KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百四拾六・・・北極と南極

小林 「ごほっ、ごほっ」
北小岩 「いかがなされましたか」
小林 「おでこや」
北小岩 「えっ?
 おでこのシワが
 いやらしい形に
 なっております」
小林 「どういうこっちゃ」
北小岩 「Yの字に
 なっているのですが、
 その真ん中あたりに
 毛が生えているのです」
小林 「そうなんか」
北小岩 「間違いございません。
 猥褻おでこでございます」
小林 「俺が言いたいのは
 そういうこっちゃない」

北小岩 「はっ?」
小林 「触ってみい」
北小岩 「高熱でございます」
小林 「昨晩からや。
 おでこに反比例して、
 金玉は冷え切っとるんや」
北小岩 「そうなのですか」
小林 「チンフルエンザの
 可能性があるな」
北小岩 「と申しましても、
 先生とわたくしの
 所持金を合わせても
 4円しかございません。
 お医者さまに診ていただくのは
 不可能でございます」
小林 「診療所から
 医者が出てきた時を狙って
 聞くしかないな。
 誰がええかな」
北小岩 「赤陰毛先生に
 いたしましょう」
小林 「そうするか」

医者といえば赤ひげ先生が有名であるが、
先生の町では陰毛に赤毛が混ざっている
赤陰毛先生が有名である。
二人は診療所の前に立ち、
出てきたタイミングを逃さず。

北小岩 「わたくしの師が
 チンフルエンザに
 かかったらしく、
 おでこは高熱、
 金玉は冷え切って
 いるようなのですが、
 どうすれば
 よろしいのでしようか」

むんず

赤陰毛先生は、小林先生の金玉を握り。

赤陰毛
先生
「この程度で
 冷え切ったというつもりか。
 こっちへ来い!」

赤陰毛先生は
小林先生の玉ころを握ったまま診療所の中へ。

赤陰毛
先生
「この男の金玉を
 見てみろ!」

診察用ベッドに寝ている男は
下半身丸出しである。

小林 「むっ!
 金玉の上部と下部が
 凍っとる」
赤陰毛
先生
「上が北極、
 下が南極になっとるんじゃ」
北小岩 「なぜ北極、
 南極とわかるのですか」
赤陰毛
先生
「この顕微鏡で見てみい」
北小岩 「あっ!
 上の方には
 とても小さな
 ホッキョクグマ、
 下の方には
 とても小さなペンギンが
 おります」
赤陰毛
先生
「そうだろ」


そうだろと言われても・・・。
いずれにせよ、
金玉が凍るのは恐ろしいことですね。

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2019-01-20-SUN

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