ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<預かりボランティアライフ。(前編)>

テレビでムバラク大統領のニュースをやっていて
「大統領は、痔に追い込まれたのです」
と聞こえてしまった。
毎度、失礼いたします。ゆーないとです。

土曜日の『ペットマッサージのお教室。』コンテンツ、
たんのしかった〜。
アーカイブで残ってるので、
いつでも観られますぞよ。お家に犬猫がいる方は
ぜひ観て、やってみてくださせえ。
今回先生をしてくださったミグノン・友森さん
もともとは、美雨ちゃんが知り合って、
毎週、犬たちのお散歩お手伝いしていることから、
わたしも興味を持って、連れてってもらって
お知り合いになったのさ。
で、前にここでもレポートした、
「青山の子猫」のことをまず相談して、
一緒に捕獲から里親探しまでやってもらって、
すっかり仲良くさせてもらっていたですよ。

青山の子猫は、その後、全員里親が決まったんだけど、
一番凶暴になっていた1匹だけが、
里親さんから出戻りになってしまって、
ミグノンのお店には犬がいて、なおさらおびえてしまう。
という環境だったために、里親が見つかるまでのあいだ、
うちで預かることになったの。
ずっとおびえていて、シャーシャーいってて、
この子にとっての「しあわせ」ってなんだろう?
と考えて、外で暮らしたほうがいいのかな、とか、
色々考えながら、毎日お世話をしながら、
「この子はひとに慣れるはず」と信じて、
根気づよく向き合って、友だちに
「いまはちょっと凶暴だけど、かわいい猫がいるよ」
とメールしまくって、新しい里親を探してさ。
あまりにシャーシャーと言うから
「シャーちゃん」と名付けていたんだけど、
ある日を境に、いきなり甘えん坊になっちゃって!
ぜんぜんシャーじゃなくなっちゃって。



ふざけたメガネでもうしわけない。
「やっと心が通じた!道のりつらかった!」
となってすぐに、友だちが飼ってくれることになり、
飼ってもらえるうれしさ半分、
せっかく心が通じたのにお別れ。でさみしさ半分。
でも、幸せにしてもらうんだよ!
と、無事に一件落着。

だったところに、ミグノンに猫のニューフェイスが来た。
「ゆーなちゃん、預かりボランティア、やる?」
え!一件落着して、まだ全然時間がたってないけど・・・
預かりボランティアというのは、
動物愛護センター(いわゆる保健所)に収容された子を
ミグノンでは定期的に引き取っているんだけど、
お店のスペースも人手も限られているために、
里親が見つかるまでのあいだ、預かる。という役割。
預かりボランティアが預かってくれれば、
その分、1匹でも多く助けられる。
という仕組みになっているのです。

しかも新入りは、スコティッシュフォールドという種類。
耳の折れてるやつ。
実は憧れで、「いつか飼う!」と心に決めていたし、
少しでも活動の役に立ちたい。
と思っていたから、思いきって、やってみることに。
でも、「この子なんだけど」と送られてきた
写真が、コレ。



・・・こ、これは、猫?
スコティッシュって、こんなんだっけ?
「しかも、すごいダミ声で、へんな子だよ」
ええ!ダミ声・・・ちょっと他人とは思えない。
(ちなみにわたしの美声は、ハスキーボイス)
ちょっとドキドキしながら、引き取ってみると。
たしかに、へんな声で、
「うえぇ〜〜うえぇ〜〜〜〜」と鳴いてらっしゃる。
だいじょうぶかなぁ。
そこから、わたしの預かりボランティア生活が
始まったわけですよ。
それが去年の12月のあたま。

おもしろい子がやって来たなぁ〜。
センターでは「ドラちゃん」と呼ばれていたようだけど、
おまえの名前は「へんちゃん」だ。
なぜなら、いろいろ「へん」だからだ。
へんちゃん、よろしくな。



挨拶をしてすぐに、体臭に気付く。
あれれ?とてつもなく、くさい!
体もちょっとペタペタしてる。
こ、これでは、愛せないかもしれない。
ということで、次の日、すぐにミグノンで
きれいにしてもらうことに。

きれいになって、すっかりごきげん。
そこからのへんちゃんとの生活は、
もう毎日が大笑い。
とにかく存在がおもしろいし、愛らしい!
ツイッターで
「こんなのが来たよ〜里親募集中だよ〜誰か〜!」
と写真をつけてアップしたら、すぐにとある友人が
「ひと目惚れした!」という反応。

ひと目惚れさせた写真がこちら。



彼は猫じゃない。きっと。別の生き物だ。
友人はその日から毎日、
へんちゃんのことを考えてしまうらしい。
「じゃあ、見に来て!」
と誘って、フットワーク軽く、すぐに見に来た。
「猫って興味もなかったんだけど、
 へんちゃん・・・飼いたいな」
という友人。
たくさん写真を撮って帰って、そこからは
自分の撮った写真と、わたしがメールで送る写真を
毎日眺めているという。
そこでわたしもプッシュ!
すると、
「飼う!んだけど、いまの家はペットが不可の物件なんだ」
ミグノンの規約で、ペット不可物件に住んでるひとには、
もちろん譲渡出来ない・・・。
のちのちトラブルになったりしたら困るし、
実際に、動物愛護センターに
連れてこられる動物たちの中には
「ペット不可物件だったのに飼って、大家さんにバレて
 やむをえず飼えなくなってしまった」
というケースも、少なくないそう。
友人はちょっと悩んで、
「引っ越すことにするよ。
 へんちゃんと一緒に暮らせるならば」
なんということ!
友森さんに相談して、
家が決まるまでは、わたしが預かることに。
毎日一緒にいると、どんどん似てくる(と言われている)
へんちゃんと、俺。



はじめからわりと堂々のびのびしてたけど、
日に日に、どんどんリラックスしてくる。







おまえーーーかわいすぎるよーーーーーー!
一般的には美猫というわけではないけど、
通好みな、おもしろへんちゃんは、
わたしの周りでも人気者になっちゃいました。
みんなが会いに来て、
もちろん「猫や犬を吸う女」として有名なこのひとも、
Skypeでビデオチャットしたり、
足しげく通ってきました。



どうか、盗まないでください。
(彼も目が据わって、嫌がってますんで)

犬しか飼ったことがないんだけど、
実は、けっこう猫好きだった自分。
知らず知らずのうちに。
洋服とか小物とか、主にはファッション方面で
猫のものを見つけると
買ってしまうようになって数年。
いつの間にかけっこう集まりました。



猫コレクション、ごく一部。
バッグと、Tシャツとか、タイツとか。
気付かぬうちに、猫に惹かれていったのよねぇ。
うほほ。

長くなっちゃったので、猫話は、また来週に続きます。
また、にゃん週(来週)〜〜〜!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2011-02-21-MON
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