小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。 そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、 深く味わい尽くしていく。 それがこの項の主な趣向である。 其の七百弐拾・・・操作 ギラギラギラ 北小岩 「夏になると 　太陽がギラつきます。 　どうしてなのでしょうか」 小林 「そんなこともわからんのか」 北小岩 「存じません」 小林 「性欲が強くなるからや」 北小岩 「先生のでございますか」 小林 「俺のやない。太陽のや」 北小岩 「そうなのですか」 小林 「当たり前や。 　実は夏、 　太陽は勃起しとるんやが、 　さすがに76億人に 　それをみられるのは恥ずかしいから、 　凝視できんほど 　ギラギラさせとるんや」 北小岩 「なるほど！」 小林 「まだ誰にもばれとらん」 北小岩 「知りませんでした」 知るも知らないも、 単に腐った間違いというだけの話である。 タッタッタッ 北小岩 「町一番の俊足が 　まいります」 ググッ 小林 「むっ、 　不自然に右に向きをかえたな」 ドーン 北小岩 「壁にぶつかりました」 小林 「もしや！！」 北小岩 「向こうから友人の 　屁漏臭資（へもれくさし）さんが 　やってまいりました」 屁漏 「やあ、北小岩くん」 ググッ ドーン　ぷ〜 北小岩 「不自然に曲がって、 　電信柱にぶつかりました」 小林 「間違いないな。 　町はずれに男を 　目の敵にしている 　女発明家がおるだろ」 北小岩 「はい。 　あの方がどうされたのですが」 小林 「ついにリモコンを 　完成させてしまったんや」 北小岩 「もしや！ 　男性のおちんちんの 　向きをかえるリモコンでは 　ないですか」 小林 「そや。 　レバーの向きで 　ちんちんの傾きをかえられるんや。 　ふだんちんちんが左寄りのヤツが 　右にかえられたら 　バランスを崩して 　右のものにぶつかってしまう。 　右寄りのヤツが 　左にかえられたら」 北小岩 「逆方向のものに 　ぶつかってしまいますね。 　怖ろしいことでございます」 先生の町のおちんちん多数は、 女発明家のリモコンに 操られることとなってしまった。

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2018-07-22-SUN

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