KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百八・・・時を計る

小林 「近頃読書しとるか」
北小岩 「はい。
 先生の書棚にあるエロ本を、
 毎日熟読しております」
小林 「そうか。
 エロ本を読み続けることも大切や、
 だがたまにはエロ本を置き、
 知の巨人に触れることも重要やな」
北小岩 「先生のお知りあいに、
 真の哲学者が
 いらっしゃいましたね」
小林 「そやな」
北小岩 「刎頚の友とうかがっております」
小林 「ふんけいと言っても、字が違うな」
北小岩 「どういうことでしょうか」
小林 「若い頃二人で
 田舎道を歩いていた時に、
 突然彼の姿が消えたんや」
北小岩 「神隠しでございますか」
小林 「違うな。
 彼が消えた後、
 すぐに俺が消えた」
北小岩 「もしや」
小林 「そやな。
 二人とも、肥溜めに落ちたんや」
北小岩 「ということは」
小林 「ふんけいではなく、
 フン系の友やな」

相変わらずどうでもよい師弟の会話である。
当然、傾聴に値しない。

北小岩 「それはともかく、
 その方は先生とは違って苦学をし、
 哲学の世界に
 羽ばたかれていったのですね」
小林 「まあ、俺はマン学に
 走ってしまったからな。
 距離は69万里ぐらい
 離れてしまったが、
 ともかく行ってみるか」

二人は自分で指浣腸をし、それを動力に、
哲学者の家に向かった。

北小岩 「こんにちは。
 わたくし、エロ本を超越した
 真の哲学を学びたいと思いまして」
真の
哲学者
「哲学がエロ本を超えているかは
 微妙なところだが、
 まあいいだろう。
 唯一言えること、それは
 『己自身で時を計れ!』
 ということだな」
北小岩 「己自身で時を計れ!・・・。
 あまりに奥の深い言葉で
 ございます」
小林 「さすがやな」
北小岩 「ところで、
 具体的に言いますと、
 どのように
 計るのでございますか」
真の
哲学者
「私は哲学者であるとともに、
 発明家でもある。
 こちらへどうぞ」

北小岩くんが奥の部屋に入ると、
パンティが見えるほど短い
ミニスカートの女性がベッドの前にいた。

真の
哲学者
「彼女は哲学とエロの融合を
 追及しているんだよ」

パンティが見えるほど
短いミニスカートの女性が、
北小岩くんを手招きした。

パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性
「このベッドに寝てください」
小林 「北小岩、
 君は下がってなさい。
 私がベッドに寝て、
 あなたのお相手をしましょう」

先生がベッドに横になると、
手かせと足かせが装着され、パンツを脱がされた。

パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性
「では、己自身で時を計れ!
 を実行します」

円の形をした妙な器具に、
先生のちんちんをはめこむ。

チッチッチッ

ちんちんが時計の針のように回転する。

チッチッチッチッチッチッ
チッチッチッチッチッチッ

パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性
「変だわ。壊れちゃったみたい」

その時なぜかベッドに、蛇が現れた。
先生のイチモツはまるで
生き物のように回転している。

パンティ
が見える
ほど短い
ミニ
スカートの
女性
「毒蛇よ!逃げましょう!!」

毒蛇はイチモツを、
もだえ苦しむ小さな蛙か何かと
勘違いしたようで、
飛びつくタイミングを計っている。
先生のイチモツはどうなってしまうのか。
本来なら次号に続くところであるが、
先生のイチモツなど飲み込まれても
いっこうに構わないので、続きはありません。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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postman@1101.comに送ってください。

2014-06-29-SUN

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