KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百参拾伍・・・名医

「はっくしょん!」

「はっくしょん!」

先生の町で風邪が流行っているのだろうか。

「はっくしょん!」

ブルブルブル

悪寒がしてふるえているのではなさそうだ。

「ちんちんがくしゃみすると、
 揺れちまうよな」

どうやら先生の町では、
ちんちんの風邪が蔓延しているらしい。

北小岩 「わたくしたちも
 罹患しましたら、
 名医に診てもらわねばなりません」
小林 「あの女医やな」
北小岩 「とても厳格な方で
 いらっしゃいますので、
 美人にちんちんを
 診てもらえるなどという
 甘い考えでは
 落とし穴にはまりますね」
小林 「そやな」

どういうことだろう。
診察室をのぞいてみよう。
男がちんちんを名医に診察されている。

男A 「へっくしょん」
女医 「この飛沫には、
 ウイルスが入っているわね」
男A 「風邪でしょうか」
女医 「そうね。
 お薬出すから安静にしてなさい。
 次」
男B 「はくしょん」

びしゅ!

女医 「飛沫に、
 ウイルスと尿が
 混ざっているわね」
男B 「申し訳ございません。
 近頃、括約筋が
 ゆるくなってきたようで」
女医 「仕方ないわ。
 お大事にね」

しかし、次の患者の時・・・。

男C 「ふぇくしょん」

ぴゅっ!

女医 「今、ぴゅっ! って
 音しなかった?」
男C 「気のせいですよ」
女医 「確かにしたわよ」
男C 「聞き間違いですよ」
女医 「しらばっくれないでよ。
 顕微鏡持ってきて!」

飛沫をチェックする。

女医 「おたまじゃくしみたいなやつが
 うじゃうじゃしてる!
 ふざけた野郎だ。
 メス!」
男C 「わっ、
 悪気はなかったんです」
女医 「早くメス持ってきなさい!」
助手 「どうするおつもりですか。
 もしやおちんちんを・・・。
 それはあまりに危険です!」
女医 「うるさい!
 メス!」
助手 「はい・・・」

彼のイチモツは、
どうなってしまうのだろうか。
想像するだけでも、怖ろしいですね。

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2018-11-04-SUN

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