| 北小岩 |
「春は
気持ちいいでございます。
思わず深呼吸したく
なりますね」
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す〜は〜
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| 北小岩 |
「空気がおいしいで
ございます」
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す〜は〜 す〜は〜
ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜！
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| 北小岩 |
「むっ、
空気に不穏なものが
混ざっている気が。
しまったでございます！
数年前の秋に
同じあやまちを犯しましたが、
これは町で一番
屁が臭いといわれている
『屁腐礼放
（へぐされはなつ）』さんの
糞っ屁でございます！！」
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屁腐
礼放 |
「回覧です」
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| 北小岩 |
「屁はありがたく
ありませんが、
ありがとうございます」
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| 小林 |
「お前、
顔が真っ青やぞ。
大丈夫か」
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| 北小岩 |
「屁腐さんの屁を、
肺の奥に
入れてしまいました」
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| 小林 |
「災難やったな。
回覧板を見せてみい。
なになに。
『本日公園にて
男じゃんけん大会開催。
優勝者には美女より
気持ちのいいサービスが
あります』」
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二人はダッシュで公園へ。
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| 北小岩 |
「ずいぶんたくさん
集まっておりますね」
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| 小林 |
「俺以外、
モテないやつばかりやな」
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| 北小岩 |
「じゃんけんというのも、
シンプルでございます」
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司会
の女 |
「これから
じゃんけん大会を
行います。
みなさん、
パンツを脱いでくださ〜い」
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| 北小岩 |
「なぜ、
パンツを脱ぐのでしょうか」
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司会
の女 |
「これは、股間の
じゃんけん大会なんです。
見本を見せて
もらいましょう」
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筋肉びんびんのフルチン男が現れた。
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司会
の女 |
「まず、言わずとしれた
『メスライオン』です。
おちんちんをお尻の方に
ひっぱり、内股になって
隠すポーズですね」
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フルチン男がメスライオンをする。
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司会
の女 |
「次に
『オスライオン』です。
陰毛を極限までひっぱり
おちんちんの上にのせて、
オスライオンの顔を
つくってください。
メスライオンは、
オスライオンに
勝ちます」
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フルチン男がオスライオンをする。
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司会
の女 |
「そして、
『毛の生えた卵』です。
だら〜んとした
金玉袋を握って、
ちゃんと玉の形が
わかるようにします。
オスライオンは、
毛の生えた卵に
勝ちます」
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フルチン男が毛の生えた卵をする。
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司会
の女 |
「母性本能を
くすぐるので、
毛の生えた卵は、
メスライオンに
勝ちます。
では、前にいる人と
練習してみましょう。
じゃんちんぽ〜い！」
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| 小林 |
「うぐっ！」
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| 北小岩 |
「痛いでございます！」
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その他の男たちも、
股間を押さえてうずくまった。
急いでメスライオンのポーズを
とろうとした男は勢い余って
ちんちんを挟んでしまい、
オスライオンのポーズをとろうとした男は
陰毛を強く引っぱりすぎ、
また毛の生えた卵を選んだ男は
強く握りすぎて金玉を痛めてしまったのだ。
どう考えても、
大の男らが集まってやるようなことじゃ
ないですね。 |
