KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百拾壱・・・夏の運動会

ギラギラ

小林 「どや、暑くないか」
北小岩 「大丈夫でございます」

太陽がギラギラと微笑んでいる最中、
二人はふんどし姿で、
風通しのいい縁側でゴロゴロしている。

小林 「ここは陽があたらんし、
 穴場といってもええな」
北小岩 「まったくでございます」
小林 「眠くなってきたな」
北小岩 「わたくしもでございます」

すやすやすや

眠りに落ちた二人であったが。

小林 「おい北小岩、
 なんか焦げ臭くないか?」
北小岩 「そうでございますか。
 うお〜、
 わたくしのふんどしが
 燃えております!」
小林 「漏らすんや!」
北小岩 「かしこまりました」

じょ〜 ぷしゅっ
北小岩 「お小水にて、
 鎮火いたしました」

数日前、師弟はエロ本の局部を
アップにして見ようと虫メガネを
台の上に立てた。
それが光を集めてしまい、着火したのである。

小林 「危ないとこやったな。
 そういや、
 今頃運動会をやってる時刻や」

北小岩 「賞金を
 いただけるかもしれませんね。
 行ってみましょうか」

弟子はふんどしが一部焦げてしまったため、
おいなりさんが見え隠れしているのだが、
それもいとわず先生と運動会場を目指した。

ミニ
スカート
から
パンティ
が見えて
いる女性
「暑い中、
 よくいらっしゃいました」
小林 「一等になると、
 何がもらえるんや?」
ミニ
スカート
から
パンティ
が見えて
いる女性
「私がはいているパンティを
 中に入れた大きな氷が
 もらえます。
 涼とエロ、
 両方お楽しみいただけます」
小林 「さっそくエントリーするわ」

集合場所に行くと、
選手たちは全裸になっている。
スタート直前に、一人に一本ずつ
巨大なイチモツ状の氷が配られた。

ミニ
スカート
から
パンティ
が見えて
いる女性
「それを股に挟んでください。
 ちんと玉を氷から離したら
 失格です。
 氷が完全に溶けるまで
 走り続けて、
 誰が一番距離を稼いだかで
 勝敗を決めます。
 ではスタート!」
小林 「う〜、玉の髄から冷え込むわ」
北小岩 「先生、ご無理なさらぬ方が」
小林 「パンティ入り氷が
 もらえるチャンスなど、
 めったにない。
 行けるとこまで行くわ」

参加しているスケベな男たちの想いは、
一緒だったであろう。
結局全員リタイヤとなり、
かなりの数の男が、
ちん及び玉が凍傷になってしまったことを、
ここに記しておきたい。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2014-07-20-SUN

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