ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<朝の「落し物」事件。>

ゴールデンってますかぁ〜〜〜?
G.W.ニコルさんもごきげんの
2015年のゴールデンウィークにちわっす!

ゴールデンウィーク前の、ある朝のできごと。
家から駅に行くときに必ず使う、道があったとさ。
帰りはまた別の道なんだけどね。
前に、アートディレクターの井上嗣也さんが
「おれは毎日ちがう道を歩くんだよ。
 そうするとね、色んなものが見えるでしょ。いいんだよ」
と言っていたのを聞いてから、
「いつでも最短距離で」という効率重視の考え方で
歩いていた自分を恥じて、
できるだけ、そうするようにしてるのです。
でも、行きはどうしても、最短を選んじゃうので、
毎日同じ道を歩いていたのよ。そう、その日までは・・・。

その日、わたしはいつもの道を歩いて駅へ向かっていた。
目的地は、会社。
会社へ行くために、駅へ向かっていた。
駅に行くそのルートは、途中で線路沿いを歩く。
線路沿いを歩くと、電車の音が聞こえるから、
「お、一本いったな」「これは反対の電車だな」
とか歩く速度も、それによってアップさせたり、
ダウンさせたりできる。
線路沿いは、そういう意味で都合がいい。

駅の手前には、鳩の電柱がある。
何匹もの鳩が、電線で羽を休めながら、
「ホッホーホホッ」言っている。
引越してすぐに、そこが鳩の電柱ということに気づいた。
電線と平行に、地面が「落し物」だらけだったから。
ということは・・・
いつの日か、「落し物」を
キャッチしてしまうことがあるかもしれないから、
あまり通らない方がいいんだろうな。
そう思いながら、様子を見ていたんだけれど、
この町の住人は、ふつーーーーに、歩いている。
そこだけちょっと早歩きになるとか、道の端に寄るとか、
そういういことはしない。ふっつーに通る。
ということは・・・
ここの鳩は、ひとが通るときには落とさず、
ひとがいなくなったのを見計らって落とす、
礼儀正しい鳩たちなんじゃないだろうか。そう思った。
そう思って、その道を通ることにして、
毎日通った。
毎日通っても、無事。
やっぱり礼儀正しい鳩なのね。ほっ。

しかし、事件は起こった。
これを読んでいる、ほとんどの方が
想像しているような事が起こった。

「ピチッ」と音がしたその0.3秒後くらいに、
半袖で歩いていたわたしの右腕に、「ピチッ」。
その日は4月だというのに、夏のような暑さで。
半袖だったわたしの肌に、直接「ピチッ」。
はいはい、きたよーこれ。きたきた。
人生で3度目のこれだよー。
小学生の時、高校生の時、そして、なうよー。
過去の経験から、やられると、被害は一箇所ではない。
ありがちなのが、頭とか、背中についていることがある。
うん、冷静になろう。落ち着こう。
駅前にある、証明写真のブースの外の鏡で、
頭や肩をチェック。
よし、なし。
じゃあ、腕の「落し物」を拭こう。
ティッシュは背中のリュックに入っている。
ティッシュをとるには、リュックを肩からおろさないと。
肩からおろすには、腕を通さないと。
腕を通すときに、腕の「落し物」が
リュックにつかないように細心の注意が必要だ。
そぉ〜っと、そぉ〜〜っと、肩のストラップをはずす。

証明写真のブースに入り、イスにリュックを置き、
右腕がどこにも触れないように、
ティッシュを取り出す。
思ったよりもスムーズにいったけれど、
けっこうな難関であった。
無事に、腕を拭き、腕以外には無事で、解決!

ふぅ〜っ、地味な大事件だった〜。
それ以来、その道は通らないようにしている、わたしです。
みなさんも、「落し物」にはお気をつけあそばせ!

ゴールデンウィークのお2匹さんはというと・・・

めっちゃゴール。



めっちゃデン。



超ウィ。



超ウルトラスーパーミラクルーーーク!



きみたち、おもしろいね。
同じような毎日だけど、たのしませてくれてありがとう。

さ、引き続き、エンジョイ your ゴールデンウィーク!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
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2015-05-04-MON
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