KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百壱・・・ミミズ

北小岩 「小学生時代の図工の時間を
 思い出すことがございます。
 粘土をよくこねました」

くにゅくにゅ

北小岩 「リアルなおっぱいをつくり、
 女先生に怒られて
 ズボンを下げられた状態で
 廊下に立たされました。
 ああ、久しぶりに
 おっぱいをつくりたくなりました。
 今は所持金が2円ですので、
 粘土を買うことができません。
 そうでございます。
 土を粘土がわりにして、
 おっぱいをつくってみましょう」

ざっざっ

北小岩 「ミミズさんが
 出てまいりました」

ぐにゅぐにゅ

北小岩 「大変申し上げにくいので
 ございますが、
 あなた様はいささか
 不気味でございますね」
小林 「お前ミミズを見ながら、
 ぶつぶつ何つぶやいとるんや」
北小岩 「あっ、先生。
 お隣にいらっしゃるお方は?」
小林 「ちょうど今、
 ミミズ研究の第一人者と
 ミミズについて語り合って
 いたところなんや」
北小岩 「奇遇すぎますね!
 ちょうどいろいろ
 うかがいたいところでした」
小林 「聞いてみい」
北小岩 「ミミズさんは
 地球外生命体に
 見えるのですが、
 いかがなのでしょうか」
ミミズ
研究の
第一
人者
「あなたは
 今のミミズの姿を、
 成体だと思ってますね」
北小岩 「違うのですか」
ミミズ
研究の
第一
人者
「違うに決まってるじゃ
 ないですか。
 どうみても成長過程で、
 大人じゃないでしょ」
北小岩 「ではこの先、ミミズさんは
 おたまじゃくしが
 蛙になるように、
 変わっていくのですか」
ミミズ
研究の
第一
人者
「そうですよ」
北小岩 「どのような形に?」
ミミズ
研究の
第一
人者
「『おちんぱい』という
 成体になります」
北小岩 「気になるお名前ですが、
 もしかすると」
ミミズ
研究の
第一
人者
「そうです。
 おちんちんの先に
 おっぱいがついているような
 生物になります」

北小岩 「わたくし、
 拝見したことがございません」
ミミズ
研究の
第一
人者
「地中にはエッチなグルメが
 潜んでいて、
 ミミズがおちんぱいに
 なった刹那、
 食べられてしまうのですよ。
 ちんちんとぱい、
 両方をいっぺんに
 好むところをみると
 雌雄同体なのでしょうね」
北小岩 「そうだったのですか!
 土の中には
 何が棲んでいるのか
 わからないので、
 恐ろしいですね。
 以前わたくし、
 おちんちんを土の中に
 入れましたところ、
 大変な恐怖に襲われて
 気を失いそうになったことが
 ございます」
ミミズ
研究の
第一
人者
「命知らずの行為、
 いえ、
 ちんぽ知らずの行為ですね」

ミミズ研究の第一人者の言は、
ほんとうなのだろうか。

後日この男は
ミミズ研究の第一人者などではなく、
ミミズ千匹が第一に好きな者に
すぎないことが判明しましたが、
結局どうでもいいことのような気がいたします。
しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百・・・節分前夜

わお〜ん

犬は泣き、夜は更ける。

北小岩 「明日は節分でございますね」
小林 「そやな」
北小岩 「鬼の方々、
 いろいろ忙しいでしょうね」
小林 「心構えがあるやろな」

とんとん とんとん

「入ってますか」

北小岩 「入ってますよ」

「こんばんは」

北小岩 「赤鬼さんでは
 ございませんか」
小林 「明日は節分やろ」
北小岩 「明日に備えて
 早く眠らなくて
 大丈夫なのですか」
赤鬼 「それが・・・」

先生たちは、鬼と懇意にしている。
もともと師弟は鬼を恐れていたのであるが、
ある日先生が
エロ本で鬼を懐柔することを思いつき、
えげつない逸品を贈ったところ
なかよしになったのである。
鬼の世界には、
良質なエロ本が少ないためらしい。

小林 「どした」
赤鬼 「自信をなくしてしまって」
小林 「ちんぽのことやろ」
赤鬼 「えっ!」
北小岩 「鬼ともあろうお方が、
 そんなことはないと思います」
赤鬼 「実は・・・。
 ちんぽのことです」
小林 「話してみい」
赤鬼 「去年の節分に、
 悪ガキどもを
 泣かそうと思って
 脅かしたんです」
北小岩 「はい」
赤鬼 「ところがシマシマパンツから
 ちんちんが出てしまい、
 そいつらが股間を指さして、
 鬼のくせに小せえぞ!
 とバカにしだして」
北小岩 「それは考えもしなかった
 展開でございますね」

赤鬼 「小ささを隠すために
 でっかい棍棒を
 持っているんだろう。
 その棍棒が珍棒なら
 よかったのになと蔑まれて」
小林 「見せてみい」

赤鬼がシマシマパンツをおろした。

先生はうなずき、
どこかから小型の張形を持ってきた。

小林 「これを手に持ち、
 棍棒をパンツに入れ、
 頭の角をとりはずして
 棍棒の横において立て、
 イボイボのちんちんの下に
 玉金が二つ
 とんがってるように見せるんや。
 これでばっちりやろ」
赤鬼 「わかりました」

赤鬼は先生のアドバイスに従うようだが、
そんなことでばっちりなのか。
あまりに怪しい。

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2020-02-09-SUN

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