KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百七拾八・・・権利


先生〜〜〜〜〜〜〜

小林 「遠くで俺を呼ぶ声がする」

先生〜〜〜〜〜〜〜

小林 「俺を呼ぶとなると、
 小股の割れ上がった女に
 違いないな」

先生〜〜〜〜〜〜〜

小林 「そんなに俺のことを
 求めとるんか」

先生〜〜〜〜〜〜〜

小林 「むっ、
 近づいてくるこの声は」

先生〜〜〜〜〜〜〜

小林 「お前か・・・」
北小岩 「先生、大変でございます」
小林 「お前が大変といって
 大変だったことなど、
 ほとんどない」
北小岩 「今回は重いのです」
小林 「重い?
 どういうこっちゃ」
北小岩 「実は・・・」

時間を30分ほど巻き戻してみよう。
北小岩くんは旧友と再会していた。

北小岩 「お久しぶりですね」
旧友 「そうですね」
北小岩 「おちんちんの調子は
 いかがですか」
旧友 「おちんちん自体は
 悪くないんだけどね」
北小岩 「はい」
旧友 「相手がいないから、
 常に自分で慰めていてね」
北小岩 「自分のおちんちんですから、
 自由にする権利ぐらいは
 ございますよね」

「今、何て言った?」

北小岩 「はっ?あなたさまは」

「僕はおちんちんの権利に詳しい人だよ。
 今、何て言ったか言ってみなさい」

北小岩 「自分のおちんちんですから、
 勝手に慰めたり、
 時にぞんざいに扱ったり、
 自由にする権利はある
 という意味のことを言いました」
おちん
ちんの
権利に
詳しい
「君たちは
 何か勘違いしてるね」

北小岩 「どういうことでございますか」
おちん
ちんの
権利に
詳しい
「君たちが
 まったくモテないのは
 見ていればわかります。
 女性と
 そういうことになる機会は
 皆無でしょう。
 それで自分で
 慰めているわけだけど、
 ちんちんが自分のもので、
 好きにする権利があると
 思ったら
 大間違いだ!」
北小岩 「えっ?」
おちん
ちんの
権利に
詳しい
「君たちに
 自分のちんちんを
 弄ぶ権利などない。
 君たちはちんちんを
 自由にできないのだ。
 君たちがしていいのは、
 放尿の時に支えるまでだ!!」
北小岩 「そっ、
 そうだったので
 ございますか」
おちん
ちんの
権利に
詳しい
「当然だ!」


男は自分のちんちんを
自分で弄ぶ権利があると思っている。
なぜ、そう思い込んでいるのだろう。
おちんちんの権利に詳しい人がいうように、
自分のちんちんを弄ぶ権利など、
本当はないかもしれないのだ。

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2017-10-01-SUN

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