KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百七拾八・・・ファストフード

ぐ〜

北小岩 「お腹がすきました」

ぐ〜ぐ〜

北小岩 「昨日からわたくしが
 食べたものといえば、
 今まで食べて
 おいしかったものの
 思い出だけです」

ぐ〜ぐ〜ぐ〜

北小岩 「すきすぎると、
 お腹と背中がくっつくぞ
 という歌がございましたが、
 わたくしの場合、
 さしずめおちんちんと
 お尻がくっつくぞ
 という感じで
 ございましょうか」
小林 「お前、真昼間から
 ちんちんとか
 大声で言うんやない」
北小岩 「あっ、先生。
 おちんちんは
 副次的なことでございます」
小林 「どういうこっちゃ」
北小岩 「わたくし、
 限界までお腹が
 すいてしまったので
 ございます」
小林 「そうか。
 よろこべ」
北小岩 「危機的状況ですのに、
 なぜよろこばねば
 ならないのですか」
小林 「タダ券をもらったんや」
北小岩 「エッチなお店のですか」
小林 「何言うとるか。
 食い物屋のや」
北小岩 「やりましたね!」
小林 「ファストフード店を
 経営しとる社長が
 おるやろ」
北小岩 「はい」
小林 「同じようなライバル店の
 利益率が急激に
 上がっとるらしい。
 俺たちがその店にいき、
 理由をさぐるんやな。
 そのためにタダ券を
 二枚くれたいうこっちゃ」
北小岩 「ありがたいことでございます」

師弟はさっそくライバル店へ。

小林 「ホットドッグが
 ウリの店のようやが、
 ウインナーが
 極端に細くて短いな」
北小岩 「細くて短いと
 言われましても、
 先生のブツよりは
 何十倍も太くて・・。
 はっ、
 申し訳ございません」
小林 「そんなことより、
 粗末なウインナーなのに
 買う前と後とで
 女客の顔の輝きが
 違っとらんか」
北小岩 「確かに」
小林 「男店員の指を見てみい」
北小岩 「あっ、指全部に
 巨大なゴムの
 おちんちんを
 つけております」

小林 「額もな」
北小岩 「女性が注文するとき、
 おでこに巨大な
 おちんちん型のシワを
 寄せております」
小林 「店員が催眠術と
 サブリミナルを巧みに使い、
 安い原価で売り上げを伸ばし、
 利益率を上げとるんやな」

巨大なおちんちんゴムを
指につけることは容易でも、
おでこに巨大なおちんちんのシワを寄せることは、
なかなかできることではありませんね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2019-09-01-SUN

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