もくじ
第1回靴がないと、歩けない。 2017-04-18-Tue
第2回足取り軽く、どこへでも。 2017-04-18-Tue

三重県生まれ。新卒で大手電気メーカーに入社するが、編集の仕事に挑戦したいと上京。出版社にて編集、Web制作会社にて編集・Web制作ディレクターを経て、2016年からフリーランス。
Web制作半分・メディア半分。カメラと旅行とお酒が好き。

靴は、新しい世界に連れて行ってくれる

靴は、新しい世界に連れて行ってくれる

担当・八木あゆみ

第2回 足取り軽く、どこへでも。

登山靴やスポーツシューズによって、
今までいけなかったところへ行けるようになったり
新記録樹立の立役者になったり。
靴は今まで知らなかった、新しい景色を見せてくれます。
北アルプスの涸沢カールや石川の白山の壮観ぷりったら!
今年は北八ヶ岳の縦走を心待ちにして、
ルートを考えてわくわくする日々。

ヒールを履くと、目線が上がるし何より背筋がしゃんとする。
足が綺麗に見えるし、女性ならではのおしゃれの起点。

スニーカーを履くと、駅までの道のりも小走りに。
革靴を履くと、ぴしっとした緊張感が生まれる。

おしゃれは足元から、なんて言いますが、
「今日はあの靴を履きたいから」と、
靴からコーディネイトをすることも多々あるのではないでしょうか。

今日はちょっといいレストランに行くから。
今日は大事なプレゼンがあるから。
今日は取材で走り回るから。

靴は、毎日の行動を支えてくれていると思いませんか?

靴が新しい世界に連れて行ってくれた話がもう一つ。
多趣味のわたし、多分に漏れずカメラも大好きで(またか!)
仕事でもちょこちょこと撮影する機会がありました。
とはいえ、Web上での取材記事の話です。

ファッション誌に関わっていたときもありましたが、
その時は編集アシスタントとしての自分に
いっぱいいっぱいすぎたこともあって、
ため息が出るような一瞬を切り取る
フォトグラファー(しかも巨匠たちだらけ)の皆さんは
わたしとは完全に別世界の住人。
自分が撮るだなんて、考えもしていませんでした。

そんなわたしが今、
シューズブランドのシーズンフォトを撮っています。

大学時代からの友人が働いているのをきっかけに
声をかけてもらい、ロケで外国人モデルを撮影するという
ありがたい機会をもらっています。

5年ほど前にそのブランドの、
カタログのキャプション執筆を手伝っていましたが
私の写真がどかんと載る日が来るとは。
靴がわたしに新しい景色を見せてくれた話でした。

‥‥という話をしていたら、
玄関に並ぶ靴がより一層大事に思えてくる。
引っ越しもあるから断捨離しようと思っていたのに、
ミニマリストな玄関への道のりは、まだまだ遠そうです。