ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<桜と、切り傷と、すごく大きい花。>

桜、散った〜〜〜。
散った桜の花びらというものは、
桜の絨毯と言ってもいいくらいに、
ふっかふかに、地面に落ちていますが、
あれって、みんなが大事にしてるような気がするのよね。
道路に落ちている花びらって、
不自然に、かたまりになってる気がしませんか?
ウフッフー♪
主には住宅街の道路なんだけど、
道の脇を見ると、いくつかの山盛りになった花びらが、
そこに存在しているのよ。
そういう山を、よく見かけません???
あれって、まさか自然現象じゃあ、ないよね?
誰かさんが、集めたものよね?
書き始めて、ちょっと不安になっちゃった。
ま、ここでは誰かさんが集めた。ということで、
話を進めさせていただきやすけどさ。
ほうきで集めたんだったら、そのまま
ちりとりで取って、捨てちゃえばいいのにさ。
山にして残してたら、
風が吹いて散らかるかもしれないのに。
それでも、山にして置いておく。
その心は。
はかないけれど、春の訪れを教えてくれた
桜への、感謝の気持ちと、愛情なのかしら。
いいね、その、もののあはれ。
なんて思いながら、路地を歩いていましたよ。

いや〜、先週は右手だけで六か所も、
紙で切った!
回数としては3回なんだけど、
2回目では、一気に四カ所、漢字の「三」に
一本足した4本の記号の形に、
傷が出来たんだよ。すごくない???
しかも、上から、順番に長くなってるのよ。
こんなふうに。

いや〜、おったまげた。乾燥してるんだねぇ。
わたしはわりと、
紙で手を切りやすいタイプの人間なんだけど、
これは、記録更新したわ。完璧。
でも、うれしいもんじゃないです。

さて、先日、『非婚同盟』も無事終わったチー坊と
ご飯を食べたあと、
おしゃべりしながら歩いているときに、
閉店後の花屋さんの前を通りまして。
ウィンドウには、すごい大きなお花が!
「あ〜、最近はこんな大きいお花があるんだー。
 初めて見たなぁ」
と思ってたら、チー坊も同じ花を見ていたらしく、
「この花さー、1本2000円なんだけど、
 前からちょっと欲しいと思っててさー。
 どう思う?」
と、聞いてきたのよ。
「あー、すごいね、コレが部屋にあったら。
 でも、なくなっちゃうと思うと、ちょっとねぇ」
「え?何??」
「だって、いつかは、
 枯れてなくなっちゃうわけじゃん」
「は!?何言ってんの?」
「なんで?捨てるでしょ、枯れたら」
「バカ!よく見てよ。偽物だよ!!!」
「ちがうよー、本物でしょ?
 ・・・あ、あ?え、あ。偽物じゃんっ!」
「そうだよ、こんな大きいの、あったらすごいよ!」
そうだよ。だから、すごいな思ってたのよ。
びっくりしたなぁ〜。
偽物かいっ!
よく見たら、その花屋さんは、すべて偽物!
すっかり、だまされちゃったよ。まぬけだなぁ。俺。
せっかくなので、その花の大きさがわかるように、
写真を撮ろう。ということになって、
撮る。
大きさを証明するためには、
人と写らなきゃならないから、花の横に、立つ。
パシャリ。

暗い!もう一回撮って!

だめ、だめ、もう、一回!

なんか、変。もう一回撮ってよー!


ブレとるやんけ!もう、一回!


顔切れてるじゃん!いじめ?はい、もう一回。


なんでちょっと、
アングルこだわり始めちゃってんのよー。
ちゃんと、わかりやすく撮ってよ!
はい、やり直し。
あ、じゃあ、膝立ちすればいいんじゃない?

ゼーゼー。
はぁ・・・もう、いっか。これで。

かれこれ10分くらい、あーでもない、こーでもない。
暗闇の中で、写真撮り合いまくり。
しかも、チー坊は風邪ひいてるし、ハチャメチャ。


もう、何が正解なんだか、
わかんなくなってきちゃったよ。
とにかく、偽物の花が、
顔より大きかったっていうことですわ。
こうやってわたしたちは、2歳から
今までやってきてるわけでして・・・。
ま、こんなことでも、たのしめちゃう自分たちを、
誇らしくも思いつつ、バカらしいとも思いつつ。
花粉もだいぶ、減ってきたっぽいし、
今週も、やったるでぇ〜〜〜〜いいっ!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2009-04-13-MON
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