ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<まだまだな「セミすくい」と、
 猫本2冊。>

セプテンにちわーーーっす!
9月でござーます。
先日、ふらっと立ち寄ったお店にて、
セミが入ってきて、店内を
ブンブンブンブンーーーーーーー!
お店のひとは、虫とり網をかまえて、遠くで待機。
(なぜ洋服屋さんに虫とり網があるの?)
ものすごいこわがっている様子の店員さん。

あーもう、うずうずする。ガマンできない!

「あの、わたし、得意なんで、捕まえましょうか?」
言った!かんぺきへんなひとや!
どうだ、どうだ?やらせてもらえるか?
「(ニッコリ笑って)だいじょうぶです、
 ありがとうございます」

くやしーーーーー!やってやりたかったぜーー。
「セミすくい」として、まだまだな俺を痛感したぜ。
そんな俺は、先週は3セミ、役目を終えたのを道でひろい、
植え込みにそっと置いてやったぜ。
最近じゃあ「セミすくい」から発展して、
ゲンゴロウじゃないだろうけど、ああいう感じの、
硬い大きめのやつとか、
バッタとか、カマドウマみたいなやつとか、
いろいろやってます。
いままではふつうにやってたけど、
意識したのは今年が初めて。
意識しながら「すくい」をやりだすと、
不思議なことに、どんどんと、
すくわれようとしてるやつが、
目の前に現れちゃうんだよね。
確実に例年よりも多いもの。
ミグノンさんも、
ふつうのひとと比べものにならないくらい、
猫やら、動物たちが、すくわれに現れてるものね。
不思議じゃのう。

ご存知かもしれませんが、
あたしゃさ、もともとは犬派でしたよ。
犬は飼ったことがあって、
猫はあんまり触れ合ったことがなくて。
唯一、一番触れ合った猫で、
ものすごい猫アレルギーを発症して以来、
猫を敬遠して生きてきました。
でも、好きだから、街で見かけた猫の写真を撮ったりね。
いつもしていたよ。
そして、去年から、どういう風の吹き回し?
って自分でも聞きたくなるような、
なんか「おぼしめし」だったんじゃないか、
って思うくらいの流れで、すっかり猫好き。
もともとは、犬派でした。
猫派とは言いません。
けど、けど、猫のこと・・・すっげぇ好き!(告白風)
こんなにおもしろいって思わなかったよ。
とにかく、こびないよ。
けど、ちゃんと通じるんだよヤツらに。
「わ、通じた!」と、手にとるようにわかった瞬間の
よろこびったら、もう!
それはまた今度じっくりと、言わせていただくとして。

猫は猫の良さがあって、
それを知った上で、このマンガ2冊を読むと、
もう、大笑いあり、大涙ありの、大忙し!
もちろん、知った上じゃなくても、
じゅうぶんたのしめるんだけど、
特に知ったひとには、ぜひ読んでほしいのです。
まず一冊目は、
ついこの間の「マンガでドミノ!」で紹介された
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』

中高生のときに
みんなで回し読みさせていただいていた、
ホラーマンガ家の伊藤潤二先生が、
受け身に猫との生活をスタートさせて、
だんだん虜になっていく様子が、
ホラーな感じで描かれていて、おもしろい!
ホラーマンガって、ありえないギャグみたいなことが
おどろおどろしく描かれてて、
それが不気味でこわくておもしろいじゃない。
そこに思春期のみんなで夢中になったんだけど、
これを読んで、
「やっぱりこのひとは、ギャグのひとだったのか!」
と思いましたわ。
あっという間に読めちゃうから、もっと読みたくて、
続巻を熱望!!!と、ここで言ってみる。
さらに、登場人物の「よん」が、
ちょっと牛に似てるところも、親近感で、
なおさら笑っちゃった。

あと、これと引き換えに「妖怪猫吸い」が貸してくれたのが
松本零士先生の『トラジマのミーめ』
これを借りた帰り道に電車の中で読み始めたら、
涙が止まらなくて、即メールしたら
「人前で読んじゃダメって言うの忘れた!」
という返事。
おいおい、先に言ってくれよー!
言われてもガマンできなくて、読んでただろうけど。
ひとりでこんなに泣いちゃって、
あたしゃどうしたらいいんじゃい。
さらに、読みふけりすぎて4駅ほど乗り過ごし・・・。
台なし!
野良猫だったトラジマのミーくんと家族の短編が
いくつも入ってるんだけど、
ミーくんが、ただただかわいらしいのと、
1960年代から70年代に描かれていたもので、
現代では猫の状況がすこし変わってるから、
いま読むと「今そりゃいかん!」と思うところもありつつ。
なんだけど家族の愛情と、猫からの愛情、猫の気持ちが
もうたまらなくて、
猫同士の会話とか、付き合い方とかも、いちいち!
さらになんと、全部が泣けるような悲しいお話・・・。
だから、学ばされることが多くてさ。
連載は「りぼん」とかの少女マンガ雑誌に
載っていたものだったみたい。いい教育になるよこりゃ。
小学校の図書室に置いてほしいくらい。
ぜひ、置いてください!と、ここで言ってみる。

すっかり猫づいちゃって、すんまへんっ。
なぜか最近、
「猫、いいよー」
といろんなひとに、猫をすすめている俺です。
そんな俺から、今週の牛海苔通信を送りするぜ。

あらっ、そんなかわいい顔して、
どうしたの牛!



あんまりかわいいから、近づいちゃうぞ〜〜。
「やめてっ!」



拒否る牛もまた、うるわしゅう。

海苔のほうはというと、
コインランドリーに行こうと、荷造りをしていると、
海苔がいない。
ハッ!・・・まさか!



ずいぶんうれしそうじゃねえか!
しょうがにゃい、このまま乾燥機に入れちゃうぞぉぉぉー?

「やめて・・・」



さ、今週も、ハリとキリギリス、略してハリキリ、
がんばっていきましょうぃ!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2011-09-05-MON
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