KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百七拾七・・・ヘアスタイル


ガヤガヤガヤガヤ

小林 「外が騒がしいな」
北小岩 「秋のお祭りは
 もう終わっておりますね」
小林 「ともかく出てみるか」
北小岩 「うわっ!」
小林 「なんや、この行列は!
 それも野郎ばかりや」
北小岩 「隣町から
 続いているようでございますね。
 どうしたことでございましょうか」
小林 「今は実りの秋やな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「実りという言葉から、
 何を連想する?」
北小岩 「わたくし、大きなおっぱいを
 想像いたしました」
小林 「お前も相変わらずスケベやな」
北小岩 「そうでございましょうか」
小林 「実りと聞けば、
 もっと他にあるんやないか」
北小岩 「先生のお考えは
 どのようなものですか」
小林 「俺が連想するのは、
 凄く大きくえげつないおっぱいや。
 きっと、この列の最前線では
 美女が凄く大きく
 えげつないおっぱいを
 見せているに違いない」

いい終わらぬうちに二人は全力疾走し、
最前列へ。

小林 「むっ、
 いつの間にか美容院ができとる」
北小岩 「お店から出てくる男を、
 男らが取り囲んでおります」

二人が強引に輪の中に入ると。

「俺、こんなにされちゃったよ!」

美容院から出てきた男が、
ズボンとパンツを同時に下げた。

北小岩 「陰毛が
 リーゼントになっております」
美容院
から出て
きた男
「美容師さんがえらい美人で、
 陰毛を整えてもらっている時、
 思わずイチモツが
 不良になりそうだったよ」

うれしそうに語るのである。

小林 「なるほど。
 そういうことか」

しばらくすると、また別の男が出てきた。
再び輪ができた。

二番目に
美容院
から出て
きた男
「俺はこんなにされちゃったよ」
北小岩 「陰毛が三つ編みに
 なっております」
二番目に
美容院
から出て
きた男
「イチモツが
 女子学生になったような気がして、
 思わず興奮しちゃったよ」
小林 「・・・」

先生の町もくだらないが、
先生の隣町もかなりくだらないようである。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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postman@1101.comに送ってください。

2015-10-25-SUN

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