KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百弐拾弐・・・ガス

北小岩 「昼は猛暑でございますが、
 夕の戸外は涼しげでございますね」

すわ〜すわ〜

北小岩 「さすがにわたくしたちも、
 日が出ているタイミングでは
 お散歩できません」

すわ〜すわ〜すわ〜

小林 「これぐらいなら、
 長い距離を歩いても
 大丈夫そうやな」
北小岩 「あっ、先生」
小林 「夕涼みとしゃれこむか」
北小岩 「わたくしたちの
 特製うちわも
 持って行きましょう」
小林 「そやな」

特製うちわといっても、拾ったうちわに
拾ったエロ本のおっぱい部分を貼りつけ、
乳首のところを粘土で
膨らませただけのものである。

小林 「丘に登ってみるか」

先生の町のはずれには丘があり、
遠くが見渡せる。
丘のてっぺんに到着し。

小林 「あそこに
 ガスタンクが見えるやろ」
北小岩 「はい。
 ガスの世界では
 ガスホルダーと
 呼ぶらしいですね」
小林 「子どもの頃、
 あの球体が不思議でな。
 そばまでいきたいと
 思ったんやが、
 いけなくてな」
北小岩 「どうしてでございますか」
小林 「ふんどし愚連隊が出る
 という噂やった」
北小岩 「もうそんな方々は
 いらっしゃらないと思います。
 いってみましょう」

二人がガスタンクのそばに来ると。

小林 「むっ!」
北小岩 「大勢の方が
 タンクから出た管を
 お尻にさしております」

ぷ〜 ぷ〜 ぷ〜 ぷ〜

小林 「屁を中に入れとるな」
北小岩 「あそこに係の方が
 いらっしゃいます。
 うかがってみましょう。
 お忙しいところ、
 大変申し訳ございません」
係員 「俺は忙しくないよ。
 腹壊しているから
 参加できないんだ」
北小岩 「どういうことで
 ございますか」
係員 「屁を入れる時、
 もらして実まで入ったら
 やばいだろ」
北小岩 「確かにそうでございますが、
 あなた様の町では
 おならをためて
 ガスとして
 利用しているのですが」
係員 「そうだよ。
 100年前から
 そうしてるんだよ」
北小岩 「タンクの中でおならは
 どうなっているのですか」
係員 「冷却して、
 液化天然屁にして
 保存しているんだよ」
北小岩 「・・・」

100年前から続いているということですが、
はたして進んでいるのか、遅れているのか。
よくわかりませんね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2018-08-05-SUN

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