KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百六拾七・・・大発生

しと

北小岩 「梅雨でございますね」

しとしと

北小岩 「空を見上げて、
 天の恵みを
 いただきましょう」

あ〜ん 

ごくっ

北小岩 「とてもおいしい気が
 いたします」
小林 「お前、今雨を飲んだやろ」
北小岩 「はい」
小林 「雨が雲の
 しょんべんということは、
 知っとるんやな」
北小岩 「わたくし、
 存じませんでした」
小林 「雲にはおっさん雲と
 セクシー雲がおるのを
 知っとるか」
北小岩 「セクシー雲は
 ちょっとエッチな
 女性雲さんでございますね。
 わたくしが飲んだのは、
 セクシー雲のおしっこに
 間違いございません」
小林 「違うな。
 お前はこ汚いおっさん雲の
 小便を飲んだんや」
北小岩 「げげっ」

どうでもいいことなので、話を進めよう。

小林 「今年も
 大発生したそうやな」
北小岩 「そうでございますか!」
小林 「見物に行くかな」

二人ともうれしそうなのは、
なぜだろうか。

ぴょ〜ん

ぽん

ミニ
スカの
「いや〜ん!」

ぴょ〜ん

ぽん

ミニ
スカの
「そこはやめて〜!」

ミニスカートの女が
なぜ切なげな声を出したのか。

北小岩 「秘所ガエルで
 ございますね」

秘所ガエルとは何であろうか。

小林 「何度も何度も
 ジャンプして、
 女性の一番敏感なところを
 つつく蛙やな」
北小岩 「この町の
 梅雨の風物詩でございますね」
小林 「そやな」

この季節、先生の町では他にも
『パンティ噛み切り虫』や、
9時になると女性の秘所を舐める
文字通りの『舐めくじ』も大発生しているという。
変な町には、変な生き物がいる。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
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2019-06-16-SUN

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