KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百拾弐・・・テーブルマナー

小林 「ここ10年で
 モテた記憶あるか」
北小岩 「え〜と」
小林 「むっ!
 あるんか」
北小岩 「おちんちんが」
小林 「ちんちんを
 小便用のホースではなく、
 お楽しみに使ったんか!」
北小岩 「いえ、そうではなく」
小林 「はっきり言うてみい!」


己のブツが小便するだけのものであるため、
他の人が気持ちいいことに使用するのが
許せないのである。

北小岩 「わたくしが
 昼寝をしておりましたら、
 おちんちんに
 何かが這う感触がありました。
 その後吸われまして」
小林 「吸われたやと!
 口でか!!」
北小岩 「そうではなく、
 蛭さんが這っており、
 おちんちんの血を
 吸われたのでございます。
 もしかすると、
 蛭さんにモテたと
 いうことではないかと」
小林 「うむ。
 大変やったな」

先生の形相が、般若から生き仏に変わった。
しかし、根本的に、どうでもいい話である。

小林 「それはそうと、
 街角の貼り紙を見たか」
北小岩 「はい。
 モテるための
 テーブルマナー男教室が
 無料で開催されるのですね」
小林 「時代が俺たちに
 追いついて来れば、
 モテまくるようになるから
 必要ないが、
 行くだけ行ってみるか」

二人は希望に目を輝かせ会場を訪れた。

女性
講師
「よくいらっしゃいました。
 本日は女性に
 おちんちんをおいしく
 味わっていただくための
 マナーをお教えいたします」
小林 「そそるフレーズやな」
女性
講師
「まず紙やすりでできた
 ナプキンを用意します。

二人は講師に従い、テーブルにセットする。

女性
講師
「フレンチですと
 ナイフとフォークですが、
 ここでは
 おちんちんを持つ用のお箸を
 向かって左に置きます」

お箸は真ん中が円形になる
不思議なものだった。

女性
講師
「はい。
 ではおちんちんを出して、
 そこにあるちん風機で
 イカ臭さを飛ばしてください」

ぶ〜ん

女性
講師
「助手たち、出てきて!」

大相撲と見まがうような
巨体の女性たちが、
各自、先生と弟子のちんちんを箸で持つ。

女性
講師
「玉金が汚れているので、
 ナプキンで
 思いっきりこすって!」

ぎゅしぎゅしぎゅし

小林&
北小岩
「うお〜!」

師弟の玉金は物凄い力で、
紙やすりで擦られてしまった。
何のためのテーブルマナーか
理解できませんが、
男性諸君はくれぐれもお気をつけください。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2020-04-26-SUN

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