が強いでございますね。
 おや?
 紙切れがこちらに
 向かってきます」

ぴたっ

北小岩 「わたくしの股間に
 張り付きました」

もみもみ

小林 「お前、なぜ町中で
 ちんちんをいじっとるんや?」
北小岩 「あっ、先生。
 おちんちんを
 いじっているわけでは
 ございません。
 紙切れが飛んできて、
 わたくしのポールに
 まとわりついたのです」
小林 「吉兆かもしれん。
 見てみい」
北小岩 「え〜と。
 リフトタダ券2名様分。
 『世界初!
  エッチな天国リフト有りマス』」
小林 「ほほう。
 とにかく行ってみるか」

師弟は隣の隣の隣町にできた現場へ。

ぐぐぐぐっ

小林 「エッチな天国リフトというから
 楽しみに来たんやが普通やな」

ぐぐぐぐ ぐるん

リフトに
乗って
いる
女性たち
「きゃ〜!」

北小岩 「リフトがひっくり返って
 スカートがめくれ、
 パンティが
 丸見えでございます!」
小林 「でへへへ。
 まさに天国やな」
北小岩 「あそこに
 昇天リフトがございます」
小林 「気持ちよすぎて
 昇天させられるんやろな」

ダッシュで駆け寄り入場。

北小岩 「このリフト小屋で
 待機するのですね」

鼻の下を伸ばして待っていると。

「ようこそ、昇天へ!」

小林 「やばい!
 アマゾネス軍団や。
 逃げろ!!」

簡単に逃がしてくれる軍団ではない。
師弟は拉致され全裸にされると、
ロープをつかまされた。

北小岩 「ああ!
 ロープが動き出しました。
 わたくしたち、
 ふるチンリフトに
 なってしまいます」

リフトの下は数十メートル掘られ、
飛び降りることはできない。

アマゾ
ネス
軍団の方
「隣の隣の隣町の女性たちと
 同盟を組んでるんだよ。
 スケベ野郎を滅ぼすためにな」

びゅん

小林 「北小岩、避けろ、
 毒矢が股間を狙っとるで!」

びゅん ぐさっ

小林 「うお〜!」
北小岩 「先生!」

先生は毒矢でちんちんを射抜かれてしまった。
ペットボトルのフタぐらいしかないブツを
的確にとらえるとは、
かなりの腕の持ち主である。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2021-03-07-SUN

BACK
戻る