KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百四拾七・・・水道管

北小岩 「今頃、熊さんは
 冬眠なさって
 いるのでしょうか」
小林 「そやな」
北小岩 「どんな夢を
 見ていらっしゃる
 のでしょうか」
小林 「性夢やな」
北小岩 「なぜでしょうか」
小林 「己に問うてみい!」
北小岩 「わたくしが冬眠する場合、
 どんな夢を
 見たいかというと。
 はっ!」
小林 「間違いないやろ」
北小岩 「性夢以外に
 考えられません」
小林 「うむっ」

何が「うむっ」であろうか。
熊がどのような夢を見ているかは
解明されていないが、
性夢と決めつけてしまうのは性急である。

メリッ

小林 「今、
 何か音がせんかったか」
北小岩 「不穏な音が
 聞こえました」

メリッ メリッ

北小岩 「先生の股間の
 真下から聞こえます」

グッ ビュビュビュ〜

ゴーッ キ〜ン!

小林 「うお〜!」

とてつもない勢いで、
大量の水が先生の金玉を襲った。

北小岩 「水道管が
 破裂したようです。
 あそこに水道管と話せる方が
 いらっしゃいます。
 どういうことか聞いてみます。

 申し訳ございません。
 なぜ、このような状況に
 なったのでしょうか」
水道管
と話せ
る人
「今、聞いてみるよ。
 水道管くん、
 どうしたんだい」
水道管 「近頃、寒いのに
 ミニスカートを
 履いてる女が
 増えてるんだ」
水道管
と話せ
る人
「そんな気もするね」
水道管 「それでずっと
 興奮してたら、
 管の一部が
 ちんちんの形に
 なっちゃったんだよ」
水道管
と話せ
る人
「そうなのか」

水道管 「さっき、
 小股の割れあがった
 超ミニスカ女が通ってさ。
 ずっと我慢してたんだけど」
水道管
と話せ
る人
「我慢してたんだけど?」
水道管 「ついに
 先っぽあたりから、
 破裂しちゃったんだよ」
水道管
と話せ
る人
「そうなのか。
 大変だったね」
水道管 「うん」

水道管も、水道管と話せる人も、
かなり変ですね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2019-01-27-SUN

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