KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百四・・・遠方より

パタパタッ

北小岩 「先生の本棚も
 埃がたまっておりますね」

パタパタパタッ

北小岩 「先生は毎秒みだらなことを
 考えていらっしゃいますが、
 勉学に勤しんでいるところは
 見たことはございません」

パサッ

北小岩 「本が落ちました。
 むっ、
 先生の蔵書は
 エロ本しかないと
 思っておりましたが、
 これは違います」

パラパラ

北小岩 「論語でございます!」
小林 「お前、
 人のエロ本を
 かっぱらおうとしとるな」
北小岩 「あっ、先生。
 それは違います。
 先生の蔵書にエロ本以外が
 混ざっていたのでございます」
小林 「それか。
 エロ本を
 大量に購入したら、
 おまけでついてきたんや」

エロ本のおまけに論語というのは、
間違っていると思う。

北小岩 「パラパラと
 拝読いたしました。
 『朋有り遠方より来る、
  亦た楽しからずや』。
 イメージがわたくしの中で
 翼を広げました」
小林 「ええ言葉やな」
北小岩 「今、公園で芋煮会を
 やっております。
 わたくし、町の方々に
 孔子様のお言葉を
 伝道してまいります」

だっだっだっ

北小岩 「あそこにおられるのは、
 珍宝太(ちんぽうふとし)さん
 ですね。
 こんにちは」
珍宝 「おひさしぶり」
北小岩 「珍宝さんは
 『朋有り遠方より来る、
  亦た楽しからずや』
 というお言葉、
 ご存知ですか」
珍宝 「知ってるけどね。
 来る『とも』によって、
 『また楽しからずや』
 のところが変わるんだよ」
北小岩 「そうなのでございますか。
 意味がよくわかりません」
珍宝 「若いころ、
 友だちが遠くに
 引っ越したんだよ」
北小岩 「はい」
珍宝 「ひさしぶりに
 彼がやってきたら、
 股が凄まじく
 イカ臭くなっていたんだよ」
北小岩 「そうなのですか」
珍宝 「つまり
 『朋有り遠方より来る、
  股イカ臭いや』」

北小岩 「げげっ!」
珍宝 「弟の珍宝長
 (ちんぽうながし)も
 言ってたよ。
 遠方に住んでる友だちが
 訪れた時、
 一緒に海に行ったら
 海パンのわきから
 『朋有り遠方より来る、
  股毛ぼ〜ぼ〜や』
 だったって。
 友だちは昔から
 陰毛自慢だったんだけど、
 さらに伸びたんだね」
北小岩 「・・・」

珍宝氏も弟の名前を出すとき、
わざわざフルネームにする必要はないと思う。

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2020-03-01-SUN

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