KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百九拾八・・・洗濯

北小岩 「冷え込んでおりますね」

じ〜

北小岩 「おちんちんも、
 いつになく
 冷え込んでおります」

ざわざわ

北小岩 「町がざわついております。
 どうしたのでございましょうか」
町の
衆A
「おい見ろ」
町の
衆B
「おふれが出てるぞ」

町の伝言板に近づいてみると。

北小岩 「町役場の女性からですね」

じ〜

北小岩 「むっ、
 大変なことでございます。
 先生にお知らせせねば」
小林 「何を俺に知らせるんや。
 無修正のエロ本でも
 拾ったんか」
北小岩 「違います。
 あそこをごらんください」
小林 「なになに?
 『町の男どもよく聞け。
  お前らのちんちんは
  イカ臭すぎる。
  即刻取り外して
  洗って干すこと。
  なお、このおふれを
  守らないやつは、
  お前のちんちんが
  この世から
  なくなるものと思え。
  町役場女子全員より』」

ぶるぶる

二人は震えだした。

小林 「すぐに家に戻り洗わんと」

師弟は伝言板の横に置いてある
お祓いを受けた粉石けんを、
塩をたくさん投げる力士のように
むんずとつかみ、ダッシュして帰った。

ごしごしごし

洗濯板でそれぞれ取り外したイチモツを洗う。

小林 「ちんちんを外すことは、
 とてつもない
 リスクがあるから
 気をつけんとな」
北小岩 「干している最中に、
 おちんちんが小さい人が
 奪いに来て、
 自分のモノとすり替えようと
 するかもしれません」
小林 「洗い終えたから、
 そろそろ干すかな」

各々物干しに己のちんちんを吊るす。

北小岩 「わたくしのブツは
 先生のモノとは異なり
 特大なので心配です。
 見張っていることにいたします」
小林 「お前、俺のちんちんを
 軽くみと・・。むっ!」

ばさっ

北小岩 「鳥がやって来て、
 先生のモノをくわえて逃げていき」

ブスッ
北小岩 「枝にさしました!
 鳥はモズでございました。
 モズが先生のおちんちんを
 虫と間違えて
 速贄(はやにえ)にしたので
 ございました」

速贄にされてしまった先生のイチモツは、
どうなってしまうのでしょう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2020-01-19-SUN

BACK
戻る